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ベランダのプランターに蒔いたフェイジョアの種の発芽実験
2016年11月29日にベランダのプランターにフェイジョアの種を果肉ごと蒔きました。うちのベランダは日差しが強く、窓ガラスに反射してけっこう温度が上がるからです。庭より温度が高い環境で、寒い庭に鉢を置いた場合と比較します。
2016年11月19日

腐りかけたフェイジョアの果実8個のうち、上段左から2個目の腐りかけの1個はビルベリーの鉢に種を蒔きました。
2016年11月28日

9日経過して、芳香がしてきました。上段の小さい4個は腐ってきました。よって、プランターに種を蒔くために割ってみます。
2016年11月29日

フェイジョアの果実
2016年11月29日

腐ってきています。4個とも種はほとんど見つけられませんでした。でも、1個ぐらいは含まれているかもしれないので、プランターの土の上に置くことにしました。
2016年11月29日

上段左の1個が1枚前の写真の左端の1個。上段右の1個が1枚前の写真の左端から2個目の果実。下段左の1個が1枚前の写真の左端から3個。下段右の1個が1枚前の写真の右端の1個。
2016年11月29日

長方形のプランターの中央付近に置いています。このプランターにはデラウェアーの種も蒔いてあります。
2016年11月29日

前述の4個のほかにさらに2個、合計6個を使うことにしました。まず5個目は1枚目の写真の中のいちばん下の1個のフェイジョアの果実です。
2016年11月29日

包丁で割ってみました。種は入っていますが、少なそうです。
2016年11月29日

包丁の先で中身を皿の上に出してみました。種は4個確認できました。
2016年11月29日

果肉の皮の付近はけっこう傷んでいるようです。果肉は味をチェックしましたが、この個体はあまり美味しくありませんでした。
2016年11月29日

プランターに置きました。先の4個の右上に置きました。皿の上の内容物も全部元に戻して置きました。
2016年11月29日

接写しました。種は左右2個ずつ、合計4個です。
2016年11月29日

6個目のフェイジョアの果実は1枚目の写真の中の右端の1個です。
2016年11月29日

包丁で半分に割ってみたところ、この個体には種がけっこう入っていそうです。
2016年11月29日

中身を出してみました。種は10個確認できました。
2016年11月29日

果肉の味をチェックしたところ、あまり美味しくありませんでした。
2016年11月29日

5個目の果実の左側に置きました。左右5個ずつ、合計10個です。
2016年11月29日

以上で6個の果実の種まきは終わりました。あとは経過を見て行くだけです。
2017年5月25日

蒔いてから半年後、プランターの片隅で、デラウェアの葉っぱの蔭で2本発芽して生長しています。
2017年5月25日

蔭になっているので細いです。しかし、近くで発芽していたスイカの芽は枯れてしまったのに、このフェイジョアは生きているので、水の取り合いにも強いといえます。
2017年5月29日

小さなプランターに植え替えました。
2017年5月29日

2本あるように見えますが、3本でした。
2017年9月3日

2本が3ヶ月前と比べてかなり生長しました。フェイジョアの実生苗は意外に枯れにくいので割と育てやすいようです。寒さにも強いです。
2017年9月6日

5号鉢に植え替えます。ひょろっとしていて不安定なので、棒を1本立てて、釣り糸で軽く巻いて支えます。
2017年9月6日

市販の野菜と花の培養土を充塡しました。
2017年9月6日

苗は長いのが2本と短いのが1本あります。
2017年10月22日

夏場を過ぎて、きれいな大きな葉っぱが育ってきました。3本ありますが、2本が大きく育っています。
2017年11月14日

2本が順調に大きく育っています。葉っぱがきれいです。
2017年11月19日

鉢を大きいものに替えようと思います。
2017年11月19日

底から根が少し出ています。替え時だと思います。
2017年11月19日

一回り大きい褐色の鉢に替えました。花と野菜のかる〜い培養土を敷いて根鉢を入れ、隙間にも充塡しました。
2017年12月2日

ベランダで育てたフェイジョアの実生苗3本を実家に持ち帰りました。
2017年12月2日

フェイジョアの実生苗3本を地植えしました。3ヶ月前に地植えしたフェイジョアの実生苗の右側に植えました。
まとめ
合計6個の実を半分に割って、果肉ごと土の上に置きました。最初の4個にはほとんど種は入っていませんでしたが、相対的に大きい最後の2個には合計14個の種が入っていました。一般に果肉には発芽抑制物質が入っているといわれています。果実の中で発芽してしまうと子孫を残す上で不都合だからです。発芽を抑制しておいて、人間や動物が果実を食べてどこかに運んでくれた方が種(しゅ)の保存になります。
しかし、私は果肉ごと種を蒔きました。果肉はしだいに腐っていくので、発芽抑制物質もなくなっていきます。一般的には種に付着した果肉と発芽抑制物質を洗い流すために種を水洗いするようですが、流そうにも種が小さくてどこかに流れていきそうだし、プランターの中でもどこに置いたかわからなくなるし、水を遣ったら流されてどこかに移動してしまいそうなので、それらを避けるためにも果肉と皮と一緒に置きました。皮の存在が種がある場所の目印にもなります。
発芽した暁には何本か良さそうなものを選抜して育てる予定です。これから経過を観察していきます。
2017年5月25日現在、3本だけ発芽して生長しています。育てるならこのあと植え替える必要が出てきました。
2017年5月29日、小さなプランターに移植しました。
2017年9月3日現在、2本とも順調に生長しています。ただ、ベランダの猛暑には気をつけないといけません。室外機の上に置いていますが、これを下に下ろしたら熱にやられて葉っぱが落ちます。
2017年9月6日に四角の小さなプランターから5号鉢に植え替えました。新しい市販の培養土を使いました。苗はよく伸び2本と小さい1本の3本あります。
2017年10月22日現在、秋になってきれいに生長しています。
2017年11月14現在、葉っぱが大きくなって茎も伸びています。そのうち植え替えが必要になりそうです。フェイジョアは意外に寒さに強いので、うちの畑ような寒い土地でも地植えができます。
2017年11月19日朝、鉢を一回り大きいものに替えました。
2017年12月2日に実家に持ち帰って地植えしました。8月に地植えしたフェイジョアの実生苗3本の右側に植えました。
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