トップページ > 果樹の栽培記録 > > 百目(甘)を8年目にやっと収穫

百目(甘)柿を植えて8年目でやっと収穫できました!

家で2008年に植えた百目(甘)柿が8年目の2016年についに収穫できました。2014年に初めて結実していましたが、生理落果してしまいました。2015年にはいい感じで少し生っていたのですが、台風15号で落ちてしまいました。ちゃんと収穫できたのは2016年で初めてでした。

2016年10月17日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の種

百目(甘)柿2個に12個入っていました。ラップに包んでいました。

2016年10月17日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の種

3時間水に浸けておきました。

2016年10月17日

培養土に埋めた百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の種を蒔く培養土

野菜と花の培養土をプランターに入れました。

2016年10月17日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の種

12個を種の下の方から土に挿しました。

2016年10月17日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の種

タグを立てました。オクラのタグの使い回しです。マジックで百目甘と書いておくとわからなくなることはありません。この写真も証拠です。

2016年10月17日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の種

野菜と花の培養土を植えから被せました。

2016年11月11日

百目(甘)柿の種
最初の1本が発芽

百目(甘)柿の種から最初の1本が発芽していました。

2016年11月11日

百目(甘)柿の種
最初の1本が発芽

他の種も発芽しそうです。この鉢にはフェイジョアとアテモヤの種もまいています。

2016年11月16日

百目(甘)柿の種
2本目が発芽

2本目も根が出ています。

2016年11月16日

百目(甘)柿の種
2本目が発芽

右上が1本目。2本目は右下。3本目(下の中央)と4本目(左下)も地中で根が出ていると思います。種が不自然に立っているからです。

2016年11月26日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の実生

3本目、4本目、5本目も発芽しました。

2016年12月3日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の実生

発芽してきた実生苗はこのままではいけないので移植します。まず、大きい方から3本抜き取ります。

2016年12月3日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の実生

アイスクリームの棒で軽くほぐすと割と簡単に抜けました。しかし、ゆっくりしないと根が暮れてしまいます。これから発芽する分もここでは育てられないので、どこかに移植するか、発芽だけ確認して処分するかもしれません。このままいくとこのプランターの中の種は100%の発芽率となりそうです。

2016年12月3日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の実生

2本植えていたグァバの実生を別の鉢に移植し、その場所に新しい「野菜と花の培養土」を補充して移植しました。最も生長している1本にフォーカスしています。

2016年12月3日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の実生

残りの2本にフォーカスしています。合計3本移植しました。これでも苗と苗の間が近いので、そのうちまた移植するか、間引きすることになると思います。それまで様子を見ていきます。

2016年12月21日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の実生

通算4本目になる1本を鉢に植えました。この鉢には後にサラダ菜の種を蒔きました。しかし、1月に入って枯れてしまいました。夜は室内に取り込んでいたので、寒さのためなのかどうかわかりません。

2017年1月15日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の実生

大きな鉢に移植した実生は順調に育っています。

2017年1月25日

百目(甘)柿の種
百目(甘)柿の実生

1月下旬に冷え込んで氷点下になったため、枯れてしまったようです。百目(甘)柿の実生は寒さに弱いといえます。

2017年4月30日

百目(甘)柿の種
新しく出てきた実生苗

4月下旬に少し冷え込んだ朝に萎れてしまいました。思った以上に寒さに弱いようです。でもまだ生きているようです。ある程度育てば大丈夫なはずですが。

2017年11月14日

百目(甘)柿の種
生き残った百目(甘)柿の実生1本

鉢に植えていた1本は生長中。これをNo.1とします。幹が傾いています。

2017年11月14日

百目(甘)柿の種
別の鉢の百目(甘)柿の実生2本

鉢で発芽した2本は生き残っています。これをNo.2(左)とNo.3(右)とします。No.2がNo.3より大きいです。

2017年11月14日

百目(甘)柿の種
生き残った百目(甘)柿の実生

現在生き残っているのはこの3本です。

まとめ

この百目(甘)は実が生って、食べてみて甘かったのでびっくりしました。ずっと蜂屋柿と思っていたのですが、蜂屋柿は近くの別のところに植えていたのです。以前の写真をチェックして勘違いが判明しました。実が最初に生ったのは2014年でしたので、2008年から6年で生ったことになります。ちゃんと収穫できた今年2016年まででちょうど8年になります。食べてみたところ、ゴマがたくさん入っていて、甘くて美味しかったです。種は果実1個当たり6個入っていました。

そこで、これらの種を植えてみることにしました。合計12個をプランターに植えて芽が出るかみていきます。一般に甘柿の実生から甘柿はできないといわれています。渋柿になります。すなわち、親と同じ実は生らないということです。でも、どうなるか興味があります。芽が出たら育ててみたいと思います。

2016年11月11日現在、1本発芽していました。発芽は2017年春になると思っていましたが、意外に早く発芽しました。他の種も発芽しそうです。

2016年11月16日現在、2本目の発芽が確認できました。3本目、4本目も地中で発芽していると思います。この鉢の中の種は順調に発芽しています。しかし。同じ種を同じ土で植えても、容器や置き場所が違うと発芽しなかったり、遅れたりします。環境の微妙な違いでけっこう差が出たりするので、奥が深いと思います。そこが面白いところでもあります。

2016年12月3日に3本の苗を移植しました。このプランターは浅いので発芽させる場所として役割を果たしてもらえれば十分です。必要な苗だけもっと深い鉢に移植します。

2016年12月21日に4本目になる実生苗を鉢に移植しました。ほかにもまだ4本以上発がしています。この柿の種は発芽率が高いと思います。

2017年1月になって枯れてしまいました。この柿の実生苗は小さいうちはかなり寒さに弱いといえます。もっと暖かくなってから発芽するものがあれば、それは育ちやすいかもしれません。

2017年4月の下旬に少し寒かったことがあったのですが、新しく出てきた芽が萎れてしまいました。氷点下とかではなく、ほんの少し寒いくらいだったのですが。その後、暖かかったにもかかわらず枯れてしまいました。同じ柿の他の実生苗は枯れていないので、寒さではなく何か別の原因かもしれません。

2017年11月現在、生き残っている実生苗は2鉢の3本です。このまま育てたところで親とは同じでない渋柿になるでしょうが、接ぎ木の台木に使えるのでこのままいってみます。盆栽への方向転換も可能です。







このエントリーをはてなブックマークに追加

このページの上へ戻る