2014年のアイベリー栽培
アイベリーの苗(2014年3月15日(土))
栽培しやすさ | ★★★☆☆ |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
ホームセンターから苺のアイベリーという品種の苗を買ってきました。イチゴはバラ科植物です。アイベリーは大粒で糖度や酸度が高い愛知県産の高級品種です。この愛知県の「愛」をとって愛ベリーと名付けられたということです。アイベリーは数あるイチゴ品種の中で、サイズが最も大きく、果実の大きさは最大で80g以上にもなるといわれています。
アイベリーを鉢植えしました
(2014年3月15日(土))
ベランダで、キウイやリンゴの皮、傷んで食べられなかった果実類などを集めて作った土を入れた鉢に植え替えました。無事に育ってくれればいいですが・・・・。

アイベリー(2014年3月15日(土))
アイベリーの実が生ってきました
(2014年3月19日(水))
現在、結実したものが3個と、これから花が咲くものが3個、合計6個の実がなる予定です。

アイベリー(2014年3月19日(水))
ランナーが出きました
(2014年3月22日(土))
ランナーがちょうど実の下に出てきています。これが次の子株になります。2番目以降の子株が苗として使うのに適しています。ランナーが出て来るのは、親元から少し離れた所の場所に新天地を確保し、連鎖障害を避けるるためであるといわれています。毎年新しい他の草の枯れ葉、死骸も生まれるので、光合成で作られた高分子の糖であるリグニン、セルロースが材木腐朽菌により分解され、低分子の糖が出来ます。よって、枯れ葉を除去しなければ連作障害はないという理屈になります。これが自生地では連作障害がないといわれる所以です。
アイベリー(2014年3月22日(土))
ランナーが伸びてきました
(2014年3月26日(水))
ランナーが1日5cmぐらいの勢いで伸びてきました。
アイベリー(2014年3月26日(水))
ランナー2本を除去しました
(2014年3月27日(木))
ランナーがだいぶ伸びました。そこで、果実の方に栄養が行くように、除去しました。長いのと短いのがそれぞれ1本ありました。果実を収穫してからランナーが勢い良く伸びるそうです。ランナーが伸びてできた子株は太郎苗、そこからまたランナーが伸びてできた子株は二郎苗、さらにそこからランナーが伸びてできた子株は三郎苗と呼ばれるそうです。育苗は二郎苗、三郎苗を使います。ランナーを切る際は、親株側を4〜5cm残し、子株側は短く切ります。これを植え付け時と同じような条件で仮に植え付けておいて、植え付け時期(10月上旬〜11月上旬)まで苗を育てます。連鎖障害を避けるために植え替えるわけです。
アイベリー(2014年3月27日(木))
たった5時間でこの変化!
(2014年4月11日(金))
アイベリーの花が続々咲いてきました。早朝に蕾だったものがあっという間に開花したかと思えば、その隣の咲いていた花は7時間後には散ってしまうという具合です。

4月11日(金)10:03現在 左側は咲きかけです。
4月11日(金)10:55現在 左側は満開になりました。
4月11日(金)17:53現在 右側の花びらは散りました。
3本目のランナーの除去
(2014年3月27日(木))
10cmほど伸びたランナーを可哀想ですけど除去しました。大きな実を生らせるためです。
アイベリーのランナー3本目の除去(2014年4月16日(水))
4本目のランナーの除去
(2014年3月27日(木))
5cmほど伸びたランナー(4本目)を可哀想ですけど除去しました。
アイベリーのランナー4本目の除去
(2014年4月19日(土))
熟れてきました(2014年4月26日(土))
3個ほど色がついてきましたが、そのうち1個はかなり赤色がついてきました。

収穫しようか思案中(2014年4月27日(日))
いい色がつきました。もう収穫してもいいかも知れません。

ついに収穫し、食べました
(2014年4月28日(月))
2個(上と下)収穫しました。食べたところ、酸味が少々あり、あまり甘くはありませんでした。専門の農家ではないので、こんなものでしょう。

大きいのが穫れました!(2014年5月6日(火))
たぶん最後になるかもしれない果実が穫れました。1週間前は青かったのですが、あっという間に大きくなって熟れました。色も形も良く、味の方は、酸味があって、甘味はそこそこでした。何と言っても香りが強く、イチゴという感じでした。大きさは携帯電話の半分とまではいかなかったですが、けっこう大きくなりました。切ってみたらスイカのように中が空洞になっていました。あとは、ランナーを伸ばして苗を作ろうと思います。


ランナーが続々と出てきました!
(2014年5月14日(水))
ランナーが続々と出てきて6本になりました。しかし、こららは処分して、この苗の栽培もひとまず終了しました。そして2015年に新規に始めました。