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間引きしたオクラの苗の挿し木としての再利用
根元から切ったオクラの苗をプランターの土に挿しておきました。いつまで経っても枯れなかったので掘り起こしてみたら根が出ていました。そこで、プランターに植え直して育てています。2本あったのが1本枯れてしまいましたが、1本はまだ生長しています。この方法は3〜4本で1ポットで売っている市販のオクラの苗から数本間引きした時に廃棄せずに再利用するのに有効です。
2017年7月26日

間引きしたオクラの茎1本をプランターの土に挿しました。もう1本、8月3日に土に挿しました。下の方は土に挿しやすいように鋭角に切りました。
2017年9月3日

土に挿して1ヶ月が経過しましたが、葉っぱは枯れていません。
2017年9月6日

2本の茎を鉢に移しました。
2017年9月6日

しかし、なぜまだ生きているか土の中を見たくなりました。慎重に土をのけてみました。その結果、根が出て来ているのがわかりました。
2017年9月6日

2本ともけっこう根が張っています。
2017年9月6日

2本の挿し木苗をプランターに移植しました。
2017年9月6日

西日が当たる場所です。
2017年9月28日

左側の1本が萎れていたので引き抜いてみました。根がありません。腐ってしまったようです。よって、右側の1本だけになりました。その1本も枯れてはいないものの、なかなか生長しません。もともと今ひとつな苗だったのでしかたありません。でも、どれも遜色ない苗から間引きした場合は、挿し木で育てることは有効だと思います。
2017年10月9日

葉っぱがすべて落ちてしまいました。
まとめと今後の予定
2本のうち1本は枯れてしまいましたが、大きい方の1本はまだ生きています。うまくやれば間引きしたオクラの苗木も挿し木で再利用できそうです。ただし、難点もあります。今回、間引きしたオクラの挿し木としての再利用が原理的に可能であることが示されましたが、そもそも間引きの対象になるということは、生育状況が悪いとか何らかの問題がある場合が多いと思います。どれも甲乙つけがたい苗の場合は挿し木もうまくいく可能性が高いですが、そうでない場合は枯れてしまうことも多いと思います。それでも間引き直後にすぐに捨ててしまうより、ダメ元でやってみるのが持続可能性の観点からもよいと思います。
結局、枯れてしまいましたが、挿し木が間引きした茎の有効利用になる可能性があることが示されたと思います。
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