トップページ > 熱帯果樹の最短収穫 > ゆうな (オオハマボウ)の水栽培

ゆうな (オオハマボウ)をまず水栽培します!

2016年10月26日にゆうなというハイビスカスによく似た花を咲かせる木を切ったもの4本を那覇空港で買いました。このページではそれを水栽培するプロセスを追っていきます。

葉っぱはハート形で、花は黄色→橙色→赤色に変わります。赤オクラの花がそのような変化をしたので、とても気に入っていたのですが、ゆうなの花も楽しみです。

ゆうなの木の水栽培の条件

項 目
内 容
用いた媒体
水道水
コンテナ
PETボトルで作った容器
場 所
リビングの窓辺
水栽培を始めた日
2016年10月27日
水の交換
1日1回

ゆうなの木の水栽培

2016年10月27日

ゆうなの木
ゆうなの木4本で540円でした。

ゆうなの木を切ったものが4本入りで540円でした。他の袋には3本入って同価格でした。

2016年10月27日

ゆうなの木
ゆうなの木を切ったもの4本

ゆうなの木を切ったものが4本入りで540円でした。他の袋には3本入って同価格でした。

2016年10月27日

ゆうなの木
ゆうなの木4本の根元側

赤い塗料が塗ってある方が根元の方向。

2016年10月27日

ゆうなの木
ゆうなの木の切り口のロウを落とします

ゆうなの木の切り口に塗ってあるロウをキッチンばさみで切るようにして削り取りました。

2016年10月27日

ゆうなの木
削り落としたロウ

削り落とした塗料とロウ。

2016年10月27日

ゆうなの木
PETボトルに入れた水に1本挿しました。

PETボトルに水を木の長さの3分の1の高さまで入れ、1本挿しました。

2016年10月27日

ゆうなの木
残り3本のゆうなの木

ゆうなの木残り3本も同様に別のPETボトルで水栽培します。

2016年10月27日

ゆうなの木
芽が出ている1本

すでに1本には芽がでています。

2016年10月27日

ゆうなの木のロウが塗ってある断面
ゆうなの木3本のロウを塗った根元側の断面

ゆうなの木3本のロウを削り落とします。

2016年10月27日

ゆうなの木
ロウを削り落としたあと

3本のロウを削り落としました。

2016年10月27日

ゆうなの木
水に挿した3本

水を下3分の1ほど入れました。

2016年10月28日

ゆうなの木
ゆうなの木3本の水栽培

翌日には水が濁っていました。

2016年10月28日

ゆうなの木
ゆうなの木3本の水栽培

水を交換しました。

2016年10月29日

ゆうなの木
ゆうなの木の栽培の取説

同封されていたゆうなの木の育て方の取り扱い説明書。

2016年10月29日

ゆうなの木
ゆうなの木を切ったもの4本

1本の方は水に浸かっている部分が太くなってきています。PETボトルの口のところに挿しているのですが、抜けなくなってきたからです。木も2日前より立っています。

2016年10月29日

ゆうなの木
ゆうなの木3本の水栽培の水を交換直後

ゆうなの木3本の方の水栽培は特に変化はわかりません。毎日水を換えていきます。根が出たら土に植えます。

2016年11月10日

ゆうなの木
野菜と花の培養土を補充した鉢

パッションフルーツ1本を別の8号鉢に植え替えて、そこの穴に野菜と花の培養土を充塡しました。

2016年11月10日

ゆうなの木
ゆうなの木1本目

水栽培が不調なので土に挿すことにしました。土に挿す前の1本目の様子。特に変化は見られりません。

2016年11月10日

ゆうなの木
ゆうなの木2本目

土に挿す前の2本目の様子。芽が出ているような箇所も見られますが、土に挿しました。

2016年11月10日

ゆうなの木
ゆうなの木3本目

土に挿す前の3本目の様子。特に変化は見られりません。

2016年11月10日

ゆうなの木
野菜と花の培養土を補充した鉢

土に挿した3本。右からNo.1, 中央がNo.2, 左がNo.3。

2016年12月1日

ゆうなの木
ゆうなの木No.2に芽が出てきました。

土に挿した3本のうち、真ん中の1本(No.2)に芽が出てきています。ほかの2本は出てきていません。そのうちの1本(No.1)は購入時にすでに出ていた新芽が水栽培中に枯れたので、同じ所からは出て来ないとしたら、もうだめかもしれません。水栽培の1本も出てきません。このままいくと、発芽した木は1本で、発芽率は4分の1となります(低っ!)。それでも1本あれば増やすことも出来るので良しとします。

2016年12月1日

ゆうなの木
3本とも移植

3本ともパパイヤ レッドレディーの苗を植えている鉢の土に挿し替えました。芽が出てきているNo.2に根は出ていませんでした。もちろん残りの2本(No.1, No.3)にも根は出ていませんでした。3本とも同じように寒さに弱いパパイヤと一緒に一つの鉢にまとめておいた方が室内に取り込む鉢が1個分減るので楽です。

2016年12月3日

ゆうなの木
3本とも移植

パパイヤ レッドレディーの苗が枯れたので、そのかわりにフェイジョアの実生苗を植えました。培養土を追加したので高さが変わりました。

2016年12月28日

ゆうなの木
3本とも移植

唯一芽が出そうだった期待の1本が枯れてしまいました。これで4本全部失敗に終わりそうです。念のために挿したままにしておきます。たぶんだめでしょう。

2017年3月22日

ゆうなの木
3本とも移植

土から抜いてみても、根は出ていません。

2017年3月22日

ゆうなの木
3本とも移植

底面の辺りも根が出ている感じは全くありません。よって、この挿し木の試みは3本とも失敗に終わりました。水栽培している1本も失敗に終わったようです。


これまでのまとめと今後の予定

ゆうなは正式にはオオハマボウといいます。寒さに弱いため、私の住んでいるところでは地植えすると冬に枯れてしまいます。それゆえ、水栽培で根が出てきたら鉢植えにしようと思います。鉢植えにしておけば冬は室内に入れて寒さを避けることができます。実は球形で、緑色→黒色に変わります。種が採れたら第二世代を育ててみたいです。しかし、まずは水栽培がうまくいかなければ先はありません。

2016年11月10日の夕方に野菜と花の培養土に水栽培の木(3本の方)を挿しました。1本の方は今まで通り水栽培を続けます。

2016年12月1日の午後に確認してみると、No.2に芽が出てきています。しかし、No.1とNo.3には全くその気配はありません。特に、No.1は那覇空港の売店で発芽していたのですが、水栽培している途中で枯れてしまいました。もう、その場所からは芽は出ないでしょうから、その木はだめかもしれません。No.3もNo.4(水栽培)も出て来る気配はありません。とりあえず1本でもいいのでちゃんと育ってくれればそれでいいです。接ぎ木でも挿し木でもあとに繋がりますから。

2016年12月1日の夕方にパパイヤ レッドレディーの苗を植えている鉢に挿しました。寒くなったら室内に取り込むので、トロピカルフルーツ(熱帯果樹)と熱帯花木はひとまとめにしていた方が都合が良いからです。ちなみにレッドレディーの苗は枯れかけています。一回掘り起こして土を補充したりしました。そこにゆうなの木を3本挿し木にした形です。

2016年12月28日に確認したところでは、期待していた1本も芽が緑色から褐色に変化していました。つまり、枯れたようです。これで4本全部失敗となりました。気候が合わなかったのでしょうか。それとも、水栽培を継続すべきだったのでしょうか。3本は春までは土に挿したままにしておきます。1本は水に挿したままにしています。

2017年3月23日現在、挿し木を抜き取って確認しましたが、木が完全に枯れてしまったようです。他の2本も同様でした。よって、ゆうなの挿し木は失敗に終わりました。







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