2016年12月20日

追熟をしたアボカドの果実。
トップページ > 果樹の栽培記録 > 頂部のみ切り落としたアボカドの種
レッドキャベツから買ってきたメキシコ産のアボカドNo.6(税込み105円)の種です。どんぐり型で、割れ目が中央を通っていません(左右対称になっていません)。このようなタイプの種は一般に発芽しにくいので、頂部を8mm切り落としました。底部はそのままです。この状態で水栽培して発芽挙動を検討します。
追熟をしたアボカドの果実。
アボカドの果実の断面。
アボカドの種の頂部が黒くなっています。
アボカドの種の皮。血管のようにも見えます。
アボカドの種。割れ目が偏って入っています。
傾いて立っています。
底部がデコボコです。
頂部を撮影。割れ目がちょうど半分のところになく、偏っていることがわかります。
百均で買ってきた卵ケースに水を入れて浸けました。
水栽培18日目にPETボトルの容器に移しました。
底部に変化は見られません。
非対称の割れ方をしている種なので、頂部を切り落とすことにしました。
頂部を8mm厚で切り落としました。
PETボトルの水に浸けました。断面を見ると種の割れ方に偏りがあることがわかります。
切断面は褐色になりました。根はまだ出ていません。
この種は非対称に割れています。これまでの経験では、このような対称形でない種は発芽しにくいようです。
2016年12月8日にPETボトルの容器に移しました。これなら倒れて水に沈没することもなく、割と安定しています。種を水に沈没させてしまうと呼吸できないそうです。
2017年1月14日現在、底部は特に変化は見られません。頂部を8mm切り落としました。これによって頂部が開きやすくなるので、発芽しやすくなるかもしれないと期待しています。ちなみにアボカドNo.8の種は底部のみ切り落としました。2017年2月25日現在、根が出て来る気配はありません。
アボカドの種No.6, No.7, No.9, No.10をNo.5の種のまわりに一斉に移植したことによって、2017年5月1日にアボカドの種の水栽培はすべて終わりとしました。
全く発芽しなかったので、2017年5月30日に処分しました。