トップページ > 果樹の栽培記録 > ポンカンの接ぎ木苗の花の観賞と栽培
ポンカンの接ぎ木苗の花の観賞と栽培
シークヮーサーにはノビレチンという有機化合物が豊富に含まれています。ポンカンのノビレチン含有量はシークヮーサーに次いで2位ですが、大きな差があります(約半分)。それでも他の柑橘類に比べるとかなり多い方で、特に温州みかんの5倍も入っています。そこで、ポンカンの接ぎ木苗の栽培を畑で始めることにしました。寒い地区なのでうまくいくかどうかはわかりませんが、やってみようと思います。今後に期待。
2018年4月30日

物産館のポンカンのポリポット。かなり花が咲いています。税込み1,058円。
2018年4月30日

ポンカンの接ぎ木苗のタグ
2018年4月30日

ポンカンの接ぎ木苗のタグの裏側に簡単な説明書きがあります。
2018年4月30日

家の庭で撮ったポンカンの接ぎ木苗の写真。
2018年4月30日

異なる角度から撮影。アゲハの幼虫が1匹いたので、退治しました。
2018年4月30日

花はけっこう散っています。まだ残っているきれいに咲いた花。
2018年4月30日

ほとんど花が終わっていて、子房が膨らみつつあります。
2018年4月30日

この枝はいまだに花がたくさん咲いています。
2018年4月30日

この枝は早々に花が散っていました。子房が膨らんできていることがわかります。レモンの花と違い、ほとんどの花に雌しべがちゃんと付いています。
2018年4月30日

畑に植えました。穴を掘って、市販の培養土を敷いてから根鉢をセットし、地面の高さと根鉢の上部の高さががほぼ一致したら、根鉢の高さの半分くらいまで培養土を充填しました。最後に掘り起こしていた土を戻しました。
2018年4月30日

水をたっぷりやりました。
2018年4月30日

上から撮影。花はまだあります。
まとめと今後の予定
ポンカンの花はシークヮーサーの花やレモンの花とよく似ていますが、レモンの花の場合は若干大きく、しかも雌しべが短いものが多数できてしまうので、シークヮーサーの花の方がより近いといえます。
ちなみに、私がシークヮーサーに興味を持っているのはノビレチンが含まれているからです。シークヮーサー以外でノビレチンが比較的多く含まれている柑橘はポンカンです。私は有機化合物に詳しいので、その経験からポンカンの皮のあの独特の香りはノビレチンによるものだと感じています。現在、シークヮーサーの鉢植えでかなりの花が咲いて、子房が膨らみつつあります。このポンカンの苗もたくさん花が付いていて、すでに花びらが散ったものもあり、子房が膨らみつつあるので今後が楽しみです。
Tweet
