ブルーベリー ミスティーの栽培
Blueberry Misty.
| 栽培しやすさ | ★☆☆☆☆ |
| おすすめ度 | ★☆☆☆☆ |
2012年11月17日（土）、近くのホームセンターに立ち寄ったら、ブルーベリーの苗木がとてもきれいに紅葉していました。ミスティーとガルフコーストという品種を1本ずつ買ってきました。これらはいずれもサザンハイブッシュ系のブルーベリーです。クーパーは、ガルフコーストの兄弟品種で、クーパーの方がやや樹勢が弱いかも。果実は中～大粒、サザンハイブッシュ系の品種としては珍しく酸味がする品種で、糖度も低め。休眠要求時間は400～500時間（ガルフコーストは200～300時間）といわれています。
ミスティーというブルーベリー（奥）の苗木
手前はガルフコーストという品種
（2012年11月17日）
ブルーベリー（ガルフコースト）（右）とミスティー（左）の苗木
（2012年11月17日）
ブルーベリー ミスティーの苗木
（2012年11月17日）
2013年2月2日に畑に植え替えました。2013年4月7日（日）、新しい葉っぱが出ていました。
ブルーベリー ミスティーの苗木を畑に植えました。
（2013年2月2日）
左手前から中央へ順番に、
ビッグオニール、クーパー,ミスティー。
ガルフコーストは左奥のソテツの裏で、
写真には写っていない。
（2013年2月9日）
新しい葉っぱが出ていました。
（2013年4月7日）
2013年5月3日（金）、今年は新しい葉っぱが出ただけで、花は咲きませんでした。よって、実も生りませんでした。来年に期待します。
今年は新しい葉っぱが出ただけで、実は生りませんでした。来年に期待します。
（2013年5月3日）
新しい葉っぱだけのミスティー。
（2013年5月25日）
2013年6月30日（日）、クーパーは枯れてしまいましたけど、ミスティーは枯れていませんでした。大きくなるまでしばらくかかりそうです。
ミスティーは枯れていませんでした。
（2013年6月30日）
ミスティーは枯れていませんでした。
（2014年4月5日）
少し生長しているようです。
（2014年4月6日）
新芽が出ていました。
（2014年5月3日）
ミスティーは栽培に注意が必要な品種で、樹勢はやや強く、幼木の内は他品種に比べ根張りが弱い傾向にあります。果実は大粒で（約18㎜～19㎜前後）、明青色～青色で酸味があるとのこと。幼木の内は果実をつけない方が無難とのことですが、枯れてしまったクーパーは、幼木の時に実をつけたので負担が大きかった可能性も排除できませんが、それよりも、サザンハイブッシュ系はそこの土質に合わないのかもしれません。なぜならば、ガルフコースト、ビッグオニール、シャープブルーも同じくいま一つ育たないからです。
日蔭になっているせいか、土が合わないのか、生長速度が遅いです。
（2014年10月15日）
左側のシャープブルーとは対照的に、枯れかけてきました。わずかに新芽が出ている程度で、植えの方は枯れています。
（2015年5月2日）
なかなか大きくなりません。近くに植えてあるティフブルーはめちゃくちゃ栄えています。
（2015年5月30日）
若葉は出ていますが、買って来た時より退化しているように感じます。
（2015年5月30日）
これまでの経過をもとに考察すると・・・
ミスティーもガルフコーストやクーパーやビッグオニールのようにうちの畑ではいまひとつ生育が良くないです。これはサザンハイブッシュ系であることによる土との相性の悪さに起因すると考えています。なぜならば、ホームベル、ウッダード、ティフブルー、スワニー、エッセル、サウスランドなどのラビットアイ系のブルーベリーはすべて問題なく育っているからです。サザンハイブッシュ系とラビットアイ系を同じ場所に植えてこのような結果になっているということは、共存は難しいのではないかと私は考えています。今後も観察は続けます。
まとめ
ミスティーも結局枯れてしまいました。買ってきてからちょうど3年でした。サザンハイブッシュ系はうちの畑ではうまくいかないようです。もう植える予定はありません。
