星の金貨の種まき
Sowing of Apple Seeds:Hoshi no Kinka Apple.
栽培しやすさ | ★☆☆☆☆ |
おすすめ度 | ★☆☆☆☆ |
星の金貨は「ふじ」に「青り3号」の花粉をを交配して生まれたものといわれています。このリンゴは市場に出回る際には「星の金貨」という名称で扱われています。このリンゴは金貨のように黄色い色をしていて、比較的皮が薄いのでまるかじりした時に皮があまり気にならないというところが特徴です。収穫の目安とされている糖度は14度以上で、15~16度のものが出回っているようです。主な産地は青森県です。星の金貨は果実の大きさは300g前後で、大きいものでは400gを超えるものができます。
星の金貨リンゴ
(2014年11月25日)
星の金貨を横から撮影
(2014年11月25日)
包丁で割りました。
(2014年11月26日)
あいかの香りを食べたあとの芯の部分と種。
(2014年11月26日)
リンゴの芯と種は生ゴミで捨てるにはもったいないです。プランターか鉢で芽が出るか試してみます。過去に発芽したことがあります。芽が出たら、鉢植えでベランダに置いて管理すれば害虫にやられることは避けられ、ある程度まで生長することでしょう。私の場合は地植えしてそのまま放置して、しかも無農薬ですので、だめになるのだと思います。混植しないと実が生らないと聞いたことがありますので、異品種が2本近くにあればいいのかもしれませんね。
あいかの香りを食べたあとの芯の部分と種。この鉢にはチューリップのしろにもも種が植えてあります。(2014年11月26日)
だいぶ春が近づいた感の2015年2月17日(火)、星の金貨の種を置いた場所から芽が1本出ていました。サンふじは5本出てきました。同じふじ系なのにあいかの香りの種からは2月17日現在で1本も出ていません。
星の金貨の種が発芽しました。2014年11月26日に蒔いた場所は確かにここです!
(2015年2月17日)
もっと近づけて撮影しました。
(2015年2月17日)
2日後には2本目が出てきました。
(2015年2月19日)
結局5本発芽して、ふじと同じくらい大きく生長しています。
(2015年4月9日)
最終的に4本残して、そのうち2本はプランターにそのまま残しました。
(2015年4月18日)
4本のうち1本は植木鉢に移植しました。
(2015年4月18日)
4本目は別の陶器製の鉢に移植しました。
(2015年4月18日)
日没後はソーラーライトがずっと点灯しているのですが、これも発芽後の生長に多少は影響するでしょうか。
2014年冬から2015年春にかけて行った14品種の発芽実験で、発芽したのはサンふじ、およびサンふじと交配してある4品種(北斗、星の金貨、あいかの香り、トキ)、そして、サンジョナゴールド、紅玉、サン陸奥、金星の合計9品種でした。金星に至っては2015年5月21日現在、発芽本数は20本にもなりました。
現在、処分せずに残っている実生は、あいかの香り、星の金貨、サンジョナゴールド、そして金星です。あいかの香りと金星は食べ比べてみた結果において私の好きなりんごベスト3に入るので、たとえ実生では同じ果実が生らないにしても、育ててみたい品種です。
結局この4本目は一度プランターを経由して、最終的にはジャンボオクラを植えてある大きなプラスチック製の鉢に移植しました。たとえ枯れても残り3本あります。
(2015年4月18日)
プランターの中の2本が窮屈な状態になってきました。そこで、地植えすることにしました。
(2015年7月3日)
プランターからスポッと土ごと抜き取れました。根を傷めないように分けて、星の金貨の実生2本(写真右下)を地植えします。
(2015年7月5日)
ブルーベリーガルフコーストの右側に2本植えました。ちょっと近いけど、2本とも育てることはないと思います。様子を見ながらあとで1本に絞ります。
(2015年7月5日)
最も育っている鉢植えの1本。これは、キウイ香緑を根元から切って、そこに植えました。
(2015年7月5日)
地植えしました。この右側1mのところにキウイゴールデンキングの実生を植えました。
(2015年7月5日)
現在残っている最後の1本(写真奥)。河内晩柑の実生が一緒に植えてあります。手前は金星りんごとパッションフルーツの実生。ほかの星の金貨の実生苗は草刈り機で刈られたり、抜かれたりして残っていません。
(2015年10月26日)
現在残っている最後の1本は河内晩柑の実生と一緒に植えていますが、徒長したので幹を切りました。
(2016年10月7日)
先端付近から芽が出始めました。
(2016年10月14日)
先端付近数カ所からも芽が出始めました。
(2016年10月14日)