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ぐんま名月というりんごの観察と種まき
2016年11月14日に近所のスーパーストアだいのぶからぐんま名月という信州・青森産(どっちなんでしょう?)と表示されていたりんごを1個買ってきました。ぐんま名月はあかぎにふじをかけて育成・選抜したりんごで、やや晩生の品種です。なので、11月中旬に熊本市のスーパーに流通していました。果皮は黄色で、日が当たったところが赤くなっています。蜜が入る品種なので果汁は多そうです。蜜といっても実際は水です。糖分が多いところに浸透圧の関係で水がたくさん吸い寄せられたと理解すればいいです。さて、買ってきたこのりんごは蜜が入っているでしょうか。希少品種なので、まずは割る前にじっくり外観を観察しました。
2016年11月14日

ぐんま名月の果実です。陽に当たったところが赤っぽくなっています。
2016年11月14日

60〜70°回転させて撮影。
2016年11月14日

さらに60〜70°回転させて撮影。
2016年11月14日

さらに60〜70°回転させて撮影。これだけ見たら青りんごです。
2016年11月14日

さらに60〜70°回転させて撮影。
2016年11月14日

梗窪(こうあ)側を撮影
2016年11月14日

萼窪(がくあ)側を撮影
2016年11月14日

割ってみました。蜜は入っていませんでした。切る感触としては、固い感じでした。
2016年11月14日

種の辺りをくり抜きました。
2016年11月14日

赤くなっている側を食べてみました。皮の近くが最も甘く、中心に近いところはあまり甘くありませんでした。
2016年11月14日

果実1個の半分ですが、種は7個入っていました。
2016年11月15日

まとめ
生産量も少なく、市場に流通する期間も短いので、見つけたら買った方がよさそうです。希少りんごのようです。
三日月の形で赤くした金星という黄色のりんごは三日月金星といって、高額で取り引きされるそうです。台湾あたりでは縁起がいいそうです。このぐんま名月も金星りんごに似ていますが、特に三日月名月とかいう命名はなさそうですね。
夜に割ってみました。残念ながら蜜は入っていませんでした。でも、瑞々しくて甘くて美味しかったです。ふじを食べているような感じでもありました。明日2016年11月15日にプランターに種を植えました。これまでいろいろなりんごを食べてきましたが、交配にふじが関与している品種に蜜が入っているのが多いように個人的には思っています。このぐんま名月もふじが関係しているようですので、蜜が入っているのがあるようですが、やっぱり個体差があります。私が買ってきた1個には蜜は入っていませんでした。
2016年11月16日に残り半分を食べて、種3個を蒔きました。
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