2016年7月12日7:37

赤色が付いてきました。
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2016年夏のベランダで収穫したパッションフルーツの果実は5個でした。花は7輪咲いたうちの5個です。授粉のしかたがわからなかったのと、大雨で授粉がうまくいかなかった2輪の花の犠牲のもとに、残りの5個の結実がうまくいき、収穫に至ったと思っています。これら5個の熟成(エージング)の結果を示します。
栽培しやすさ | ★★★★☆ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
赤色が付いてきました。
落ちた1個目のパッションフルーツの果実。
2個目のパッションフルーツの果実。だんだん黄色になってきました。
朝起きた時には落ちていました。ベランダからコトンと音がしたので、17日に落ちたと考えられます。
パッションフルーツ1個目と2個目。熟成が進むと赤くなってきます。
パッションフルーツ1個目(右)と2個目(左)。1個目がだいぶしいわしわになってきました。
パッションフルーツ1個目を割ってみました。奇異色の透明っぽい果肉が種のまわりに付いています。香りが強く、食べると甘酸っぱいです。
3個目が黄色くなってきました。
ネットを被せて8時間後には落ちていました。まだ黄色いのに落ちてしまiます。
結果した順番が5個目になる果実が4個目より先に黄色くなってきました。
昼過ぎには落ちていました。
しかも萎びています。
現在熟成中の3個(左下が2個目、右上が3個目、左上が5個目)を比べると、古いほど赤くなっています。右上は1個目の皮。
パッションフルーツ2個目と5個目。
2個目を割ってみました。
5個目を割ってみました。味は2個目の方が若干薄かったように思います。熟成時間が長いと味が薄くなるのでしょうか。
結果順で4個目になる果実もだんだん黄色っぽくなってきました。
3時間後にはすでに落ちていました。なぜ赤くなる前に落ちてしまうのでしょう。ベランダの暑さ(暑さ)が原因と思います。よく見ると少し萎びています。
パッションフルーツ3個目と4個目
パッションフルーツ3個目を割ろうと思います。
これまでの3個と同じように見えます。
スプーンで掬うとこんな感じになります。
パッションフルーツ4個目を割ってみようと思います。まだ赤くなっていない果実はどんな味がするのか確認するためです。
パッションフルーツ4個目はまだ黄色でしたが、割って味見をしてみたところ、これまでの4個より酸っぱい感じです。
一般にパッションフルーツは赤くなるまで生っているのに、私のアパートのベランダでは、黄色になってすぐに落ちました。しかも萎びています。こえは、エアコンの室外機の熱風と日差しでかなり暑くなっているためと考えられます。水は切らさないようにけっこうやっていたのですが、吸収が追いつかなかったようです。室外機の風も当たらず、日蔭に生っていた4個目が最も遅く落ちたことも、この考察を支持します。また、1個目はまだ暑くなる前でしたので、赤くなるまで蔓にぶら下がっていることができたものと考えられます。冬に枯れることを覚悟して地植えすれば、赤い実が生っている姿が見られるのではないでしょうか。あるいは、鉢植えを室内に移動して暑さを避ける方法もあったかもしれません。今となっては遅いので、来年検討いてみたいと思います。
熟成時間に関しては、短い方が酸味が強く、甘味が少ないように感じました。10日ぐらい室温で熟成しても腐ることはありませんでした。食べるなら長く熟成した方が美味しくなると思います。果実酒にするなら酸味が効いていた方がいいので、熟成はあまり必要ないのではないかと思いました。
合計5個収穫できたのですが、最初の1個だけは種を残して食べました。種は蒔いて実生を育てます。残りの果実4個はホワイトリカーに漬けてパッションフルーツ酒を仕込みました。現在室温暗所で熟成中です。