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甘夏の発芽と生長

Sprouting and Growing Sweet Watson Pomelos from Seeds.



栽培しやすさ ★★★★☆
おすすめ度 ★★★★☆


2012年(平成24年)6月18日(月)、ベランダに置いていた鉢からよくわからない種子の発芽が見つかりました(パート3の方)。1週間後の6月24日(日)にも別のプランターでよくわからない種子の発芽が認められました(パート4の方)。生長を見守っているうちに、これらは同じ植物である可能性が高いことがわかってきました。よくよく考えてみると、甘夏を食べたあとに、種子をそれらの鉢に蒔いた覚えがあります。デコポンの種子も蒔きましたが、種の形からデコポンではないように思います。よって、これらは甘夏の種子からの発芽と結論付け、ベランダで栽培しながら生長過程を追ってみることにしました。デジカメで写真を撮りながら収穫までの過程を追っています。パート3とパート4で発芽した植物は両方とも甘夏と思われるため、以下に1つにまとめて以降の結果を示します。


Sweet Watson Pomelos
2012年8月19日(日)
だいぶ生長した発芽分(よくわからない種子の発芽パート3の方)


Sweet Watson Pomelos
2012年8月19日(日)
だいぶ生長した発芽分(よくわからない種子の発芽パート4の方)


Sweet Watson Pomelos
2012年10月5日(金) アゲハが卵を産みつけました。可哀想ですが除去しました。体が緑色でつつくとオレンジ色の角を出す臭いイモムシになって、葉を食い散らかすので・・・・。


Sweet Watson Pomelos
2012年10月27日(土) アゲハの幼虫2匹発見。
そのうちの1匹目。当然処分しました。


Sweet Watson Pomelos
2012年10月27日(土) アゲハの幼虫2匹発見。
そのうちの2匹目。これも葉っぱごと処分しました。
卵は全部除去したと思っていたのですが・・・


Sweet Watson Pomelos
裏の畑に甘夏の苗を植えました(四角の鉢の方)。
(2013年2月2日(土))


Sweet Watson Pomelos
裏の畑に甘夏の苗を植えました。
(長いプランターの分)
(2013年2月2日(土))


Sweet Watson Pomelos
少し生長しました。
(長いプランターの分)
(2013年5月4日)



雑草も生えてきました。
(長いプランターの分)
(2013年5月25日)



雑草もだいぶ生えてきました。
(2013年6月30日)



アゲハの幼虫に葉っぱを食い荒らされていました。
(2013年8月13日)


Sweet Watson Pomelos
発芽して5年2ヶ月、地植えして4年9ヶ月ぐらい経ちます。キウイの香緑の実生の蔭で生長し続けていました。
(2017年8月14日)


Sweet Watson Pomelos
キウイ香緑の実生(オス木)の裏で育っているのがわかります。
(2017年11月3日)


Sweet Watson Pomelos
頂部の葉っぱ。けっこう害虫に食害を受けています。主な害虫はアゲハの幼虫とミカンハモグリガの幼虫(エカキムシ)です。
(2017年11月3日)


Sweet Watson Pomelos
裏に回ってみます。キウイの繁殖力はすごいです。
(2017年11月4日)


Sweet Watson Pomelos
裏に回りました。写真中央付近少し右の混み合ったところが甘夏の実生苗です。そろそろもう少し本数を減らすべきかもしれません。左の方にも数本生えています。
(2017年11月5日)


これまでのまとめと今後の予定


私の家の辺りは霜と北風がかなり厳しいのでこれからどうなっていくか見て行きたいと思います。冬の寒さが厳しいため、地植えでは冬を越えられない可能性が高いですが、木陰に植えると霜が直接かからないので枯れない可能性もあります。ただ、陽当たりがよくないので成長速度はかなり遅いです。陽当たりが良くて北風も当たらなくて霜が降らない場所があればいいのですが・・・

2017年11月5日現在、発芽してから約5年5ヶ月、地植えしてから約4年9ヶ月経ちました。当初は冬の霜で枯れるかと思っていましたが、何とか生長し続けています。このまま様子を見て行きます。最も大きい1本ともう1本ぐらい残して株の本数を減らす必要があると考えています。


10年後に初めて結実しました!


左右2カ所の木がけっこう大きくなりました。左側が四角の鉢の方で、右側が長いプランターの方だったものです。左側が4本、右側が2本の木が大きくなっています。そして、発芽から10年経った2022年には左右の場所で木の上に実が生っているのに12月に気づきました。左側に2個、右側に1個生っていました。どの木に生っているかをよく見てみると、左右ともいちばん幹が太くなっている木に生っているようです(茂っていてはっきりとはわかりませんが)。実生で10年で結実は早い方だと思われます。でも味はどうなのかまだわかりません。2月から6月の間で収穫して1ヶ月ほど熟成して食べてみようと思います。


Sweet Watson Pomelos
右側の場所の木の上の方に生った1個目。(2023年1月2日15:44撮影)


Sweet Watson Pomelos
右側の場所の木の下の方に生った2個目。(2023年1月2日15:44撮影)


Sweet Watson Pomelos
左側の場所の木の上の方に生った3個目。(2023年1月2日15:45撮影)


Sweet Watson Pomelos
3枚前の写真の1個目を脚立を使って右側から撮影した写真。(2023年1月2日15:58撮影)


Sweet Watson Pomelos
少し離れて道路から撮った写真。左右の場所は1メートルぐらいしか離れていません。根元からたくさんの木が出ているのがわかります。間引きはしないつもりです。(2023年1月2日16:25撮影)


Sweet Watson Pomelos
右側の場所の2本の木の根元を接写。キウイの実生2本も左奥の方に写っています。(2023年1月3日15:57撮影)


Sweet Watson Pomelos
左側の場所の4本の木の根元を接写。(2023年1月3日15:58撮影)


Sweet Watson Pomelos
裏側から撮った写真。写真右側が1枚前の左側の4本で、写真左側が2枚前の右側の2本です(キウイの実生2本を根元から切った跡が残っています)。左右の木の間隔は1メートルぐらいしかありません。(2023年1月4日16:47撮影)


Sweet Watson Pomelos
裏側から撮った写真。1枚前の写真の左側を単独で撮影。4枚前の写真の右側の2本でになります。(2023年1月4日16:47撮影)


Sweet Watson Pomelos
裏側から撮った写真。2枚前の写真の右側を単独で撮影。5枚前の写真の左側の4本になります。(2023年1月4日16:47撮影)



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