ダイダイの種からの栽培
ダイダイは縁起の良い果物として知られています。「代々」だからです。見かけはきれいな橙色でとても良いのですが、食べると酸味と苦みが強いので調味料としても使われます。英語ではbitter orangeで、直訳すると「苦いみかん」ですが、違和感がありません。ダイダイを1ヶ月前に道の駅で買って、ずっと冷蔵庫に入ったままだったので、切って絞り汁を焼き魚にかけて食べました。その時にたくさん種が入っていたので、ベランダの鉢に蒔いてみました。発芽したら縁起を担いで育ててみる予定です。
2018年4月27日

田浦の道の駅で買ったダイダイ2個入りで100円。
2018年4月2日

簡単な説明書きも入っていました。鍋料理(水炊きなど)、焼き魚、酢の物に利用でき、ナマコには必需品と書いてあります。ダイダイ柑と書いてあります。
2018年4月2日

2個のうちの大きい方。小さい方は母親にやりました。
2018年4月2日

真上から写しました。きれいな橙色です。
2018年5月1日

包丁で側面が切れた種もあります。果実全体の8分の1で8個ぐらい入っていました。
2018年5月1日

皮も一緒に写しました。
2018年4月2日

8分の1の果実片がもう1個あったので、合わせて10個ぐらいの種がありました。多胚性の種が包丁で分解され複数に分かれているので11個ぐらいに見えます。一晩水に浸けていました。種のまわりが若干ゲル化しています。この現象は柑橘系の種にはよく見られる気がします。
2018年5月1日

キワーノを植えている鉢に蒔きました。キワーノは根元から折れてしまったので挿し木にしています。そのうち枯れると思うので、鉢が空いたと判断しました。
2018年5月1日

中央に1個と、そのまわりに9個置きました。
2018年6月1日

3本発芽しています。蒔いてから2ヵ月です。
2018年6月1日

1本目は1枚前の写真の右下にあります。
2018年6月1日

2本目は2枚前の写真の左上にあります。
まとめと今後の予定
たまたまそういう個体だったかもしれませんが、少なくともこのダイダイの果実には種がたくさん入っていました。子孫繁栄の観点からも縁起が良いのかもしれません。何かの植物を栽培している鉢にちょっと柑橘系の種を置いておくだけで発芽してくれることが多いです。発芽した場合、その実生が必要ならば、あまり根を張らないうちに移植すれば良いだけです。必要なかったら処分します。キワーノが枯れたら、この鉢にはバンシルー(グァバ)の実生苗かハイビスカスローゼルの実生苗を植える予定です。それでもダイダイは発芽すると思います。
2018年6月1日現在、3本発芽しています。同じ鉢の中にバンシルーを7本植えています。
2018年9月9日現在、3ヶ月の間に1本枯れてしまったので2本となりました。大きさ的にはまあまあ順調です。
関連コンテンツ
Tweet
