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ベランダで栽培している鉢植えラ・フランスの2022年の花と実
2018年3月に買ってきてベランダで栽培している鉢植えラ・フランスが2022年3月でちょうど栽培4年になりました。2022年も花が咲きました。そして、4月中旬現在、結実しているものもあります。以下にその写真を示しています。
2022年3月27日19:02

ベランダで栽培しているラ・フランスの鉢植えに蕾が付いているのに夜に気付きました。
2022年3月28日8:40

翌朝に撮り直しました。けっこう咲きました。
2022年3月28日8:40

少し近づいて撮影。
2022年3月27日8:40

少し上の方から撮影。
2022年3月28日8:40

蕾は少しピンク色をしています。
2022年3月30日17:50

蕾の数の半分ぐらいは開花したと思います。
2022年3月31日7:26

だいぶ咲きました。
2022年3月31日7:26

今が見頃です。
2022年3月31日7:26

中はピンク色をしています。
2022年4月1日7:43

まだ蕾もあります。
2022年4月1日7:26

開花が遅い房もあります。
2022年4月2日7:02

ベランダの左端からはみ出た枝にル・レクチェの花が咲きました。
2022年4月5日6:41

左端のベランダからはみ出ている枝に咲いている花だけはル・レクチェの花です。
2022年4月5日6:42

実ができそうは雰囲気が出てきました。
2022年4月5日6:42

朝日に照らされた花。
2022年4月5日6:42

ベランダからはみ出ている枝に咲いているル・レクチェの花が満開。
2022年4月5日6:42

開花が少し遅れている蕾。
2022年4月6日7:17

朝日に照らされたル・レクチェの花。
2022年4月9日14:59

実が生りそうな雰囲気です。しかしこの後生理落果するので予断は許しません。
2022年4月10日11:05

花びらが散って、いくつか実が膨らんできました。
2022年4月10日11:06

桜と違って、散った後も実の成長が楽しめます。
2022年4月13日16:04

もう花びらは枯れてきました。
2022年4月13日16:04

実が少しずつ成長しています。
2022年4月17日13:48

順調に成長しているのは全体の中で2つの房だけで、他の房の花は落ちました。
2022年4月17日13:48

こうやって自然淘汰されて少数精鋭になっていくのでしょう。
2022年5月10日13:29

最初に大きくなった2個のラ・フランスの実。重くなってきたので枝が下にこうべを垂れています。
2022年5月10日13:29

最初に大きくなった2個のあとで結実した2個のラ・フランスの実。
2022年5月10日13:30

同じ枝から分岐してそれぞれの枝の先端に2個ずつ生っています。合計4個です。最終的に何個収穫できるでしょうか。
2022年9月5日14:47

最も大きくなった2個を収穫しました。収穫してよかったです。なぜならば1個は腐り始めていたからです。残りは2個だと思っていたのですが、もう1個見落としていました。よって残りは3個です。しかし、このあと根元付近に季節外れの花が咲いて、そこに2個実が生ることになるとは思いませんでした。
2022年11月8日13:35

同じところから果柄が出ていて1個落ちた後の残りの1個。これらが最初4個しかないと思っていた分の4個です。一辺4cmの正四面体に近い形をしています。割と小さいので食べられるかどうか微妙です。熟成させて味見をしてみようと思います。
2022年11月8日13:35

当初4個しかないと思っていた分の最後の1個(最終的なトータルの7個のうちの4個目)です。もうこの時期になると大きくなるのは難しいかもしれません。
2022年11月8日13:36

あとから発見された5個目。
2022年11月8日13:36

木の根元付近に咲いた季節外れの秋の花に結実した2個。これら2個を加えると2022年にベランダの鉢植えラ・フランスの木に生った実は7個になります。
2022年12月1日8:51

残っていた5個のうちの時系列で早い3個はいつのまにかすべて落ちてしまいました。それらのうちの2個を拾って写真撮影したのがこの写真です。そして次の写真に示すように根元付近にあとで結実した2個だけが残りました。
2022年12月1日10:11

木の根元付近に残った2個を撮ったのがこの写真です。木の根元に2個の果実があるので、養分が上の方に十分行き渡らなくなって枝先の3個は落果したものと考えられます。
2023年1月12日14:25

大きい方の実の果柄が最近曲がってきました。果実の重さによるものですが、寒さが関係している可能性もあるかもしれません。
結果と考察
2020年はラ・フランスの実を4個収穫できましたが、昨年2021年はラ・フランスの実は生らなかったので2022年に2年ぶりに結実した形です。今年は収穫できることを期待しています。一方、隣の鉢で栽培しているル・レクチェは花は1ヶ所だけ咲きました。ベランダから東側にはみ出した枝の先です。授粉樹としてラ・フランスの木の隣に鉢植えで置いているのですが、授粉樹として機能しているかどうかはわかりません。ル・レクチェの花が咲いていなくてもラ・フランスの実が生ったことがあるからです。もしかしたら授粉樹としてのル・レクチェの木は必要ないのかもしれません。しかし、ル・レクチェの木は逆三脚型に幹が分岐する形で仕立てているので、カメの飼育で出た洗い物や手動灯油ポンプを干す場所としてはかなり役立っています。
2022年に2年ぶりに実が4個生ったと思っていましたが、実際は5個ありました。それらのうち2個は9月5日に収穫し、1個は腐りかけていたので食べられる部分だけ自分で食べて、もう1個は9月10日に帰省する時に持って帰りました。残りの3個はまだ木に生ったままで放置して様子を見ています。それら3個のうち1個は11月8日の午後に落果しました。拾って写真を撮りました。木に生っているのはあと2個になったのですが、まだ小さいです。実はその2個以外にさらに2個あります。それらは秋に咲いた季節外れの花に結実したものです。木の根元付近に花が咲きましたが、季節外れだし実が生るわけがないと思っていたのですが、花が予想以上に長持ちしていました。気温が下がってきたからだろうと思っていたのですが、その2輪の花の下が膨らんできて11月8日現在、まだ落下せずに残っています。これから冬に向かうのでこの新しい2個が大きくなって収穫できる可能性は低いと思われます。しかし、春からの2個と秋からの新しい2個の合計4個は様子を見ていこうと思います。
結論として、2022年は春秋併せて7個結実しました。品質を問わず数だけならこれまでで自己最高記録になります。これまでの経過を振り返ると受粉樹として隣に置いているル・レクチェの鉢植えの花は必ずしもなくてもラ・フランスの実が生るようです。ただ、ル・レクチェの鉢植えの方はスッポンの飼育に必要なものなどを干せるように枝を仕立てているので、花が咲かなくても、またル・レクチェ自身の実がならなくても、それはそれでかなり役立っています。
鉢植えの苗木の上の方の枝先に実っていた3個は2022年11月末までにすべて落果してしてしまいました。そして季節外れの花に結実した根元付近の2個が成長しています。上の方の3個が落果してしまった原因として、根元付近んで2個の果実に養分が取られてしまい、上の方の3個に十分行き渡らなかったことが考えられます。下の方を間引きすれば上の方が収穫できたかもしれませんが、どのみち大した果実ではなかったので、下の方に養分が取られると上の方が育たないようだということがわかったことで良しとしましょう。
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