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12月に発芽したシークヮーサーの実生苗の栽培

2017年12月に発芽したシークヮーサーの実生苗の鉢植え栽培記録

2017年10月下旬に蒔いたシークヮーサーの種が、冬の寒さにもかかわらず約2ヶ月後の2017年12月には発芽していました。それらの実生苗を1つの鉢に随時移植しました。その経過を記録しています。

2017年12月17日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

シークヮーサーの接木苗の根元に蒔いた種が発芽していました。種2個分です。

2017年12月17日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

大きい方を掘り起こしてみました。

2017年12月17日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

DCMブランドの「花と野菜のかる〜い培養土」を鉢に入れて、中央付近に2本植えました。

2017年12月17日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

水をたっぷり遣りました。

2017年12月18日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

移植して翌日の状態。特に問題はありません。

2017年12月22日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

移植してから5日後。葉っぱが少し生長しました。

2018年1月21日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

移植して35日後。葉っぱが大きくなりました。

2018年3月10日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

移植して83日後。48日前とそう大きくは変わっていません。葉っぱが大きくなりました。

2018年3月17日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

1週間前とあまり変わりません。

2018年3月30日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

寒い時期はあまり生長しませんでしたが、これから暖かくなると生長速度が上がるでしょう。

2018年4月10日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

1枚前の写真から11日後。少しずつ生長しています。

2018年4月12日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

シークヮーサーの接木苗の根元に蒔いた種が新規に発芽していました。

2018年4月12日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

もう1本ありました。合計2個分です

2018年4月12日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

移植のため掘り起こしました。

2018年4月12日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

既出の2本の両側に植えます。アイスクリームの棒で穴を2つ掘りました。

2018年4月12日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

穴に慎重に差し込んで培養土をゆっくり充填しました。

2018年4月13日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

翌日の状態。特に変わったところはありません。

2018年4月20日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

1週間後、少し生長していることがわかります。

2018年4月25日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

シークヮーサーの接木苗の根元に蒔いた種がさらに発芽していました。

2018年4月25日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

掘り起こしてみました。この種は多胚性だったようです。

2018年4月25日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

バラバラにせずに、そのまま鉢に植えました。

2018年4月25日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

写真の中央から少し上にある苗が、今回移植した実生苗。

2018年4月27日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

この写真では、左側の細い苗が今回移植した分。

2018年5月19日

シークヮーサーの実生苗
シークヮーサーの実生苗

2018年4月25日に移植した苗は写真の中央から少し上にあります。葉っぱが大きくなりました。現在、多胚性の種から発芽した分も含めると7本の実生苗があります。それらのうち4本はしっかりした苗ですが、3本はあまり育っていません。でも、これだけあれば十分です。むしろ、分けて植えることを考えた方が良さそうです。


まとめと今後の予定

2018年5月現在、実生苗が7本あります。そのうちの3本は多胚性の種から発芽したためか、小さいのであまり成長は期待できないかもしれません。でも、4本はしっかりした苗になっています。これらを今後どうするのか決めていませんが、実生は一般に接木苗より実がなるまでの年月がかなり長いといわれています。樹勢が強いから、木の成長の方に養分が使われて、実がなるほうにはなかなか使われないからといわれているようです。その代表的な例が柚子です。とりあえず、しばらくはこのまま鉢で寄せ植えの形で育てていき、様子を見ようと思います。

果物を一般に種から育てても、親の果実と同じものはできないといわれる中で、柑橘類の多くは種から育てても、親と同じ果実が得られるといわれています。シークヮーサーはノビレチンという、他の柑橘にあまり含まれていない有機化合物を含んでいて、沖縄の長寿村にける長寿の理由にシークヮーサーを食べることがあるのではないかといわれています。そういった背景もあって、私はシークヮーサーの実生苗の栽培に興味をもっています。ただ、実がなるまでに何年かかるかわからないという問題がありますし、畑に植えるにしても場所をとるし、鉢植えでは成長に限界があり、水枯れの可能性も高まります。よって、簡単ではありません。これらの諸事情を勘案し、今後の成長具合も踏まえて、今後どうするかを考えていこうと思います。







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