スッポンの夜行性の観察
Observation of nocturnal soft-shelled turtle
2016年の5月26日の夜に近所の住宅地の側溝にスッポンを見に行きました。スッポンは夜行性なので、昼間に泥の中に隠れているのを見かけた5匹のスッポンがどうなっているか見たかったからです。
その結果、たった10分足らずで5匹すべてのスッポンを確認することができました。やっぱり、スッポンは夜に行くと高い確率で見られます。でも、懐中電灯で照らしたところしか見えないのが難点です。そういう意味では夜明け直後(早朝のジョギングやウォーキングの時間帯)ぐらいが良いかもしれません。
ちなみに、今回の暗闇で懐中電灯で照らし出されたスッポンの写真は、ポール・マッカートニー&ウイングスのアルバム「BAND ON THE RUN」のレコードジャケットを私は連想しました。
スッポンの夜行性の観察に持って行った懐中電灯
1匹目。いつもの場所にいました。
(2016年5月26日22:10撮影)
2匹目は泥の中に隠れていた大きなスッポン。かなり大きいです。
(2016年5月26日22:10撮影)
3匹目は小さめのスッポン。
(2016年5月26日22:10撮影)
これも3匹目のスッポン。泳ぎ出しました。
(2016年5月26日22:10撮影)
これも3匹目のスッポン。光の方向に上ってこようとしています。
(2016年5月26日22:12撮影)
これも3匹目のスッポン。活発に動いています。
(2016年5月26日22:13撮影)
これも3匹目のスッポン。水の中に入って泳ぎ出しました。
(2016年5月26日22:14撮影)
4匹目の大物のスッポン。背中に泥が載っていることから、泥に潜って隠れていたことがわかります。
(2016年5月26日22:14撮影)
5匹目の中ぐらいのスッポン。
(2016年5月26日22:15撮影)
5匹目のスッポンが4匹目のスッポンの横を通っています。お互い、喧嘩することもなく、普通にやり過ごしています。
(2016年5月26日22:18撮影)
これは3匹目。
(2016年5月26日22:19撮影)
これは1匹目。少し移動しています。懐中電灯の光に向かって移動しようとしたのかもしれません。
(2016年5月26日22:19撮影)
まとめ
夕方数えたら5匹いると見積もられました。泥の中にいて頭が確認できたものだけで少なくとも5匹ということです。夜に行ってみたら大きいスッポンが3匹、中ぐらいのスッポンが2匹いました。合計5匹なので、夕方の数が正しかったようです。すべて泥の中から出てきていました。特に、中ぐらいのスッポン2匹は動き回っていました。大きいスッポンはいずれもじっとしていました。水がさほど多くなかったので、大きいスッポンは背中に泥が載ったままでした。この夜10時過ぎの観察で、スッポンが夜行性だということが確認できました。昼間の観察ではスッポンが臆病すぎてなかなか観察が難しいのですが、夜は懐中電灯の光のせいで人間の姿が見えないためか、逃げることはありませんでした。むしろ光の方に向かって来ようとするところが興味深かったです。夜10時過ぎに何してるんだろうと近所の人には思われた可能性も排除できません。なので、通報されて不審者として警察に職務質問される可能性もあります。もし、皆さんが同様の状況で観察をされる場合は、必ず複数で行くことをお勧めします。
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