2017年1月10日

黒っぽくなってくるのがハス種の特徴と言われています。
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2017年1月7日にレッドキャベツから買ってきた99円+税のメキシコ産のアボカド。4日間対熟して1月11日に割りました。
黒っぽくなってくるのがハス種の特徴と言われています。
どんぐり型の長くて大きめの種が入っていました。このサイズの種は珍しいです。もっと小さい種が入っていることが多いです。
見た目によらず、テーブルの上に立ちました。
回して別の角度から撮影。
皮を剝きました。
皮は剥きにくかったので、カッターの刃で皮をめくりながら剥がしました。そのため、傷がついたところが褐色になっています。
頂部方向から撮影。
底部はNo.7の種と違ってかなりデコボコしています。
そこで、底部だけを切り落として水栽培することにしました。
数回切ったので、その断片からいかに凸凹だったかがわかります。
百均で買った卵ケースで水栽培を始めました。
翌日にはPETボトルで作った水栽培装置に移しました。
底面が少し開いています。根が出てきつつあります。
底面の割れ目が広がっている様子。
根が出ています。
大きな鉢に寄せ植えします。小さな穴を掘りました。
種を半分以上埋めました。
水を遣りました。これで様子を見ます。
芽が出てきています。
タヌキに掘り起こされて少し移動していました。元の位置に戻しました。葉っぱがダメージを受けていました。
芽が出てきています。
すべて枯れていました。写真中央辺りがアボカドGが含まれているグループ(写真左下はアボカドCなどの別のグループ)。
No.8の種は尖ったどんぐり型で、けっこう長くて大きめの種が入っていました。どんぐり型でここまで大きいのは珍しいと思います。底部がかなりデコボコで汚かったので、包丁で切り落として水栽培を始めました。一般に切り落とす場合は底部と頂部の両方切り落とすことが多いですが、今回は底部だけ切り落として発芽させてみます。ちなみにアボカドNo.6の種は頂部だけ切り落としました。2017年2月28日現在、底面の切断面に亀裂が広がっています。中の芯が生長している証拠で、根と芽が出て来る兆しです。
2017年3月19日現在、根が1センチメートルほど伸びていたので鉢植えに切り替えました。これまでいろいろな種の大きさ・形と発芽しやすさの検討をしてきましたが、今回、縦長のタイプでは大きな部類の種でも発根しました。底面を切り落とした方が発根しやすいような気がしますが、そのまま用いても出るものは出ます。確実性を求めるなら切った方がいいような気がしています。切ったからといって腐りやすいこともありません。また、大きい種より小さめの種の方が成功率は高いような印象を私は持っています。
また、真球に近い形よりどんぐりの実のように縦長のタイプ(アスペクト比が大きいタイプ)の方が発芽しやすいような気がしています。頂部は切り落とした方が芽が出て来る際の障害は少ないです。切り落とさない場合でも、割れ目に沿ってカッターで切れ目を入れてやれば、開くことができるので、発芽における立体障害は少なくなります。
2017年4月27日現在、芽が出てきています。
2017年6月3日現在、茎が10cmぐらいになっています。
2017年7月1日現在、茎が伸びていましたが、葉っぱが減っていました。タヌキが穴を掘ったため、移動していました。基に戻しました。
2018年1月26日現在、寄せ植えがすべて枯れているのが確認されました。よって、うちの気候ではアボカドの露地栽培は無理そうです。
それでは、また。