2016年12月3日

アボカドの種を底部方向から見た場合。
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大きい種が入っていると予想した卵形のアボカドNo.5の中にはかなり小さい種が入っていました。果柄は太かったので、種は大きいと予想したのですが、はずれました。その種を水栽培して、発芽したら鉢植えにします。
アボカドの種を底部方向から見た場合。
アボカドの種を頂部方向から見た場合。
アボカドの種を横から見た場合種。
アボカドの種を反対側の横から見た場合。
アボカドの種の皮。
皮を剝いたアボカドの種を底部方向から見た場合。
皮を剝いたアボカドの種を頂部方向から見た場合。
皮を剝いたアボカドの種を横から見た場合。
皮を剝いたアボカドの種を反対側から見た場合。
アボカドの種No.1(手前左)と比べるとNo.5(手前右)がかなり小さいことがわかります。
PETボトルを使って工作した容器に写しました。
種が小さいのでPETボトルの口のところの直径に近く、固定しやすいです。
種の表面が少し緑色を帯びてきました。底部が割れているのが側面の亀裂でわかります。
種の底部が割れてきています。発根しています。小さい種は発芽する確率が高いと感じます。
種が緑色になってきました。葉緑素ができています。
根が2本出ているのがわかります。
けっこう伸びています。1本しか出ないわけではないことが判ります。
野菜と花の培養土を使って、鉢植えにしました。水栽培は今日で終わりです。
芽が出てきたのですが、アブラムシが付いていたので消毒したら先端が枯れてしまいました。
鉢の下から根が出てきていて、しかも露出している部分は変色して枯れていました。これが芽の先端が枯れてしまった原因の1つかもしれません。そこで、鉢をひっくり返して、鉢の底に土を追加して根鉢を元に戻しました。土の入れ過ぎの感は否めませんが、しばらくこれで様子を見ます。根が復活してくれるでしょうか。
No.5の種はかなり小さいものでした。この種で水栽培から始めます。発芽したら土で栽培します。耐寒性の問題があるので冬は室内に移動できるように鉢植えにします。アボカドの実生から実が収穫できればいいと思うのですが、一般には難しいといわれています。それは、アボカドの雌しべと雄しべは違うタイミングで咲くので1本の木では受粉できないからです。その場合に、A型に分類される品種とB型に分類される品種を混植するのが一般的な栽培方法です。しかし、異なる品種を市販の輸入品(だいたいはメキシコ産)のアボカドの果実で得るのは困難です。輸入で入ってくるのはほとんどが輸入中に保存性のよいハス種といわれているからです。ハス種の果樹は耐寒性が劣るといわれています。だから越冬方法としては鉢植えにして室内に移させる方法をとります。受粉に関しては、1品種でもいいからたくさん植えて、花が咲くタイミングがずれる果樹が出てくれればうまくいくのではないかと考えています。
いきなり土に植えても全く問題ないのですが、種の変化を観察するためにまずは水栽培から始めます。
2016年12月8日にPETボトルの容器に移しました。これなら雑魚寝状態ではないので、倒れて水に沈没することもありません。種を水に沈没させてしまうと呼吸できません。
2017年1月8日現在、底部が割れて発根に向けて変化していることが確認できました。
発根してから子葉に相当する種に葉緑素もできてきました。2017年3月2日に鉢植えにしました。これまでいろいろな種を見てきましたが、小さめの種の方が発芽しやすい印象です。
2017年4月23日現在、芽が出てきています。しかし、先端が枯れてしまって生長が停滞しています。そのうちまた伸び始めることを期待します。アブラムシのせいというより使った消毒液のせいではないかと思っています。
2017年4月28日に土を鉢の底に追加しました。これによって鉢の高さと土の高さがほぼ同じになってしまいました。鉢の下から根が何本か出てきていて枯れていたので、土を追加したわけです。これで様子を見ます。
2017年5月1日にアボカドの種No.6, No.7, No.9, No.10をまわりに植えて、アボカドの種の水栽培はすべて終了しました。
芽が枯れて、根も腐っていました。そこで、2017年5月30日に処分しました。