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3個のグァバ(No.1〜No.3)を用いる実生苗の栽培と果実の最速収穫の検討

このページでは2016年に収穫した3個のお手製イエローストロベリーグァバの果実を用いて実生苗を栽培し、その中から育った実生苗を用いて最終的には実の最速収穫の方法を検討します。発芽するのは2017年の春になると思われます。

グァバの種を蒔いた条件

項 目
内 容
用いた土
タネのタキイの野菜と花の培養土
コンテナ
プランター
場 所
ベランダ
植えた日時
2016年9月26日
水遣り
1日1回

イエローストロベリーグァバ(No.1〜No.3)

2016年9月26日

イエローストロベリーグァバ
お手製イエローストロベリーグァバ

2016年に採れたイエローストロベリーグァバ3個を実生の栽培に用います。左からNo.1, No.2, No.3。

2016年9月26日

イエローストロベリーグァバ
お手製イエローストロベリーグァバ

指でだいたい3つに裂いて置きました。

2016年9月26日

イエローストロベリーグァバ
お手製イエローストロベリーグァバ

プランターの左側を撮影。No.1の3つとNo.2の2つ。

2016年9月26日

イエローストロベリーグァバ
お手製イエローストロベリーグァバ

プランターの右側を撮影。No.1の3つとNo.2の3つ。

2016年10月10日

イエローストロベリーグァバ
お手製イエローストロベリーグァバ

黄色い皮は褐色になり、土と区別がつきにくくなりました。

2016年10月27日

イエローストロベリーグァバの種の発芽
イエローストロベリーグァバの種の発芽

種を蒔いてから1ヶ月後には発芽していました。最低でも3ヶ所で確認できています。

2016年10月27日

イエローストロベリーグァバの種の発芽
イエローストロベリーグァバの種の発芽

密集して発芽しています。果実を3つに裂いて置いたからです。

2016年10月27日

イエローストロベリーグァバの種の発芽
イエローストロベリーグァバの種の発芽

2ヶ所目。ここにも密集して発芽しています。

2016年10月27日

イエローストロベリーグァバの種の発芽
イエローストロベリーグァバの種の発芽

3ヶ所目。ここでは1本発芽しています。

2016年11月5日

イエローストロベリーグァバの実生
イエローストロベリーグァバの実生

No.1の場所の発芽分です。

2016年11月5日

イエローストロベリーグァバの実生
イエローストロベリーグァバの実生

No.2の場所の発芽分です。

2016年11月5日

イエローストロベリーグァバの実生
イエローストロベリーグァバの実生

No.3の場所の発芽分です。

2016年11月13日

イエローストロベリーグァバの実生
イエローストロベリーグァバの実生

No.1の場所の芽が少し大きくなりました。

2016年11月13日

イエローストロベリーグァバの実生
イエローストロベリーグァバの実生

No.2の場所の発芽分です。

2016年12月14日

イエローストロベリーグァバの発芽
グァバの実生の植え替え

朝晩冷え込んできたため、発芽した苗が枯れ始めました。そこで、別の鉢に移植しました。

2016年12月28日

イエローストロベリーグァバの発芽
植え替えて2週間後

移植してから2週間の中で枯れたものもあれば、新たに移植したものもあり、これが12月28日現在の状態です。元のプランターには1本も残っていません。この鉢の中から2017年も生き残れば、2018年には花が咲いて実が生るでしょう。

2016年12月28日

イエローストロベリーグァバの発芽
最も生長している1本

これが最も生長している1本です。葉っぱの形はまだ不安定です。

2017年1月30日

イエローストロベリーグァバの発芽
生き残ったのはこの2本だけ

結局、2017年1月30日現在で生き残ったのはこの2本だけでした。まだ予断は許しませんが、たぶんこの2本を育てることになるでしょう。

2017年2月3日

イエローストロベリーグァバの発芽
生き残ったのはこの2本だけ

例年より葉っぱが小さいように感じます。

2017年2月23日

イエローストロベリーグァバの発芽
生き残ったのはこの2本だけ

結局、2本とも枯れてしまいました。よって2016年の種から実生苗をつくることは失敗した形です。2017年に再挑戦します。


これまでのまとめと今後の予定

2016年9月下旬に蒔いたイエローストロベリーグァバの種が、10月10日現在、よく見ないとわからなくなりました。水を遣る時にあまり勢いが良過ぎると種が移動したり、埋まってしまうので注意していきます。芽は翌年(2017年)の春にけっこう出て来ると思います。しかし、殻(例えるなら帽子)が取れなくて枯れていく実生が少なからずあります。その殻はとても固いです。そういう困難を乗り越えた中で生き残った実生苗を鉢上げして育てていくことになります。それでもけっこうたくさん芽が出てきます。そして1年経った時点ではとても実が生るような状態ではありません。木といえないくらいです。仮に小さい実が生ったとしても耐えられないひょろひょろの苗です。それゆえ、花が咲くのは2年目の5月〜6月、果実が実るのは7月〜9月、果実を収穫できるのは9月〜10月です。よって、今のところ、イエローストロベリーグァバの種から実をゲットするには最速で丸2年かかります。それを短縮するには季節の周期を考えて1年しかありませんが、木の状況からして無理そうですね。でも、あきらめてはいません。まずは2年で収穫できることの再現性を確認するのが先です。そして目指すは1年で収穫することです。

2016年10月27日、1ヶ月後に発芽しているのが確認できました。最も早いものは3週間ぐらいで発芽したと思われます。来年の春に発芽すると思っていたのですが、トロピカルフルーツは早いようですね。

2016年10月14日、寒くなってきてベランダでは枯れ始めたので、夜は室内に移動するため鉢に移植しました。

2016年10月28日、移植してから2週間の間に枯れたものもあれば、新しく移植したものもあり、だいぶ淘汰されてきました。この中から生き残ったものが2018年には実を結ぶ予定です。そうなれば現在の最速記録2年です。1年では無理のようですので、2017年に実を結ぶことはないと思います(それはほぼ確実です)。

2017年1月30日現在、2本だけ生き残っています。やはり寒さに弱く、小さい苗が軒並み枯れていきました。生き残ったのは大きめの2本だけでした。

2017年2月23日現在、2016年に作った実生苗は全部枯れてしまいました。このようなことはこれまではありませんでした。原因はわかりません。今後の検討課題です。







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