駐車場に車をとめて、歩いて少し戻って来る時の温泉街の様子です。右側に紫尾区営温泉神の湯(紫尾区営大衆浴場)、いわゆる紫尾温泉があります。(2011年10月20日15:15)
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新日本百名湯 神の湯 紫尾温泉〜日本一の美人の湯〜
鹿児島県薩摩郡さつま町紫尾にある紫尾温泉(しびおんせん)は、紫尾神社の隣りにあります。源泉名は紫尾温泉(上ノ湯)と表示されています。新日本百名湯にも選ばれている神の湯と言われています。ここでいう紫尾温泉は紫尾区営温泉神の湯(紫尾区営大衆浴場)のことです。源泉は紫尾神社の賽銭箱の下から湧き出ている名湯として知る人ぞ知る温泉です。お湯がラムネの瓶のような色をしていて、pH9.4のアルカリ性なので、肌がヌルヌルになります。日本一の美人の湯といわれる所以です。また、単純硫黄温泉なので硫黄のにおいがします。浴槽のお湯が出るところにコップが置いてあるので、飲むことができます。温泉のロビーの入口の右側にお湯を汲んで持ち帰ることができる場所があり、入り口左側には足湯もあります。秋には名物のあおし柿を道路脇の温泉のお湯に浸けて作る風景も見られます。
立ち寄って200円で入る紫尾温泉
ひなびた温泉の町です。
到着。(2011年10月20日15:15)
玄関(入り口)を開けると右手にフロント(2011年10月20日15:16)。
玄関の左に足湯があります。(2011年10月20日15:16)
外観。この後方に紫尾神社があります。(2011年10月20日15:16)
温泉の成分と注意書き。男湯の脱衣場の壁に掲げてあります。(2011年10月20日15:45)
洗面台と扇風機と有料(100円)のヘアードライヤー。(2011年10月20日15:39)
正面を撮影しました。あいにく雨が降っていました。(2015年7月4日18:19)
紫尾区営温泉神の湯(紫尾区営大衆浴場)、いわゆる紫尾温泉の入浴料は200円です。その紫尾温泉の営業時間は5:00〜21:30です。大衆浴場の紫尾温泉は立ち寄り入浴のみなので、宿泊したい場合はすぐ近くの紫尾荘、しび庵、くすのき荘、ちどり荘に事前予約しておく必要があります。
余談ですが、pH9.4のアルカリ性ということは、化学の実験において、酸と強塩基の中和滴定の際に使うフェノールフタレインという酸塩基指示薬は紫色を呈します。また、レッドキャベツに含まれるアントシアニン色素はpH9.4では緑色になります(酸性ではピンク色です)。
紫尾温泉へのアクセス情報
車でいくしかない山奥の鄙びた温泉街です。路線バスは私が子供の頃は南国交通のバスが1日5, 6本は通っていたような記憶がありますが、現在は過疎化の影響もあってか、運行してないような気がします(通常は乗る人がほとんどいないでしょうから)。宮之城駅バス停まで何らかの方法で公共交通機関で来たとして(例えば薩摩川内駅から宮之城駅バス停までバスで来たとして)、その先はタクシーか、旅館利用なら送迎バスになると思います。半径50kmぐらいのところに住んでいる人は車で行くのがやはりベストだと思います。実際に水俣市あたりから(たまに熊本市あたりから)来る人もいます。
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