トップページ > スッポン記事のメニュー(個体別) > 2018年〜2020年に保護したスッポン幼体 > 卵から出て来れなかった赤ちゃんスッポン
殻を破って出て来ることができなかった赤ちゃんスッポン(名前は「末っ子」でこのスッポンに番号は付与していません)
この赤ちゃんスッポンは2019年9月29日に卵から生まれた7匹の赤ちゃんスッポンの他に殻の中にいたもう1匹です。あとでわかったのですが、実は8匹が卵から育っていて、1匹だけ殻を破って出て来れなかったのがいたのです。7匹が出て来た時にもう1個の育っていた卵を割ってやればよかったのですが、もっと待てばいつか孵化すると考えてしまいました。車のヘッドライトにかざしてみるとかして確認すべきでしたが、その時は動かしてはいけないと思っていました。そしてさらに1ヶ月待ってしまいました。殻を割ってみた時に中で育っていたのが判明しました。後悔しました。当然ミイラ化していましたが、首が180度回転したまま固まっていたので、一生懸命殻を破ろうとしていたのにうまくいかなかったんだな〜と涙が出て来ました。もっと早くに気づいて7匹が生まれたのと同じ日に割ってやればよかったと後悔しました。後悔先に立たずです。育っていた卵が8個あったのですが、その最後の1個でした。生まれてくるはずだった最後の1匹ということで「末っ子」と命名しました。このあと7匹のうち2匹が病気と事故で命を落としますが、2023年1月16日現在、5匹は元気に育っています。
2019年9月29日早朝 | |
9月29日未明に他の7匹は殻を破って出てきたが、この1匹は殻を破れずに中で息絶えてしまった。待ってしまったのでその1ヶ月後に判明。 | |
田舎の川で弟が捕獲してきたスッポンのお腹の中に入っていた卵10個をもらった。 | |
無線LANのルーター(AirMac Extreme)の上で加温し続けた。47日後の未明に7匹孵化。育っていた8個の卵のうち、赤ちゃんスッポンが出てこなかった唯一の卵 | |
未測定(7匹の孵化から1ヶ月後に割ってみたらミイラ化していた) | |
生きていたら日齢535日(2021年3月17日現在) | |
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もし生きていたら孵化した7匹と同じようにしたと思います。 | |
卵のチェック方法をどうにかしなければならないと痛感した。個体は出来上がっていたのに気づいてやれなかったと激しく後悔。 |
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