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アップルキウイの栽培(5) ー 今年も果肉が赤いかどうか再現性の確認
2014年に収穫したアップルキウイは果実の中身が一部赤かったので、2015年のアップルキウイも赤いかどうか確認しました。その結果、うっすらと赤くなっていることが確認できました。これにより、再現性はあると判断します。ただ、台風15号でかなり木がダメージを受けたので、味も良くない感じです。来年、きちんと収穫できたら改めて確認したいと思います。
2015年9月19日
1個を割ってみたら、昨年同様、赤い部分が見られます。しかし、昨年のキウイより赤色がだいぶ薄いです。これは、台風により葉っぱがダメージを受けて、光合成が十分できなかったことと何らかの関係があると考えられます。
2015年9月19日
形がアップルっぽいキウイです。
2015年10月19日
ここにもアップルのようなキウイが見つかりました。
2016年9月23日
昨年の台風15号のダメージで今年は実が生っていませんが、よく見ると1個だけ生っていました。
2016年9月23日
台風15号の前よりも木が下がってしまっています。徐々に復活してきているので、2017年にはもっと実が生ってくれるでしょう。
2017年5月5日
ところが、予想に反して、2017年は花芽が1個もありませんでした。台風15号の与えたダメージは予想以上に大きかったようです。そのかわりというわけでもないでしょうが、根元から1メートルぐらいのところに新芽が出てきています。養分は新芽に行くようです。既存の枝は退化しているように見えます。
2017年5月5日
これが出て来るということは、既存の枝はあまり良い状態ではないのかもしれません。この新芽が伸びれば実が生ってくれるでしょう。
2017年6月4日
この1ヶ月で長く太くなっていました。
2017年6月4日
短期間でこれだけ伸びるとは、すごい生長速度です。(でも、結局、この芽は数ヶ月後には枯れていました。)
2017年11月4日
上の方に2個だけ生っていました。右端の1個は地面に落ちていました。よって、2017年は収穫ゼロだと思っていたアップルキウイが最低3個は生っていたようです。「最低」の意味は、もしかしたらもっと早くに落果したりして気づいていないものもあるかもしれないからです。でも、台風からの復活の兆しが見えたので、大きい3個です。来年に期待します。
2017年11月4日
地面に落ちていた1個は切ってみると傷んでいました。これは食べるのはやめて鉢の土の上に置きました。発芽すれば育ててみます。発芽してもたぶんオスでしょうけど。
2017年11月9日
残りの2個は収穫から6日後に少し軟らかくなっていました。包丁で半分に切ってみました。断面はいい感じです。
2017年11月9日
まとめ
2016年は2015年の台風15号の影響で、アップルキウイには花が1つも咲きません。枝もだいぶ枯れていました。木から滑り落ちて、下に下がってしまったためだと思われます。その証拠に、乳母付近の分岐点から新芽が出てきました。これが伸びた頃には実が生ってくれるでしょう。今度はできるだけ柿の木に絡ませるようにしたいと思います。このアップルキウイは果実の中が部分的に赤いので、最も楽しみにしています。2016年9月23日現在、アップルキウイは1個だけ生っていました。来年に期待します。
結局、2017年に実があまり生りそうにないのはこのアップルキウイとヘイワードで、香緑No.2と香緑No.3とゴールデンキングは花芽が付いているので実が生ってくれるのではないかと期待しています。
2017年6月4日にチェックした感じでは、2017年に実が確認できたのは香緑No.3とゴールデンキングだけでした。当初の予想では香緑No.2も大丈夫かと思っていたのですが、実の確認はできませんでした。どこかに1個ぐらいはあるかもしれませんが。
2017年11月4日にキウイの収穫を行いました。香緑とゴールデンキングは豊作でしたが、何と、アップルキウイが3個だけ生っていることが確認できました。たった3個とはいえ、大きい3個です。今年はゼロだと思っていたからです。3個のうち1個はすでに地面に落ちていました。残りの2個も軟らかめでした。アップルキウイの収穫時期は香緑やゴールデンキングよりも早いようです。アップルキウイの木は2年前の台風のダメージが大きかったのですが、復活の兆しが見えたので来年は期待できそうです。ちなみに2012年に植えたヘイワードはもう5年経ちますが、まだ生りません。
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