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2016年収穫のフェイジョア果実から実生苗の栽培
2016年のフェイジョア果実1個を用いて、種から発芽させようと思います。5日熟成したものを種を分別して食べました。種は合計6ヶ所に蒔きました。1個1個蒔くのは困難ですので、ゼリー状の果肉と一緒に平均4個ずつ6ヶ所に蒔きました。
タネのタキイの野菜と花の培養土 | |
グァバの種を蒔いた鉢と、百目(甘)柿の種を蒔いた鉢。 | |
アパートのベランダ | |
2016年10月20日 | |
1日1回 |
2016年10月20日

熟成5日のフェイジョアの実1個。まだ固いですが割ってみます。
2016年10月20日

フェイジョアの実1個を半分に割りました。種が入っています。
2016年10月20日

フェイジョアの果肉。
2016年10月20日

フェイジョアの種。
2016年10月20日

フェイジョアの種と皮。
2016年10月20日

スプーンで搔き出したフェイジョアの果実(果実の半分)。
2016年10月20日

フェイジョアの実と種。
2016年10月20日

フェイジョアの皮を4等分にしました。鉢に目印として置くためです。
2016年10月20日

フェイジョアの種24個。
2016年10月20日

グァバの種を蒔いた鉢。中央には川中島白桃の種が埋まっています。
2016年10月20日

グァバの種を蒔いた鉢の中央付近にフェイジョアの種を蒔きました。3種類の芽が出ても見た目が全く違うので区別はつきます。また、鉢上げするのでこれらが混ざって発芽しても一時的です。
2016年10月20日

目印にフェイジョアの皮を置きました。
2016年10月20日

百目(甘)柿の種を蒔いた鉢にも5ヶ所蒔きました。両方の芽が出ても種類が違うので、容易に区別がつきます。また、鉢上げするので混ざって発芽しても大丈夫です。
2016年10月20日

5ヶ所のうちの右端。
2016年10月20日

5ヶ所のうちの上端。
2016年10月20日

5ヶ所のうちの左端。
2016年10月20日

5ヶ所のうちの右下。
2016年10月20日

5ヶ所のうちの左下。以上、2つのプランターで合計6ヶ所に蒔いたことになります。どれか発芽してくれるでしょう。
2016年11月16日

5ヶ所のうち4ヶ所で10本の発芽が確認できました。
2016年11月16日

4ヶ所のうちの下中央。3本あります。
2016年11月16日

4ヶ所のうちの左中央。3本あります。
2016年11月16日

4ヶ所のうちの左上。3本あります。
2016年11月16日

4ヶ所のうちの上中央。1本あります。
2016年11月30日

5ヶ所すべての発芽分が生長しました。全部で14本ありました。
2016年11月30日

下に3本ありました。
2016年11月30日

左端に3本あります。
2017年1月10日

まとめて植え替えて1ヶ月以上経ちましたが、寒さにもけっこう耐えられるようです。そのうち大きな鉢に植え替えます。
2017年2月21日

だんだん淘汰されてきました。
2017年3月16日

だんだん淘汰されてきました。
2017年4月28日

2017年4月28日現在、4本残っています。その中で1本だけ目立ってきました。この鉢の底に土を補充して深くしました。
2017年5月25日

一度暑い日があった時に、若葉がやられてしまって褐色になっています。時系列で見ると、その後に出てきた葉っぱは緑色で、異常ありません。
2017年5月25日

2017年5月25日現在、4本生き残っています。1本だけ大きくなっています。
2017年5月29日

下から根が出てきていたため、同じサイズの別の鉢に植え替えました。
2017年6月17日

大きな実生苗の根元に1本出てきています。これを移植する必要があります。
2017年6月17日

2枚前の写真で爪楊枝を立てていたところの苗が枯れたので、大きな実生苗の根元に出てきたフェイジョアの実生苗1本を移植しました。
2017年6月17日

鉢全体の写真。この鉢の中で最も大きな苗は幹の先端が枯れたため、分岐してたくさんの枝が出てきました。
2017年7月17日

いちばん生長している苗が葉っぱが落ちて徒長しています。
2017年7月17日

ほぼ同サイズの丸い鉢に植え替えました。単純に容器を替えただけで、土はそのままです。丸い鉢の底には土を少し敷いて、その上から根鉢をかぶせました。
2017年8月13日

帰省する時に持ち帰りました。
2017年8月14日

裏に鉢の土のまま地植えしました。結局この2本に絞られました。もう1本はどこかに埋もれてしまいました。
2017年8月14日

引いてみるとこんな感じです。うまく育つかどうかわかりませんが、経過を観察していきます。
2017年12月2日

地植えしてから3ヶ月以上経過しましたが、ほとんど成長していないどころか、1本少なくなって2本になっています。
2017年12月2日

ベランダで育てた3本のフェイジョアの実生を右側に植えました。
食べた結果と今後の予定
2016年10月20日朝、5日間熟成したフェイジョアの果実を半分に割ってみました。割る前はほとんど匂いはしなかったのですが、5日前よりは甘い香りがしていました。酢酸エステル系の香りと思われます。皮は割と厚く、硬いです。スプーンで果肉を搔き出してみると、ざらざらしていました。果肉から種を分別して果肉を食べてみたところ、梨のザラザラの食感がしました。味はぶどうの味でした。この果物はおいしいと思います。もっと熟成すればもっと香りも甘さも増したかもしれません。この種を発芽させて、苗がうまく育って実が生った時のことを想像すると、モチベーションが上がってきます。
2016年11月16日、5ヶ所のうちの4ヶ所で合計10本の発芽が確認できました。発芽率はかなり高いようです。
2016年11月30日、2週間前には10本だったのが、4本増えて14本になっていました。子葉は長くなりました。
2017年4月28日、4本生き残っています。鉢の下にアボカドの種を植えていた土を補って、深くしました。これでしばらくは鉢の下から根が出て来ることはないでしょう。1本だけ大きくなってきました。
2017年5月25日現在、4本だけ枯れずに生長しています。その中で、2本は順調といえます。おそらく、今後栽培を続けるとすればこの2本になるでしょう。熱帯果樹の中では割と寒さに強いフェイジョアの実生も、さすがに先端の芽は猛暑にやられるようです。
2017年6月17日現在、4本の苗のうち、小さい1本が枯れたので、別の場所で出てきた1本を移植しました。現在、大きな1本と小さなプランターで発芽した3本と、このページにある4本で、合計7本の実生苗があります。フェイジョアは種から育てやすく、比較的寒さにも強い熱帯が樹であるといえます。
2017年7月17日、丸い鉢に植え替えました。
2017年8月13日時点で無事に育っている苗は3本になっていました。しかし、地植えした時点で土が被さって2本になりました。つまり、ほとんど生長していなかったのでとても小さかったわけです。移植した場所はあまり肥沃な土地ではないし、陽当たりもあまりいい方ではありませんが、これで様子を見てみます。
2017年12月2日時点で、3ヶ月前より大きくなっているようには見えませんでした。その右側にベランダで育てた3本の実生苗を植えました。
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