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庭の鉢植えの中に蒔いたフェイジョアの種の発芽実験
2016年11月19日に庭の鉢植えの中にフェイジョアの種を果肉ごと蒔きました。朝晩冷え込む実家の庭で、他の果樹の鉢に寄生する形で行います。発芽してある程度育ったら別の鉢に植え替えるという計画です。まずは発芽するかどうかです。
2016年11月19日

フェイジョアの果実8個。もう1個あったのですが、腐っていたのでここには載せられませんでした。
2016年11月19日

その腐っていたフェイジョアの果実を手で割って、一部を枇杷の鉢植えの根元に置きました。
2016年11月19日

これが枇杷の鉢植えの全体像。フェイジョアの果実の断片がかすかに見えます。
2016年11月19日

残りの断片はビルベリーの鉢植え(1本目の方)の根元に置きました。
2016年11月19日

ビルベリーの鉢植えの根元に置いたフェイジョアの果実の断片。褐色の腐った果肉のものの他に、より新鮮な2個目を手で割って置きました。
2016年11月19日

その2個目のフェイジョアの果実は、1枚目の写真の中央の2個のうち、左側の一部腐ったものです。
2016年11月19日

この腐ったフェイジョアの果実の皮の裏にはけっこう種が入っていました。
2016年11月19日

これがビルベリーの鉢に置いたフェイジョアの果実の断片。3つ確認できます。
この半年後の時点で、発芽は確認できませんでした。よって、この実験はここまでにします。
2016年のまとめ
フェイジョアはトロピカルフルーツですが、意外に耐寒性があって、実家の寒い環境で地植えしているフェイジョアは枯れずに育っています。その木は市販の接ぎ木苗を買ってきて地植えで育てているものです。一方、種から育てるものは実生苗ですが、一般には実生からは親と同じ実は生らないといわれています。それでも、イエローストロベリーグァバは実生苗からも遜色ない果実が収穫できました。
そこで、実生苗から得られたフェイジョアの果実はどんなものになるのだろうかということに興味が湧きました。そのために、腐ったフェイジョアの実を捨てずに発芽させる実験を始めることにしました。実が生るのは何年後になるのかわかりませんが、まずは発芽しないと話になりませんので、これから経過を見ていきます。ただ、そう頻繁には帰れないのが難点ですが・・・
比較として、寒い庭ではなく、温度が上がるアパートのベランダで同じ実験を行ったらどうなるか知りたくて、ベランダのプランターでフェイジョアの発芽実験も始めました。
半年後、発芽は確認できませんでした。よって、この発芽実験はうまくいきませんでした。しかし、鉢で育てている実生(1)、鉢で育てている実生(2)、ミニプランターでの発芽実験はうまくいっています。
2017年に再チャレンジ
2017年11月3日に飼っていたフェイジョアが11月18日時点で腐ってしまっていました。そこで、種を取り出して植えることにします。
2017年11月18日

大きなフェイジョアの果実1個が腐り始めていました。
2017年11月18日

小さい方のフェイジョアの果実1個はまだ大丈夫のようです。
2017年11月18日

大きい方を割ってみました。かなり傷んでいます。食べられないので種だけ取り出すことにします。
2017年11月18日

小さい方を割ってみたら、傷んではいませんでした。種を取り出すことにします。
2017年11月18日

大きい方のフェイジョアの種は12個でした。
2017年11月18日

小さい方のフェイジョアの種は6個でした。
2017年11月19日

5号鉢に花と野菜のかる〜い培養土を入れて、爪楊枝で仕切りを作りました。
2017年11月19日

仕切りの左側は大きなフェジョアに入っていた種12個を蒔きます。仕切りの右側は大きなフェジョアに入っていた種6個を蒔きます。
2017年11月19日

12個と6個を蒔きました。写真ではよく見たら種がわかりますが。12個と6個を全部見つけるのは困難です。
2017年11月19日

小さい方のフェイジョアの種6個が蒔いてあります。
2017年11月19日

大きい方のフェイジョアの種12個が蒔いてあります。
2017年11月19日

最後に水をやりました。種の場所が移動しないように一度に水を掛けないようにペットボトルジョウロを使って少しずつ掛けました。
2017年のまとめ
フェイジョアはけっこう耐寒性があるので、割と育てやすい熱帯果樹だということを、実際に自分でも栽培してみて実感しています。2017年11月中旬に蒔いた種は、大きな果実と小さい果実で発芽率が違うのかどうかと、生長した実生に違いが見られるのかどうかについて検討してみたいと思います。
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