2016年6月9日17:08
ナフコからツルムラサキ緑茎種の苗を1本買ってきました。ベランダで栽培して食用にします。生長状態によってはグリーンカーテンとしての用途も検討します。
昨年2015年に島オクラを育てた時はまあまあ育てやすい印象でした。今年2016年にもう一度島オクラを育ててみて、再現性を確認します。ただし、今回は間引きをせずに育ててみます。
ナフコからツルムラサキ緑茎種の苗を1本買ってきました。ベランダで栽培して食用にします。生長状態によってはグリーンカーテンとしての用途も検討します。
鉢に植え替えました。タネのタキイの野菜と花の培養土を使いました。鉢はダイソーから買ってきました。
買ってきた翌日、特に変化はありません。
島オクラが3種類(ジャンボオクラ(左下)、赤オクラ(右下)、島オクラ)の中で最も生長しています。
1ヶ月後、かなり大きくなりました。もはや鉢では不安定で、鉢の容量も足りません。
パッションフルーツのあんどん仕立て(右)の高さと同じくらいまで生長してきました。
この鉢は大きいのでかなり安定です。土はタネのタキイの野菜と花の培養土を用いました。
パッションフルーツのあんどん仕立て(右)の高さより高くなりました。
蕾が出来てきています。花が咲くのも近そうです。
蕾が密集しています。白い玉は分泌されたネバネバ成分ムチンです。
今年初めての花が咲きそうです。
花が咲きましたが、半開きで完全には開ききれませんでした。
花の部分がスポッと抜けます。
その下に実が隠れています。
1日でけっこう生長しています。枝や花柄などあちこちに多糖類とたんぱく質が結合したものがツブツブになって分泌されています(動物の粘液に含まれるムチンとは異なるといわれています)。
5本収穫できました。4本の木を育てているので一度に5本採ることも可能です。もし間引きして2本ぐらいしかなかったら、実もせいぜい一度に2本ぐらいしか採れないでしょう。
実を収穫したら下の葉っぱも1枚ずつ除去していっています。なので、下の方には葉っぱがありません。
今日も花が3輪咲きます。
収穫できそうなのが3本あります。
今日も花が4輪咲きます。
青空が気持ちいい日です。これは1本目と2本目です。大きいのが穫れそうです。ちなみにこの実は9月18日の花の実ではありません。その間にもそこそこ収穫できました。
これは3本目と4本目です。
これは1本目を違う角度で撮影したものです。
これは5本目です。
収穫した5本です。今シーズンのベストの出来です。
葉っぱが虫に喰われています。今年は虫が大量に発生しました。これも4本育てた弊害かもしれません。昨年は虫はほとんど付きませんでした。
もうあまり花が咲かなくなってきました。昨年はさらに2ヶ月収穫できたのですが・・・。
そろそろ処分しようかと思います。
4本とも幹を根元から切りました。
4本の切り株。昨年はもっと遅くまで栽培できたのですが、今年はいま一つでした。やはり4本より1本がいいと思われます。
2016年夏に育てている3種類のオクラ(ジャンボオクラ、赤オクラ、島オクラ)の中で、今回最も安定して生長も速いのがこの島オクラです。しかし、島オクラ自体が速いのではなく、今回の私の栽培の中では一番速いと考えるべきです。なぜならば、昨年2015年は普通のオクラが最も速く、島オクラはそこまではなく、赤オクラより遅い3番目だったからです。今年の生育条件がたまたま良かったのでしょう。
2016年7月27日に最初の花も咲いて、綿棒で授粉してやったら結実して生長しています。今ではパッションフルーツの蔓のあんどん仕立ての高さも越えて、ベランダで最も丈の高い植物になっています。苗が4本1ポットでしたが、間引きをせずに4本全部育てています。一般には1本残して、残りは根元から切るそうです(根を分けることはうまくいきません)。でも、4本ともグングン育っています。このまま4本でいきます。心配なのは水の消費量がかなり多いことです。毎日最低2リットルはやっています。しかし、鉢の底から水は出てきません。猛暑のベランダでこれだけ大きくなった島オクラの木が1個の鉢に4本も植えてあるのだから当然と言えます。
2016年9月10日朝現在、実が5本収穫できました。一度に4〜5本採れるのは苗を間引きせずに4本の木に生長させたからです。でも、水遣りにけっこう気を遣います。
2016年10月7日、もうこのくらいが限界かと思われたので、4本全部、根元から切断しました。昨年は12月上旬まで栽培できたのですが、今年はとてもそんな感じではありませんでした。その原因として考えられるのは、やはり4本全部栽培したことではないかと思われます。昨年は1本だけ育てました。そして、ベランダの庇に届くほど幹が伸びました。今年はせいぜいベランダの柵の高さぐらいでした。実の収穫量も、結局1本で育てた方が4本の方より多かったと思います。やはり、間引きして1本で育てるのが大きく育つし、収穫量も多いというのが私なりの結論です。でも、やってみたことは意味があったと思います。今後は迷わず1本で行けますから。
これで、2016年の島オクラの栽培は終了しました。来年は1本で行きます。(でも、2016年は4本育てた島オクラの方がうまくいったので、1本がいいとも限らないようです。何か他の要因があるのでしょう。難しいですね)
つくりやすさ | ★★☆☆☆ |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |