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免疫力が上がったと思われる私の体験談
私は1日の3分の2働く生活を20年続けてきました。そして、年に何回も風邪を引き、春には花粉症で苦しみ、夜は鼻が詰まって呼吸ができなくなり不眠に悩まされ、おまけに低体温で36℃ぐらいが普通の体温、時には36℃を切ることもありました。尿酸値もコレステロール(特にLDL)も高めでした。もう心身共にぼろぼろで、職場で雇われていたカウンセラーに学生のことで相談に行ったら、自分が呼び止められてカウンセリングを受ける始末。結果、「このままでは死にますよ。私はそういう人を何人も見て来ましたよ」と言われてしまいました。人間ドックも受けました。CTで異常が見つかり、経過観察になりました。
こんな私がその職場を退職して5年経ちました。昨年ぐらいから春に花粉症で苦しむことがなくなりました。薬も一切飲んでいなかったのです。例年、アレジオンとセレスタミン(頓服)を処方されていたのですが、昨年は耳鼻科に行くことさえありませんでした。でも、全くの無症状かというとそうではなく、花粉の多い日は目頭が痒かったりはします。しかし、ひどい鼻炎で苦しむことはなくなりました。そして、この1年、風邪をひきませんでした。それは以前、1年のうち何回も内科にかかっていた自分とは全く別人といっても過言ではありません。これは明らかにストレスが軽減されたことに起因すると思います。歳をとると花粉症が出なくなると聞いたことがありますが、まだそこまで歳とってはいません。寒い環境にいることがなくなったのもあるかもしれません。意識的にできるだけ温泉にも行って温まります。唯一、CTの件は経過観察です。でも、日常の中では明らかに医療費が減りました。ほとんど病院には行かなくても済むようになりました。これは明らかに免疫力が上がったと思われる事実です。これは、ミトコンドリア系が優位になっているためと考えられます(解糖系が優位な人は低酸素・低体温になり、ひいてはがんになりやすいそうです。実際にがん細胞は熱に弱いので温熱療法というのがありますね)。
これは、生き方を見直したことによって免疫力が上がったということではないでしょうか。ここ数年は副交感神経が優位になるような生活を送るように意識してきました。病気の原因となっている生活習慣を変えないまま病気になって対症療法をしていても、本質的な解決にはならないからです。
ちなみに、ミトコンドリア系が優位になればがん細胞は分裂できなくなり、がん細胞は壊死してしまうそうです。
忙しさや悩みにまきこまれないようにすれば副交感神経が優位になり、免疫力がアップするそうです。ただし、あまりのんびりし過ぎることも免疫力を低下させるそうなので、注意が必要です。70%ぐらいが提唱されています。
若いうちは解糖系が優位に働き、30代でミトコンドリア系が解糖系と同じぐらいになり、40代以上ではミトコンドリア系が優位になると言われています。ミトコンドリア系の支配的な年齢で解糖系の生き方をすると体は破綻し、命が脅かされます。マラソンに例えると、スタートから全力疾走して、途中で力尽きて42.195kmを完走できないといった感じです。40代、50代になったら今まで無理して来たまま同じことをやっていてはいけないということです。働き方を変える工夫が必要です。でも、実際、会社で働いていれば、なかなかそうはいかないところもあります。この考え方が社会に浸透してくれれば大手を振ってできるのですが、実際に社会で働いていれば、そうもいかないですね。悩ましいところです。でも、これだけは言えます。自分の身は自分で守りましょう。「命あっての物種」です。
穀類 | うどん、パン、もち米、黒米 | うるち米、玄米 | 大麦、はと麦、そば |
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豆類 | いんげん | 納豆、大豆、黒豆、きな粉 | 緑豆、豆腐 |
肉類 | 鶏肉、鶏レバー、羊肉、豚レバー、鹿肉 | 豚肉、牛肉、牛レバー、鶏卵 | 羊レバー、鴨の卵 |
魚介類 | 鮭、マグロ、アジ、イワシ、鰻、エビ、太刀魚 | イカ、カツオ、鯉 | 牡蠣、アサリ、蛸 |
野菜類 | かぼちゃ、キャベツ、生姜、タマネギ、ニラ、ネギ、ピーマン | 人参 | 胡瓜、牛蒡、春菊、セロリ、茄子、ほうれん草、蓮根、大根、冬瓜 |
果物、木の実 | 杏、サクランボ、桃、胡桃、松の実、ライチ、りんご、梅、栗 | 苺、葡萄、パイナップル、干し柿 | 柿、西瓜、バナナ、梨 |
乳製品 | 牛乳 | 牛乳 | 豆乳 |
調味料 | 味噌、酢、ナツメグ、わさび、パプリカ、シナモン、マスタード、胡椒 | サフラン | 砂糖、醤油、バター |
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