HTMLサイトをWordPressサイトに換えた私の方法

こんにちは。熊の実です。

私は今でもDreamweaver CS5を使ってお手製HTMLサイトを更新しています。FTPツールとしても使っています。最近、TCDのWordpressテーマを購入したので、いくつかあるHTMLサイトのうちの1つをWordpressに置き換えてみました。ただし、30個ぐらいあった記事はもう1回コピペで貼り付けて、最終的に28個でやめましたが、その方法を私自身の備忘録も兼ねて記しておくことにしました。

なお、私自身はこれで何も支障はなかったですが、これが正しい方法なのかはよくわかりませんので、もし、同じ方法を試される場合は、くれぐれも自己責任でお願いします。あるいは、「そんなの当たり前だよ」という方法であった場合は、スルーしてください(私はそこまで詳しくありませんので)。記事数が少なかったからできた方法だと思います。

HTMLサイトのデータの削除と独自ドメインの解除

HTMLサイトをWordpressに移行する方法をネットで調べてみると、とても難しそうな方法が紹介されています。私はそれをやれる自信はありませんでした。

そこで、レンタルサーバのHTMLサイトをDreamweaver CS5を使って全部消しました(HTMLサイトの場合は元のファイルが手元にあるので、サーバ上のデータのバックアップは必要ないと思います)。独自ドメインの登録も解除しました。ドメインの登録の解除まではしなくても良かったと思いますが、私は、もうそのドメインも更新しなくていいかなという気がしていて、サイトごとなくそうとその時は思ったのです。これで、1つのサイトが跡形もなくなりました。

でも、Googleのインデックスにはまだ残っていますので、検索すると出てきます。サイトを削除してもインデックスされている分はすぐには消されないので、この後の操作が完了した時点でも残っていて、結果的にはそれが良かったことになります。

次の日、新しく買ったTCDのWordpressテーマをサブディレクトリ型でなく、ドメイン直下に設置してみたくなりました。そこで、昨日削除したHTMLサイトをWordpressで立ち上げててようと思い立ちました。URLは変わらないようにするのが前提です。

ドメイン直下にWordpressを設定するために私が行った作業

私の契約しているレンタルサーバはロリポップのスタンダードプランです。ライトプランからアップグレードしてまだ1ヶ月経ちません。

もう一度独自ドメインの設定を行いました。公開(アップデート)フォルダを任意の半角文字列で指定します。
※私はマルチドメイン対応のサーバですでに8個の独自ドメインを使用しているので、今設定した独自ドメインは9個目になります。つまり、すでに公開(アップデート)フォルダが8-1=7個存在しています。すると、最初に設定した1つのサイトは他のサイトより1つ上の階層にあることになるので、他の7個のサイトはそこに7個のフォルダがあって、そこに入っています。もしここで公開(アップデート)フォルダを空欄にしたまま9個目のドメイン設定をしてしまうと、このレンタルサーバで最初に設定した独自ドメインの直下(言い換えると7個のフォルダがある階層)にこれからインストールするWordpressのデータ類一切合切がばらまかれることになるでしょうから、ぐちゃぐちゃになってしまうでしょう。なので、公開(アップデート)フォルダを決定して入力することを絶対に忘れないようにしてください。

公開(アップロード)フォルダ

次にWordpressの簡易インストールを行いました。

独自ドメインの下層のディレクトリは指定しません。

下層フォルダ

こうすることにより、上で指定した公開(アップデート)フォルダ内にWordpressがドメイン直下として設置されます。もし、ここで下層のディレクトリを指定すると、公開(アップデート)フォルダ内にさらにフォルダが生成して、そこにWordpressの一切合切が入ってしまいます。すると、その分、URLが長くなってしまいます。

1つのデータベース内には複数設置しない方がいいので、上のスクリーンショットの中の「利用データベース」は「新規自動作成」にしました。これによって、これまで使っていないデータベースが使われました。

あとは、サイトのタイトルや、ユーザー名、パスワード、メールアドレスなどを指示に従って記入していきます。最後の検索エンジンによるサイトのインデックスを許可する」のところは、チェックを外していても、あとでWordpressの「ダッシュボード>設定>表示設定」でチェックを入れることができます。

最後に「入力内容確認」を押します。するとここで確認画面が出ます。

入力内容確認

パスワードなどは控えておいた方が無難です。(私の場合はコピペでMacのメモに保存したり、ノートに書いておいたり、Wordファイルにコピペしたりしています。)

「インストール先のディレクトリに同じ名前のファイルがある場合は上書きされます」のところの「承諾する」にチェックを入れて「インストール」を押しました。

これでWordpress簡易インストールができました。

WordPressの記事の投稿作業

まず、Wordpressのダッシュボード内の

設定 > パーマリンク設定

と進み、下記の画面のように入力します。つまり、カスタム構造のところの最後に/%postname%.htmlと入力します。通常のカスタム構造の最後に「.html」を付けた形です。ただし、固定ページには.htmlはつかないので、どうしても表示させたいならプラグインを使えばできるようです。私はそこまでは必要ないと思っています。なぜならば、.htmlが付いているURLからでもちゃんとアクセスできるからです。単純に表示上の問題です。

カスタム構造

そして、HTMLファイルの内容をWordpressの新規投稿画面に基本的にコピー/ペーストの作業をしていきます。コピペだけでなく、必要に応じて文章を追加したり削除したりすることは当然あります。忘れないようにしたいのは、記事作成画面の上の方のパーマリンクのところにサイトタイトルと同じ日本語が入るので、そこの右端の「編集」ボタンを押して、元のHTMLファイルの半角英数字のファイル名と同じにしておくことです。コピペすれば無難です。この時、半角の大文字はすべて小文字に変換されてしまいますが、気にしなくていいです。ちゃんとアクセスできるようなので、case-sensitiveではないようです。

こうすることによって、今まで通りGoogleにインデックスされているURLでアクセスできます。つまり、GoogleやYahoo!の検索経由で今まで通り人がアクセスすることができます。

私は元のHTMLサイトの記事は30ぐらいあったのですが、Wordpressに新規追加して28記事でやめました。残りの記事は没にしました。

まとめ

以上が、私がHTMLサイトをWordpressに移行した手順です。記事が少なかったからできたことだと思います。私は記事が700以上あるHTMLサイトもありますが、この方法で移行するならば恐ろしく手間がかかることが容易に想像できます。なので、今のところWordpressに移行することは考えていません。やりだしたら何日かかるのでしょう。もしやるなら、すでにインデックスされている分からの検索経由の流入を捨てなければならないので、できるだけ早く済ませなければならないでしょう。

それでは、また。







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