トップページ > 果樹の栽培記録 > りんご > 彩香(さいか)
酸味があっていびつな形の彩香というりんごは懐かしい味
2016年10月12日に近所のスーパーから彩香(さいか)というりんごを買ってきました。かなりいびつな感じの個体を選んできたのですが、ほかの商品はわりと普通のりんごの形をしていました。翌日の13日に食べてみました。
2016年10月13日

形が悪いのを買ってきました。ほとんどはビートルズのレコードのレーベルのような普通のりんごの形でした(青りんごではありません)。
2016年10月13日

たまたまでしょうが、三日月金星のように葉っぱの蔭になっていたところが白なっています。きれいな赤色が際立ちます。
2016年10月13日

見る角度によってはかなり形が悪い個体でした。でも若干大きかったのでコスパは良かったと思います。
2016年10月13日

上から見た形。
2016年10月13日

萼窪(がくあ) (萼側のくぼみ)側から見た形。
2016年10月13日

逆さにしても普通の形に見えます。
2016年10月13日

割ってみたところ、断面の皮の部分が鮮やかできれいです。蜜は入っていませんでした。
2016年10月13日

このりんごの赤色はとても綺麗だと思います。それにしても右上の部分はかなり形が不自然です。
2016年10月13日

種は細長いです。
2016年10月13日

果実0.5個分に入っていた種。最低4個はあります。
2016年10月13日

グァバの種を蒔いているプランターに置きました。
2016年10月13日

白い柑橘系の種は酢橘(スダチ)の種です。ここには他のりんご(ときりんご、千秋、秋映え)の種も蒔く予定です。名前を書いたタグを挿しています。
まとめ
このりんごはたまたま形が極端に悪かったですが、色も鮮やかな赤色で、三日月金星のように葉っぱで隠れたところが白くなっていました。食べると桃を食べているような風味もかすかにしました。酸味もほどよくあって、子供の頃に運動会で親と食べたりんごのようなノスタルジックな気持ちにさせられるりんごです。私はこのりんごは好きです。「彩香」という名前も独特で気に入っています。でも、読みは「あやか」ではなく「さいか」です。「あやか」だったら人の名前ですね。「あかね」という品種に「王林」を交配してできたりんごで、無骨な形と酸味が特徴のようです。1977年頃といえば私が中学生の頃ですが、30年前とかはこんな味のりんごが多かったように思います。多かったかどうかはわかりませんが、私が食べていたりんごの味のイメージはこんな感じです。だからノスタルジーに浸ることができるのかもしれません。今のりんごはとても甘いのが多いですが、酸味があまりなかったりします。私は酸味のあるりんごが好きです。そういう意味では「彩香」はとても気に入っているりんごです。今出回っているうちに食べておこうと思います。
Tweet
