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青摘みイエローストロベリーグァバを用いる実生苗の栽培2017
このページでは2017年に収穫したお手製イエローストロベリーグァバの果実2個を用いて実生苗を栽培します。ベランダで鉢植えの土の上に果実を裂いて皮ごと置きました。これまでの経験では10月に蒔いても発芽するのは1月になりそうです。いくつかの鉢に皮ごと置いたので、どれかが発芽してくれると思います。
野菜の培養土 | |
プランター1個と鉢4個 | |
アパートの2Fのベランダ | |
2017年9月25日 | |
1日1回 |
イエローストロベリーグァバの実生苗の栽培2017
2017年9月23日15:42

地植えしたイエローストロベリーグァバの実が割れました。雨が多かったせいでしょう。青かったけど収穫しました。実生苗の栽培用に回します。
2017年9月25日7:37

2017年9月23日に収穫したイエローストロベリーグァバ3個を使って種を発芽させようと思います。2日しか経っていないのにけっこう傷みました。果実を手で引き裂いて皮ごと土の上に置きます。発芽は2018年1月になると予想しています。
2017年9月25日7:40

2017年9月25日朝にプランターに裂いた果実4片を置きました。右上に2片、左下に2片です。3個のうち、1個だけ割れていたものを蒔きました。
2017年9月25日7:46

レモンの実種苗を栽培している鉢の土の上に置いたイエローストロベリーグァバの断片。まだ皮は黄色いです。
2017年9月25日7:46

金柑の実種苗を栽培している鉢の土の上に置いたイエローストロベリーグァバの断片。種側を上にしました。
2017年9月25日7:46

レモンの実種苗を栽培している鉢の土の上に置いたイエローストロベリーグァバの断片。種側を上にしました。
2017年9月25日7:46

スイカとサラダ菜を植えた鉢の土の上に置いたイエローストロベリーグァバの断片。種側を上にしました。
2017年9月25日17:08

朝には黄色だった表皮が夕方には褐色になっています。
2017年9月25日17:09

この鉢でも朝には黄色だった表皮が夕方には褐色になっています。
2017年9月25日17:09

やはり朝には黄色だった表皮が夕方には褐色になっています。
2017年9月28日16:53

9月25日から3日経ったイエローストロベリーグァバの断片がさらに褐色になっています。これから先は次第に土と同化してわからなくなるので、発芽するまでは2ヶ月ごどかかります。
2017年9月28日16:53

この鉢でもさらに褐色になっています。発芽するまでは2ヶ月ごどかかるので、それまでは土を観察するような感じです。
2017年10月01日7:49

9月28日からさらに3日経ったイエローストロベリーグァバの断片。あまり変化していません。これから先は土に同化してわからなくなります。水遣りでも種は移動しますが、発芽したらどこにあったかわかります。
2017年11月07日11:09

茶色のプランターの中で芽が2本発芽しているのに気付きました。数日前から出ていたと思われます。
2017年11月07日11:09

9月25日に種を置いたので、1ヶ月ちょっとで発芽したことになります。
2017年11月18日16:22

1枚前の写真で育っていた2本を数日前に鉢の両側に分けて移植しました。中央の2本は金柑の実生苗を植えてある鉢(3枚前の写真)に出てきたもの(11月7日に発見)を11月7日に移植したものです。1枚前の写真で発芽している2本は11月14日に左右に1本ずつ移植したものです。
今後は、この鉢の5本とレモンの鉢(No.1の方)で発芽している分でも十分だと思われます。さらに他の鉢やプランターでも発芽するかもしれません。
2017年11月19日8:19

実は3番目に移植していた苗(右端)がまだ小さすぎたので軽く土に埋めておいたのですが、今になって出てきました。枯れたかもしれないと思ってカウントしていなかったのですが、生きていました。右端の小さい苗です。
2017年11月19日8:19

接写しましたがピントが今ひとつ合いませんでした。この鉢の中の5本はある程度まで大きくなったら移植します。このような小さい苗は移植すると枯れることが多いです。もし移植するならもうちょっと待った方がいいです。
2017年11月20日11:48

けっこうたくさん発芽しましたが、先端が枯れてしまったものもあります。あまり育っていません。翌日11月21日に鉢を替えてシークヮーサーの種18個も蒔きました。
2017年11月20日12:15

花と野菜のかる〜い培養土を隙間に充塡しました。この外周には11月21日にシークヮーサーの種18個を蒔きました。
2017年11月20日12:15

左が元のNo.2の鉢で、右が交換して大きくしたNo.2の鉢(交換して大きくなった鉢も同じNo.2とします)。苗が同じだから番号も同じにします。
まとめと今後の予定
今回は青摘みのイエローストロベリーグァバの種から発芽させる試みです。果実を裂いてみたところ種はしっかりしたものが入っているので、たぶん大丈夫でしょう。鉢植えから地植えした木は順調に育っていますが、雨が降って水を吸い上げすぎたせいか、割れている果実があったので早摘みしたわけです。捨てるのももったいないので種から発芽させて実生苗を育てようと思いました。この割れた果実は市販の接ぎ木苗に生った実なので、実生苗が成長してできた実ではありません。プランターに蒔いた種が割れていた果実です。
これだけ蒔いておけば全く発芽しないことはないでしょう。最低でも2本ぐらい木として育ってくれれば最速で2年後には実が収穫できます。しかも、イエローストロベリーグァバの実生からとれた実は親とほとんど同じなので、接ぎ木でなくても栽培できます。その点においては甘柿などの実生とは大きく異なります。ただ、寒さに弱いのでうちの気候では鉢植えと言う制限があります。
このイエローストロベリーグァバは順調にいけば2年で実が生ることがわかっています。また、再現性も確認されています。でも、1年では十分に木となっていないので、1年で実が生るのは無理だということがわかりました。よって、もうこれ以上短縮するのは事実上無理と判断しています。なので、続きは通常の果樹栽培のサイトで検討することにします。そして、このページでは、主に初期の苗の取り扱いについて記述します。
2017年11月19日朝、もう枯れたものと思っていた5本目(この鉢に移植した順では3番目)が移植時はかなり小さかったので土をかけていました。それがついに地表に頭を出してきました。枯れたものと思っていたので数えていなかったので、これを5番目とします。本当は4番目も3番目(ここでは便宜上5番目としたもの)と同時に移植していたのですが、それは明らかに枯れました。生きていれば6番目としたところでした。よって、この鉢には5本の苗があり、これだけでも十分と考えられます。予備としてレモンを植えてある鉢(No.1の方)をとっておきます。
実は、レモンの鉢(No.2の方)に置いたイエローストロベリーグァバはうっかり10月21日にバンシルーと一時的とはいえ混ぜてしまいました。それで、万が一1粒でも残っていたらそれをイエローストロベリーグァバとしてしまうかもしれません。よって、今後無理して使う必要はないと判断しました(両者を判別することはできないことはありませんが・・・)。バンシルーの方は固まりになっていて判別は容易だったので、別の鉢に移し、これを5個目の鉢としました。川中島白桃の実生が植えてある鉢です。
今の段階で気をつけなければならないのは寒さです。
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