英語で化学論文作成
Preparing English Papers Related to Chemistry
私は有機化学に関する英語の論文を作成することを生業にしていました。ただし、専門が物理有機化学、高分子化学、超分子化学あたりです。化学全般となると専門分野がかなり細分化されていますので、論文を書くにあたってはそれぞれの分野においてそれなりに内容を深く勉強しなければなりません。趣味というほど甘くはありませんが、化学に関する英語も書けるように時代についていきながら勉強は続けていきたいと思います。
日頃の心掛け
序論などの冒頭の英文は、著者によっていろいろと異なりますが、この文はいいなと感じたら、PDFでダウンロードして、当該部分をWordファイルにコピーペーストして保存しています。毎回、そのような文に出会ったらその繰り返しです。けっこう蓄積されていきますが、論文を書く時は、そのWordファイルを開いて書き出しの参考にします。
専門用語で自分の研究の関するものとか知らないものを見つけたら、その名前のフォルダを作り、その論文をダウンロードして(大学がオンラインジャーナルを購読していたらですが)、そのフォルダに収めておきます。あとで慌てて検索して探すような事態は避けられますし、地道に集めていた方が、出会った時間が早い分、いろいろとメリットがあります。
自分の研究のテーマに関する論文を見つけたら、ダウンロードして分類して保存しておきます。できれば、Wordファイルに論文タイトル、雑誌名、著者、巻、年号、掲載ページなどの情報をコピーペーストして保存しておきます。簡単な内容を日本語で記述しておけば、あとで見た時にわかりやすく、自分の論文の序論、本文等で文献を引用する時に便利です。
自分の利用しているオンラインジャーナルは、人それぞれでしょうが、私の場合はできるだけ毎日、目を通すように心掛けています(毎日はなかなか難しいでしょうが・・・)。それにより、「毎日少しずつ英語の速読」ができます。また、最新情報を得ることができます。
おすすめの本
畠山雄二 著, 理系の人は なぜ 英語の上達が早いのか, 草思社
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