2016年8月13日
2本目(左)は枯れかけてきました。
トップページ > 果樹の栽培記録 > ビルベリーの鉢植え栽培(2) 花芽がたくさんつきました
畑に植えているビルベリーの苗1本のほかに、鉢植えで2本育て始めました。地植えと異なり、鉢植えの場合は鉢の大きさで木の大きさが制限されますが、地植えで土質が合っていない場合には鉢植えの方がよい可能性があります。そこで、地植えしているビルベリーの苗との比較のために鉢植えを2本買ってきて比較しています。
2本目(左)は枯れかけてきました。
2本目(左)は畑に植え替えました。ブルーベリーの木の間に植えました。この場所はミスティーが植えてあった場所です。
地植えした2本目は枯れずに生きていますが、大きくなった感じはしません。ここの土に合うかどうか、様子を見ます。だめそうだったらまた鉢植えに戻すつもりです。
1本目は以前から地植えしているビルベリーと同じぐらいの大きさになっています。畑の土の方が相性が悪いことを示唆しています。
2本目は退化してきたので市販の「野菜と花の培養土」を使って鉢に戻しました。土が合わないのか、日蔭のせいか?両方かもしれません。実際にもう1本の鉢植えの苗はけっこう生長しています。使った土に問題はないからと思われます。
根元から芽が出てきていました。
2本目は植え替えたことによって、先端が1ヶ月前以上に枯れることはありませんでした。
蜘蛛の巣が張って朝露で白くなっていました。
No.1(右)と比べるとNo.2(中央)の方はあまり紅葉していません。
葉っぱが減ったように感じます。
4月になって、花芽がついています。畑から鉢に戻してよかったかもしれません。
これから花が咲きます。少しは実が生りそうです。
No.1の方はNo.2に比べて寒さで紅葉している葉っぱが多いです。しかし、ブルーベリーにはかないません。
花芽が付いています。
3月になって、葉っぱに緑が増えてきました。花が咲くのも近いです。
No.1(右)はNo.2(左)と比べて差が歴然です。当たり前ですが鉢植えにする時は大きな鉢の方が大きくなります。それが確認できました。No.2の方は畑に植えていた時期がブレーキになった感じです。土は大事だということを痛感します。
No.1の方は花が咲いています。
この場所は午後は日蔭になるのですが、No.2よりも早く咲きました。畑に植えているビルベリーの苗と同程度ですが、開花した数は鉢植えNo.1の方が多いです。
3月になって、葉っぱに緑が増えてきました。花が咲くのも近いです。
この鉢植えNo.1は実がけっこう生りそうです。
No.1の方は実が萎びています。鉢植えのため、地植えと違って水切れしやすいです。特に木が大きくなってくるとなりやすいです。水をたっぷりやりました。
No.2の方は水切れしていませんでした。実が萎びていません。
No.2の方はまだ花が咲いていました。寒暖の差があるためか、萼が紫色をしています。
No.1の萎びていた実がある程度復活してきました。しかし、全部の実が復活するのは難しいかもしれません。萎びた実も写真の中に確認できます。
No.1の方は実がだいぶ減りました。大きくなってくると鉢植えの場合は水切れに注意しないと、せっかく生った実が落ちてしまいます。
No.1の方の色づいた実。すでに収穫は始まっています。過去最高の実りです。
No.2の方の色づいた実。こちらもすでに収穫は始まっています。鉢植えでもうまくやれば十分いけることが実証できました。
No.1の方の割れた実。水切れするとこういう感じになりやすいです。
No.1とNo.2の鉢植えと畑に地植えしているビルベリーの7月2日現在の収穫分。
ブルーベリー(数種類混合)と比べるとその小ささと色の濃さが際立ちます。
No.1のビルベリーが大きくなって、風で傾いてしまっています。別の鉢に植え替えることにします。
植え替えたNo.1。幹が垂直になるように植え替えました。市販の「花と野菜の培養土」を隙間に充塡しました。
No.2のビルベリーもさっきまでNo.1を植えていた鉢に移植することにしました。鉢を大きくすればもっと大きくなるでしょう。
根鉢の側面に昆虫の幼虫が2匹空間を作って入っていました。何の幼虫でしょう。No.1を植えていた鉢に一時的に取り出しました。
植え替えたNo.2。幹が垂直になるように市販の「花と野菜の培養土」を隙間に充塡しました。生育具合がいま一つだったので、来年は実が生ることを期待しています。
No.1, No.2ともにかなり紅葉しています(右がNo.1で左がNo.2)。同じ木の中でも特に紅葉している場所があります。陽の当り方が関係していると思われます。例えば右側のNo.1を写真右上方向から見た場合が次の写真です。
2016年8月、猛暑の中、No.2の鉢植えの方が枯れかけてきたので、2016年8月15日に畑に移植しました。ブルーベリーが植えてある場所です。枯れてしまったミスティーが植えてあった場所で、シャープブルーの手前です。
2016年9月23日現在、地植えしたビルベリーは、枯れることなく生きていました。しかし、今後どうなるか予断は許しません。退化するようだったらもう一度鉢植えに戻します。1本目の鉢植えは元気に生長していて、以前から地植えしているビルベリーと同じくらいの大きさになっています。うちの畑の土より鉢の中の土が相性が良さそうです。
2ヶ月前に畑に移植したNo.2の方のビルベリーは2016年10月16日に鉢に戻しました。少し剪定して、根鉢も少し崩して、市販の土を隙間に詰め込んで完了。これでしばらく様子を見ます。
2017年4月1日現在、鉢に戻した方のビルベリーにも花芽がついていました。No.1の方はけっこう栄えています。同じ鉢植えでもこれだけ差が出るようです。花が咲いているのは地植えのビルベリーと鉢植えのNo.1の方です。No.2は木が貧弱なためか、花もまだ咲いていません。
鉢植えNo.1の方は畑に植えたビルベリーに迫る勢いで生長しています。しかし、鉢の大きさが有限なのでそのうち根詰まりが起こることは確実です。一回り大きい鉢に植え替える時期が来ます。
2017年5月3日現在、鉢植えであることと、木が大きくなってきたことにより、No.1の方は水切れしていました。これまでより多く水を遣らなければならないと思います。No.2の方は実は萎びていませんでした。畑に植えているビルベリーの生長より鉢植えの方が速いです。これは土の違いに帰することができます。でも、地植えは水切れしにくいので、その点では安心です。
2017年6月3日現在、No.1, No.2ともに実は残っていましたが、だいぶ減りました。鉢植えの場合は地植えのビルベリーの場合と違って水やりに気をつけないとせっかく生った実が落ちてしまいます。
2017年7月2日現在、No.1, No.2と畑に植えているビルベリーの木1本と合わせると、過去最高の収穫です。まだまだ青い実がけっこう生っています。今年の結果から、地植えで必ずしもうまくいかなくても鉢植えで十分いけるということがわかりました。その際、苗木が大きくなってくると葉っぱからの水の蒸発量が増えるので、せっかく生った実がひからびて枯れないように水切れに注意が必要です。
2017年11月4日にNo.1もNo.2も鉢増しをしました。以前から傾いているのが気になっていたのと、たまたま大きな鉢が1個空いていたからです。鉢が大きくなって、新しい培養土も使ったことで、来年はもっと期待できると思います。
2018年3月4日現在、かなり紅葉しています。花芽はけっこう付いていますが、畑に植えているビルベリーの木ほどではありません。