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北斗りんごの種まき

Sowing of Apple Hokuto Seeds.



栽培しやすさ ★☆☆☆☆
おすすめ度 ★☆☆☆☆


リンゴはバラ科リンゴ属の樹木になる果実です。北斗(ほくと)は「ふじ」に「陸奥」を掛け合わせて作られた中生種のリンゴです(中生種とは、早生種と晩生種の中間の種です)。リンゴの中でも非常に味がよいとされ、トップクラスであるとのことです。しかし、栽培が難しいことから生産者は少ないので、一般流通する割合はほんの数%程度といわれています。北斗(ほくと)の果実の大きさは350g~400g程で、丸い球形から楕円形をしています。果皮は赤から赤紫色で有袋栽培と無袋のサン北斗があります。つまり、名前に「サン」がついているのは袋がけしてないので太陽光を浴びているものということです。収穫期は10月下旬頃から11月末頃で、貯蔵期間はさほど長くないため、3月頃までしか流通しないといわれています。10月下旬から12月が食べ頃です。甘みと酸味がバランスよくしかも濃厚です。蜜が中央付近に入っています。果肉の質が最も大きな特徴で、果肉はたっぷり果汁が含まれていて、緻密でやや固めです。北斗はほとんど青森県で作られています。


Hokuto Apple
北斗りんご(斜め上から撮影)
(2014年11月25日)


Hokuto Apple
北斗りんご(横から撮影)
この鉢にはチューリップのきいろ種が植えてあります。
(2014年11月25日)

Hokuto Apple
中央付近に蜜がたくさん入っています。

(2014年11月25日)

Hokuto Apple
皮を剥かずに食べます。
この北斗りんごは美味しいです。

(2014年11月25日)

Hokuto Apple
北斗を食べたあとの芯の部分と種。
この鉢にはチューリップのあかにしろ種が植えてあります。
(2014年11月26日朝)

いろいろなりんごを食べている中で、私個人の好みでは、この北斗という品種はかなり上位に来ることは間違いありません。もしかしたら一番美味しいかもしれません。

リンゴの芯と種は捨てるにはもったいないです。その前に、プランターか鉢で芽が出るか楽しんでみましょう。芽が出たら、鉢植えでベランダに置いて管理すれば害虫にやられることは避けられ、ある程度まで生長することでしょう。私の場合は地植えしてそのまま放置して、しかも無農薬ですので、だめなのだと思います。混植しないと実が生らないと聞いたことがありますので、異品種が2本近くにあればいいのかもしれませんね。

2014年12月5日(金)、2個目を買ってきて食べました。切る角度により断面に蜜があまり現れないこともあるようですが、かじってみると、ちゃんと入っていて、やっぱりとてもおいしいりんごであることは間違いなさそうです。個体差はさほどないようです。

2014年12月16日(火)、3個目を買ってきました。果柄がついている方の反対側の色が相対的に色づいているものを選んできました。割ってみたら、蜜は少し入っていました。味の方は、美味しかったです。個体差はけっこうありそうです。これで、私なりの順位付けができました。北斗は2位にしたいと思います。1位はあいかの香りです。


Hokuto Apple
北斗りんごのお尻の部分。並んでいる商品に中では色づいている方でした。

(2014年12月16日)

Hokuto Apple
蜜は少し入っていました。味はよかったです。
No.2にしたいと思います。

(2014年12月16日)

蒔いてから3ヶ月後の2015年2月17日(火)、チューリップのあかにしろ種の鉢に蒔いていた北斗の種が発芽しているのを発見しました。1本ですが、うまく生長するならば、いけるところまで育ててみようと思います。


Hokuto Apple germinated
北斗りんごの種が発芽していました。

(2015年2月17日11:38)

Hokuto Apple germinated
5時間足らずでこんなに生長するとは驚きです。

(2015年2月17日16:10)

日没後はソーラーライトがずっと点灯していることになります。結局ずっと光に当たっていることになるので、太陽光ほどではないにしても、生長に多少は関係すると考えられます。

2014年冬から2015年春にかけて行った14品種の発芽実験で、発芽したのはサンふじ、およびサンふじと交配してある4品種(北斗星の金貨あいかの香りトキ)、そして、サンジョナゴールド紅玉サン陸奥金星の合計9品種でした。金星に至っては2015年5月21日現在、発芽本数は20本にもなりました。
現在、処分せずに残っている実生は、あいかの香り、星の金貨、サンジョナゴールド、そして金星です。あいかの香りと金星は食べ比べてみた結果において私の好きなりんごベスト3に入るので、たとえ実生では同じ果実が生らないにしても、育ててみたい品種です。



Hokuto Apple and Toki Apple germinated
発芽した北斗2本(右側2本)とトキリンゴ1本(左1本)を同じ鉢に移植しました。

(2015年4月8日)

Hokuto Apple and Toki Apple germinated
発芽した北斗2本(左側2本)は結局枯れました。右側にあったトキリンゴ1本はそれより早く枯れました。中央はカクテルパープルですが、2〜3日後に枯れました。

(2015年4月15日)









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