トップページ > 果樹の栽培記録 > 皮が連続して剝けたアボカドF
皮がとても剥きやすかったアボカドFの種の観察と水栽培
2016年12月12日に買ってきたメキシコ産の3個のアボカドのうち、Fの種の詳細を検討し、水栽培を始めました。この種の皮は珍しく連続して1本で剝けました。このようなアボカドはこれまで30個以上見てきた限りでは1, 2個しかありません。
2016年12月14日

スーパーから買ってきたメキシコ産アボカドFを2日後に切りました。果肉が少ししかありません。そういう意味では西洋ナシ型がお得の場合が多いです。
2016年12月14日

アボカドFの種は37gでした。
2016年12月14日

アボカドFの種はどちらかというと縦長です。
2016年12月14日

アボカドFの種の皮は1本で繋がったまま剝けました。
2016年12月14日

もう一度包んでみました。アボカドFの種はこんな感じで覆われていました。
2016年12月14日

長さは30cm以上あります。こんな剝け方をする種はこれまで30個以上見てきた中で数個しかありませんでした。
2016年12月14日

左右対称ではありません。少し歪になっています。
2016年12月14日

反時計回りに90°回しました。
2016年12月14日

さらに反時計回りに90°回しました。
2016年12月14日

さらに反時計回りに90°回しました。
2016年12月14日

頂部を上から撮影。
2016年12月14日

アボカドFの種を卵ケースで水栽培します。縦長のタイプなので、横幅は減っています。
2017年1月8日

25日経過してもアボカドFの種はもほとんど変化がありません。
2017年1月8日

上段左端から3番目(右端)がアボカドFの種です。
2017年3月1日

上段左端から4番目がアボカドFの種です。
2017年4月30日

種はがっちり固定されていたので、根は出ているようです。
2017年5月25日

かなり緑色になってきましたが、芽が出てきません。
2017年12月2日

斜めから撮影した寄せ植え。この時点では枯れていません。
途中経過
このアボカドFは、まず第一に種の皮が一続きで剝けたことです。これまで30個以上のアボカドの種を見てきた中で、このような剝け方をする種はこのアボカドFの種以外では1個しか見ていません。このような違いがあるアボカドFの種は、ほかの点でも違いが見られるでしょうか。
果実の大きさに対する種の重さの割合は同時に買ってきたD, E, Fの3個のうちで最も小さいものでした。つまり、果実中の種の占める体積は3個の中で最も大きいと考えられました。しかし、アボカドEよりもアボカドDの方が果実が大きい分、種の大きさの絶対値も大きくなってしまったため、Fの種の絶対的な体積と重さはこのシリーズでは2番目になってしまいました(D>F>E)。種の形はDとFがどんぐり型でEが真球に近い形、いいかえると、横から見た時に、Eの種は横幅に対して高さがDやFほどではない丸い形です。これまで見てきた中では、どんぐり型の種の方が丸い大きい種よりもよく発芽して、発芽した後も順調に生長しているような印象です。このことがこれらD, E, Fの種においても見られるかを検証するのがこのページの目的です。変化を随時報告していきます。
2017年5月25日現在、緑色になってきましたが、芽が出てきません。生長点がつぶれているかもしれません。
2017年8月14日現在、芽が出て生長しているのが確認できました。
2018年1月26日現在、寄せ植えは全部枯れていました。他のアボカドの実生苗もことごとく枯れていました。よって、うちでは冬を越えられないということが明らかになりました。
それでは、また。
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