とげなし栗
No-Thorny Chestnut.
栽培しやすさ | ★★★★☆ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
家の庭のとげなし栗についてのページです。殻にとげがあると、刺さって痛い思いをします。そこで、とげのない栗を植えてみることにしました。とげなし栗は品質の高い品種といわれ、国見や銀寄とよく似ています。しかし、この品種はクリタマバチに強く、育てやすい品種といわれています。
2012年7月15日(日)、結実しているとげなし栗を1個は見つけました。
8月15日時点ではその1個は落果していました。
しかし、10月21日に上の方で1個生っていることに気付きました。収穫できたら家でできた初めてのものになります。
11月18日(日)に地面に落ちているのを見つけました。これが今年唯一のとげなし栗で、まともに収穫できた最初のものです。
地面に落ちていた今年唯一のとげなし栗
(2012年11月18日)
地面に落ちていた今年唯一のとげなし栗
(2012年11月18日)
2013年1月2日(水)の朝に上の方の枝を落としました。また、根元付近の枝も落としました。カミキリ虫の幼虫によると思われる穴が空いていました。
枝を落とす前の栗の木
(2013年1月2日朝)
枝を落とす前の栗の木
(2013年1月2日朝)
枝を落とした後の栗の木
(2013年1月2日午前)
根元付近の枝を落とした後の穴
(2013年1月2日午前)
枝を落とした後の栗の木の1ヶ月後
(2013年2月2日午前)
枝を落とした後の栗の木の1ヶ月後
(2013年2月2日午前)
青空と新芽の出た栗の木
(2013年4月7日18:18)
花が咲きました。
(2013年5月25日)
2013年9月21日(土)、2013年はとげなし栗の実が見つけただけでも4個ありました。昨年は1個しか収穫できませんでしたので、少し増えました。
4個見つけることができました。最初の2個。
(写真左右)
(2013年9月21日)
4個見つけることがえきました。残りの2個。
(写真中央と上)
(2013年9月21日)
2014年5月3日(土)、2年前に幹を切ってから、だいぶ茂ってきました。花が咲いていました。
2014年6月7日(土)、花がめちゃくちゃたくさん咲いていました。これだけ花が咲くならば、実もたくさん実りそうなものですが、昨年の例もありますので、予断は許しません。花にはミツバチも来ていました。
2014年8月15日(金)現在、実は10個以上は実っているようです。ただ、これらが全部収穫まで漕ぎ着けるかどうかはわかりませんが・・・・。
それらのうちの1個、順調に育っているようです。
(2014年9月10日)
だいぶ数が減りました。残ったもののうちの1個
(2014年10月14日)
これも含めて2個は見つけられました。
(2014年10月14日)
花はかなりたくさん咲くのに実が少ししか生りません。異品種を交配して受粉させる必要があるといわれていますが、田舎なので特にそれは気にしていませんでした。花がたくさん咲いても実が生らないのは、やはり、異品種を近くに混植していないからかもしれません。そこで、2014年12月に銀寄を買ってきました。
それと気になるのは、下の写真のように根元付近の幹に内部に空洞ができているのではないかと思いたくなるような亀裂が入っていることです。中が虫にやられて穴だらけになっていないことを祈ります。
写真下の方に何か不自然なところがあります。何年か前に、枝のところから虫が穴を空けて入っていたので、枝を切り落としたのですが、ちょうどその下の箇所に当たります。
(2014年11月8日)
幹がひび割れているように思います。おそらく前面がくぼんでいます。中がカミキリムシの幼虫にやられて空洞ができているのではないかと思われます。
(2014年11月9日)
横から見たらこんな感じです。右側の面が凹んでいます。せっかくここまで育てたのに、ほとんど実を収穫することなく、倒れてしまうのでしょうか。最大のピンチ!
(2014年11月9日)
剪定は、冬の落葉している間に、太陽光線が入るように太い枝を間引くとよいようです。2015年1月〜2月のうちにやってしまおうと考えています。
2015年8月25日(火)の台風15号で倒れてしまいました。植えてから12年。今年こそは実をちゃんと収穫できることを期待していたのですが、こんな形で終わるとは。
(2015年9月19日)
根元からきれいに捥げています。接ぎ木の接合面あたりでしょうか。
(2015年9月19日)
まとめ
まだたくさん収穫したっことはなかったとげなし栗の木。こんな形で跡形もなくなってしまいました。そこで、ちゃんと生るのかわかりませんが、とげなし栗の実生を育てることにしました。また、それとは別に丹沢とぽろたんを植えました。これらの中から最低2本は育ってもらわないと受粉樹になりません。