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卵ケースを用いるアボカドの種の水栽培
2016年12月9日に買ってきたニュージーランド産の卵型のアボカド3個の種と、12月14日に買ってきたメキシコ産卵型のアボカド3個の種、合計6個を水栽培します。しかし、容器を6個で栽培すると管理が大変なため、1つの容器で行えれば簡単だと思いました。そこで、百均のダイソーから卵ケースを買ってきました。6個ともケースの中の穴に何とか収まったので、しばらくはこの容器で水栽培を継続できそうです。根が出てきそうになったら別の容器に移す計画です。卵ケースに並べて管理すると大きさの比較にも好都合です。直接手で種を持ち上げて観察するのが最も確実ですが、種を容器に入れたまま、容器の底面から見れば種の底面の変化も観察可能です。
2016年12月9日

百均のダイソーから卵ケースを買ってきました。アボカドの種が増えたので、水栽培の初期段階はまとめて管理しようと思ったからです。
2016年12月9日

高さはこのぐらいです。
2016年12月9日

全部で8個入ります。あまり大きな種は入らないと思います。割と小さめのどんぐり型の種も高さと幅の両方で適さないと思います。
2016年12月9日

蓋を閉じれば水の蒸発を抑えることもできそうです。ただ、解放した方が光が当たって種が緑色になるので良さそうです。
2016年12月15日

6個とも何とか収まりました。
2016年12月15日

2016年12月15日

下段の3個がニュージーランド産、上段の3個がメキシコ産。種Eが最も小さいことがわかります。
アボカドAの種の観察と水栽培 →
アボカドBの種の観察と水栽培 →
アボカドCの種の観察と水栽培 →
アボカドDの種の観察と水栽培 →
アボカドEの種の観察と水栽培 →
アボカドFの種の観察と水栽培 →
考察とまとめ
12月18日現在、ニュージーランド産のアボカドA, Bの種は、種の底面の割れ目が少し広がっていたので、発芽もそう遠くなさそうです。水に浸けた順番はC, A, Bです。Cは種の頂部が少し変わっているので、もうしばらく様子をみて、変化がないようだったら頂部と底部を包丁で切り落としてみようと思います。
百均の卵ケースはたくさんの種をまとめて管理するのにけっこう便利だということがわかりました。試してみたところ、意外に使えそうです。ただし、どんぐり型をした縦長のアボカドの種はあまり大きくないので倒れてしまいます。そういう形の種にはこの容器は適さないと思います。卵型のアボカド果実に入っている丸くて大きいタイプの種の水栽培には卵ケースの穴がちょうどいい大きさです(種によっては大きすぎて穴に入らないものもあります)。ただし、この卵ケースを使うやり方も発芽の初期段階限定です。根が表面に出て来ると容器に当たってしまうので、深い容器に入れ替えるか、鉢植えに切り替える必要があります。爪楊枝を刺して種を浮かせる方法であれば、この卵ケースでももう少し長く使えそうです。
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