私の趣味

トップページ > 果樹の栽培記録 > アケビの栽培

アケビ(通草・木通)の栽培

Akebi, Akebia quinata, Akebiae Caulis.



栽培しやすさ ★★★☆☆
おすすめ度 ★★★★☆


家で作っている三つ葉アケビについてのページです。アケビはアケビ科、落葉つる性の植物で、本州以南が栽培に適しているといわれています。2003年に植えて、花も咲くようになったのですが、2012年5月に間違って草刈り機で根元から切断されてしまいました。現在は、再起をかけてひこばえが成長中です。果実が実るまでにはもうしばらくかかりそうです。今度こそ無事に育ってほしいものです。

アケビは、子供の頃は、近くの山に採りに行って食べていました。しかし、皮が苦いことと、割れてしまうと中に虫が入っていたりして食べられないことがあったりしたので(その時は虫がいなくても、その前には虫がいたかもしれないので、と思うと)、私はムベの方が好きでした。アケビの種のまわりに付いた果肉を口の中でモゴモゴしながらはずして食べるのですが、完璧に分けられるわけではないので、どうしても飲み込んでしまうのもあります。しかし、そのまま出て来るので、特に害はないように思います(自身の経験から)。いつかテレビで、山形ではアケビの皮を料理して食べていると言っていました。美味しそうでした。考えてみれば、スイカの皮を食べるのと似たようなものですね。人間の知恵、食べ物の有効利用です。



JapaneseAkebi
アケビ


JapaneseAkebi
アケビのツル
(2004年5月16日)


JapaneseAkebi
アケビの雌花です。左上と右下は雄花です。
(2009年3月21日)


JapaneseAkebi
アケビの雄花(中央)と雌花(左上)です
(2012年4月15日)



アケビの蔓の根元の草刈り機による切断
(2012年5月27日)



せっかく花が咲くまでに生長していたのに、草刈り機で切断されてしまいました。残念ですが、そこから蘖(ひこばえ)がまた出て来るでしょうから再出発です。



アケビの蔓の根元から新しい蔓の生長
(2012年5月27日)


JapaneseAkebi
アケビの蔓の根元から出てきた蘖(孫生え)
(2013年3月12日)



アケビの蔓の根元周辺からたくさん出てきた蘖(孫生え)
(2013年4月7日)



アケビの蔓の根元周辺からたくさん出てきた蘖(孫生え)の拡大写真
(2013年4月7日)



アケビの蔓の根元周辺からたくさん出てきた蘖(孫生え)の拡大写真
(2013年4月7日)



アケビの蔓の根元周辺からたくさん出てきた蘖(孫生え)の拡大写真
(2013年4月7日)


JapaneseAkebi
アケビの蔓の根元周辺からたくさん出てきた蘖(孫生え)の拡大写真
(2013年4月7日)



アケビの蔓の根元周辺からたくさん出てきた蘖(孫生え)の拡大写真
(2013年4月7日)



アケビの蔓の根元周辺からたくさん出てきた蘖(孫生え)の拡大写真
(2013年4月7日)



さらに生長していました。
(2013年5月4日)



さらに生長していました。
(2013年5月4日)



さらに生長していました。
(2013年5月4日)



さらに生長していました。
(2013年5月4日)


2014年4月5日(土)、ひこばえから生長して花が咲くまでになりました。花は黒っぽい紫色です。2012年4月に咲いて以来、2年ぶりです。根元から切断されてから早くも2年で花が咲きました。たぶん、根が張っているから生長が早いのでしょう。実が生ったことはないので、早く実を見てみたいものです。


JapaneseAkebi
ひこばえから出た蔓に花が咲いていました。根元を切断されてから2年です。中央は雌花で、奥は雌花です。
(2014年4月5日)


JapaneseAkebi
アケビの雌花(中央)と、雄花(奥)です。
(2014年4月5日)



アケビの雌花です。
花被(かひ)3枚に雌しべが3本あります。
(2014年4月6日)



この雌花(中央)には花被(かひ)がなぜか4枚あります。四ツ葉のクローバーのように、見つけた人に幸運が訪れるといいですが・・。
(2014年4月6日)


2014年5月3日(土)、実は生っていませんでした。しかし、葉っぱは大きくなってきました。実が生るにはもうしばらくかかるのか、それとも授粉の問題か、もうしばらく様子をみないとわからないかもしれません。


JapaneseAkebi
アケビの実は残念ながら生っていませんでした。しかし、葉っぱは立派に大きくなってきました。来年に期待です。(2014年5月3日)



山芋のツルに巻き付いていたアケビのツル。上限で切り落としました。山芋のツルから液体が染み出てきています。
(2015年5月4日)



ツルが上の方まで伸びすぎて、ムベのツルと絡まって繁りすぎていたので、思い切ってバッサリいきました。
(2015年5月4日)


JapaneseAkebi
ツルを切った部分から下の部分。来年には花が咲いてほしいです。
(2015年5月4日)


JapaneseAkebi
ベランダで育ててグリーンカーテンにしていた三つ葉アケビの実生とムベの実生をプランターの土ごと引き抜いてプランターの形に掘った土にはめ込みました。順調に育ってくれれば隣りの五葉アケビの花から受粉して実が生ることも可能です。
(2016年8月13日)


JapaneseAkebi
しかし、見事に草刈り機で刈られて根本しか残っていませんでした。
(2017年1月4日)


これまで花が咲いても一度も実が生ったことがありません。てっきりムベと同じように異品種を植えなくても自家結実性があると思っていたのですが、調べてみるとアケビには自家結実性がほとんどないとのこと。そこで、この三つ葉アケビとは異なる五枚葉のアケビの苗を近くに植えることにしました。2015年5月16日(土)に近くのホームセンターから苗を買ってきました。かなり生長した苗でしたので、2016年春には授粉樹として機能してくれることを期待します。結果:花が咲きませんでした。

2016年8月13日(土)に、それまでベランダで育てていた三つ葉アケビとムベの実生苗をプランターの土の形で地面に埋め込みました。隣りの五葉アケビとのコラボで実が生ることを期待します。


JapaneseAkebi
最初に植えた三つ葉アケビの実生は茎が太くなっていましたが、落ちてきて垂れていました。そこで、脚立を持ってきて、柿の木の枝に紐で結びました。
(2017年1月4日)


JapaneseAkebi
これが中間の高さの部分の写真。よく見ると白い紐で結んだところが3ヶ所あることがわかります。
(2017年1月4日)


JapaneseAkebi
これが最も上の部分の写真。写真から蔓の判別は難しいですが、2016年にかなり伸びて、太くなったのは確かです。よく見ると白い紐で結んだところが高い方から2ヶ所あることがわかります。
(2017年1月4日)


2017年4月1日、昨年(2016年)は花が咲きませんでしたが、今年はつぼみがあるのを確認しました。2003年に種を蒔いてから草刈り機で刈られたりして紆余曲折の末、2009年に初めて花が咲きました。そのあとも花が咲きましたが、1品種では受粉できないことがわかりました。そこで、2015年に市販の五葉アケビの苗を買ってきて植えました。それから2年経過した2017年、その五葉アケビの苗にもつぼみが確認できました。よって、異なる品種の2本の苗につぼみがついた2017年は初めて実が生ることが期待されます。2本とも実が生ってくれれば最高なのですが、楽しみに待つことにします。


2018年4月には三葉アケビと五葉アケビの花が同時に咲き、両方の実が生りました。



Tweet
このエントリーをはてなブックマークに追加

ページの先頭へ戻る







Go to PC for Full Version