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アボカドの果肉100g当りの栄養素とコレステロールを下げる効果
このページでは、アボカドの果肉100g当り栄養素についてまとめています。
食品100g中の飽和脂肪酸の重さをS、不飽和脂肪酸の重さをPとすると、S-0.5Pの値が正の値であればコレステロールを上げる方に働き、負の値であればコレステロールを下げる方に働くといわれています。
下記の値を用いると、3.21gー0.5×(10.82g+2.16g)=ー3.28gとなり、負の値でしかも大きな絶対値なので、アボカドはコレステロールを下げる働きがあり、その効果は小さくないことをこの数値は示しています。
(プロビタミンA) |
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(プロビタミンA) |
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(プロビタミンA) |
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(ビタミンB3) |
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(ビタミンB5) |
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(ビタミンB9) |
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まとめ
上表の中でプロビタミンの"プロ (pro)"とは、前駆体という意味であり、ビタミンの前駆体、つまり、化学反応を受けてビタミンになるということを意味しています。プロビタミンAといえば、ビタミンAになる物質ということです。
青魚に多く含まれるDHAやEPAも不飽和脂肪酸ですが、上記の情報だけではアボカドの中に含まれる不飽和脂肪酸がどのようなものか正確にはわかりません。ちなみにDHAやEPAは多価不飽和脂肪酸になりますが、多価不飽和脂肪酸といってもいろいろあるので、上記の情報だけでは詳細は知ることはできません。しかし、これだけは確かに言えることは、飽和脂肪酸が多く含まれる食品はあまり良くないということです。バターやラードのように動物性脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれています。上で計算したS-0.5Pの値が負の値になるためには、最低でも不飽和脂肪酸が飽和脂肪酸の2倍以上含まれていれば良いことになります。しかし、あくまでも目安ですので、参考にするならそのつもりで。
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