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ラ・フランスの鉢植え栽培

Growing European Pear La France in a Pot.


栽培しやすさ ★★★★☆
おすすめ度 ★★★☆☆

ラ・フランスを地植えしていますが、無農薬でやっているため、カミキリムシに幹や枝の中が食い荒らされ、おがくずみたいなものがいっぱい穴から排出されています。植えてから2年なのですが、このままでは枯れるのも時間の問題かもしれません。
そこで、害虫対策のため、鉢植え栽培してみようと思います。ある程度大きくなったら、新高梨二十世紀梨のように、虫に食われながらも育ってくれるのではないかと期待しています。授粉樹なのでぜひとも花は咲いてほしいです。

La France
ラ・フランスの苗木。右側は銀寄栗の苗木。
(2014年12月23日)


La France
幹がS字形に曲がっていますが、この苗を選びました。
特に気にしません。
(2014年12月23日)


La France
葉っぱがまだ生き生きしている苗を選んで買いました。
他の苗はほとんど落葉していました。
(2014年12月23日)

少し大きめの鉢を用意して、ポリポットからそれに植え替えようと思います。実家での正月の仕事にします。それまでのこれから1週間ほどは、売ってあった時のような状態でベランダでポリポットのままで放置です。

2014年12月26日(金)夕方に、黒いポリポットから10号鉢に移しました。そこにあいかの香りの種も全部の量の半分(10個中の約5個分)、置きました。そのあと、食べる前に腐ってしまった香緑も置きました。栄養になってくれれば有効利用になります。香緑の芽も出て来るでしょう。

La France
ラ・フランスの苗木を10号鉢に移しました。
(2014年12月26日)


La France
キウイ香緑が腐ってしまったので、土に返します。
(2014年12月27日)


La France
左がラ・フランスの苗木で、右が銀寄の苗木
(2014年12月27日)

La France
鉢の中ではりんご「あいかの香り」の芽が成長していました。
あいかのかおりの種の発芽については→こちら
(2015年3月28日)

La France
つぼみがたくさんついていました。今年は花は咲きそうですが、実が生るのは厳しいかも。それでも楽しみではあります。
(2015年3月29日)


La France
残念ながら実はついていませんでしたが、花は楽しむことができました。全体的によく枝が伸びています。
2ヶ月前に肥料を与えたのがよかったのかもしれません。与えた肥料は全農の尿素入り窒素加里化成2号という追肥専用肥料でした。
(2015年5月3日)

La France
1ヶ月前の若葉は深い緑色になっていました。今のところ順調です。
(2015年5月31日)


La France
雨が続いているせいか、新芽が出てきていました。
(2015年7月4日)


La France
少し前に花が咲いたようです。季節も季節だけに実は生らないでしょう。
(2015年9月14日)


季節はずれの桜の花が咲く理由について調べました。葉っぱがなくなってしまったら休眠ホルモンが作られないないために不時(ふじ)現象が起こるようです。姫リンゴ、小梅、白桃、大玉白鳳、ラ・フランス、川中島白桃にも花が咲きました。

緑に茶色の模様の2cm大のイモムシが10匹ほどいました。殺虫剤をかけて退治しました。木の生長はまあまあ順調です。


La France
新芽がたくさん出て来つつあります。
(2016年4月9日)



何となく木が退化してきました。ここらでニワトリ小屋のところに地植えしようと思います。


La France
何だか枯れてきた印象。
(2016年9月24日)


La France
地植えすることにしました。鉢から抜いたらけっこう根が張っていました。ユリの苗(左側)は外して庭の片隅に植えました。
(2016年9月25日)


La France
地植えしました。アンズの手前です。
(2016年9月25日)


La France
この写真の中央付近には(写真のピントが合っていませんが)蕾があります。葉っぱが少なくなったことによる不時現象と考えられます。もったいないので来年の春に咲いてほしいです。
(2016年9月25日)


ニワトリ小屋のところに移植しました。この場所は養分はけっこう豊富な気がします。ただ、新高やアンズの木の蔭になっていて、陽当たりがよくないことが少し気掛かりです。一方、この場所はプルーンが2回連続で枯れた場所です。また、この辺りはりんごの実生を植えるとてっぽう虫に喰い尽くされ、枯れます。こんな場所ですが、二十世紀梨と新高梨は何とか大きくなった場所でもあります。果たしてラ・フランスはどっちの運命を辿るのでしょう。



La France
この写真の中央付近には(写真のピントが合っていませんが)蕾があります。葉っぱが少なくなったことによる不時現象と考えられます。もったいないので来年の春に咲いてほしいです。
(2016年9月25日)


La France
地植えして1ヶ月経過しました。この写真では一見無事のように見えますが、上半分が枯れてしまっています。害虫被害もありますが、木自体が弱っているようにも感じます。
(2016年11月19日)


La France
やられている幹をバッサリ切りました。
(2016年11月19日)


La France
根元付近から芽が出ています。
(2016年11月19日)


La France
アブラムシが発生しいています。消毒しました。
(2016年11月19日)


La France
新芽は枯れずに生きていました。2017年はここから大きくなってくれることを期待します。
(2017年1月2日)


La France
上の枝葉枯れましたが、下の枝が伸びていました。2017年は復活してくれるかもしれません。
(2017年5月3日)


La France
この1ヶ月のうちに枯れてしまいました。やっぱりラ・フランスは難しいです。
(2017年6月3日)


これまでのまとめと今後の予定


鉢植えしていたラフランスが枯れてきたので、地植えにしました。しかし、上の方は枯れてしまったので、幹を下から30センチメートルぐらいまで切り戻しました。その後、下の方から出てきていた枝が生長して2017年5月3日時点の写真のようになっています。隣りに生えているキウイは実生苗なので、おそらくオスなので実は生りません。しかし、これまでの経験で、例えばリンゴの実生苗を植えていると、害虫(テッポウムシ)に食い荒らされてズタズタになって枯れてしまいます。しかし、たまたまキウイと一緒に植えていたリンゴの木は害虫が付いていません。それで、このラ・フランスも、隣りにキウイを植えています。


La France
キウイ香緑の実生と一緒に植えているりんごの苗が害虫に食われていません。
(2017年5月3日)


2017年6月3日、枯れていました。1ヶ月前は特に変わったところはなかったのですが、これで枯れた洋なしは3本目です。うまく育ちません。これでこのラ・フランスの栽培記録は終了です。

このあと、2018年3月13日に花芽を持ったラ・フランスの苗木を購入しました。その売り場に花芽を持ったル・レクチェの苗木もあったので、両方1本ずつ買ってきました。目的は害虫が少なく管理が行き届くベランダで鉢植えで栽培してみようと思ったからです。その時に異品種の花があれば受粉がうまくいって実が生るかもしれないと考え、花がほぼ同時に咲きそうなラ・フランスとル・レクチェの苗木を買いました。









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