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酸味があまりなくて甘い千秋というりんごの播種

2016年10月12日に近所のスーパーから千秋(せんしゅう)というりんごを買ってきました。2日後の14日に食べてみました。そして、種をプランターに蒔きました。実生から栽培しても親と同じ実は生らないことが知られいます。でも、それでいいんです。せいぜい発芽を楽しむぐらいしかできません。九州南部ではりんごの栽培は無理とは言いませんがかなり難しいようです。近所で作っている梨農家さんはりんごも作っているようですが、プロですので。実際にうちの畑に趣味で植えたことがありますが、全部だめでした。消毒しなかったので、害虫がすごくて幹や枝がおがくずだらけになって、ズタズタに枯れました。気候も合わないような気がします。なので、先のことはあまり気にせずにベランダで発芽を楽しみます。

2016年10月14日

千秋
千秋りんご

赤くて形が良いのを買ってきました。ビートルズのレコードのレーベルのような良い形でした(青りんごではありませんが)。

2016年10月14日

千秋
千秋りんご

違う角度から見ると幅が若干狭まっています。少し楕円形になっています。

2016年10月14日

千秋
千秋りんご

萼窪(がくあ)がわは均一に赤くなっていました。ここまで赤いりんごは店で見かけるのはないとは言いませんがけっこう珍しいと思います。

2016年10月14日

千秋
千秋りんご

表面にワックスが滲み出ていて、ヌルヌルしています。

2016年10月14日

千秋
千秋りんご

割ってみたら大きさが不均一なのがわかります。ふじを交配してありますが、蜜は入っていませんでした。皮ごと食べました。皮が厚くなくて食べやすかったです。

2016年10月14日

千秋
千秋りんご

芯の部分。包丁で切れた種もありますが、無傷の種は発芽実験に使います。

2016年10月14日

千秋
千秋りんご

彩香りんごの種を蒔いたプランターに種を蒔きました。

2016年10月14日

千秋
千秋りんご

彩香りんごの種を蒔いた場所の反対側に千秋りんごの種を蒔きました。芯の部分から種は取り出さずに一緒に置きました。この方が水を遣った時に種が移動せずに済みます。

2016年10月14日

千秋
千秋りんご

発芽しているのに気付きました。2本ありました。

2016年10月14日

千秋
千秋りんご

これが2本目です。

まとめ

表面にワックスが滲み出していてヌルヌルしていました。かじった完食は、かりかりした感じで、ふじに近い感じです。「東光」という品種に「ふじ」を交配してさらに高接ぎしてできた品種です(台木はレッドゴールドという品種)。酸味も甘味も強いとのことですが、食べた個体は酸味はあまりありませんでした。個体差があるのでしょうか。前日食べた彩香が酸味があったからそう感じたわけでもないでしょうが・・・。

この千秋の種をプランターに蒔いてみました。発芽するのは来年2017年の春だと思います。気長に待ちます。







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