洋楽から入る英語学習

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第7章 形容詞のいろいろな働き

キラキラチューター

形容詞には大きく分けて4つの種類があります。
(1) 人や物の性質や状態を表す形容詞
(2) 数量や程度を表す形容詞
(3) 数や順序を示す形容詞(数詞)
(4) 固有名詞から派生した形容詞
です。また、形容詞には、名詞・代名詞を修飾する用法と、補語として文の要素になる用法との2つがあります。この章ではこれらの形容詞について見ていきます。


ビートルズなどの洋楽歌詞に特に興味がなく、文法のみをみっちり学習したい方は、下記の引用部分を飛び越えて文法のセクションへ↓



ビートルズの歌詞中で注目した部分:no+形容詞(7-3-5.参照

Getting Better It can't get no worse(これ以上悪くはならない)

ビートルズの歌詞中形容詞の get + 形容詞

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) It's getting very near the end(まさに終わりに近づいてきました)
Getting Better It's getting better all the time(いつもだんだん良くなってきている)

ビートルズの歌詞中の形容詞の比較級を含む構文

Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey The deeper you go, the higher you fly(深く行くほど高く飛ぶことができる)

ビートルズの歌詞中のthe + 形容詞

Blackbird Blackbird singing in the dead of night(夜のしじまで鳴いているクロウタドリ)

ビートルズの歌詞に見られるon one's own

Tell Me Why But you left me sitting on my own(ひとりで座っている自分を置いて行った)
Don't Bother Me I can't believe that she would leave me on my own(彼女が僕を置き去りにするなんて信じられない)
It Won't Be Long Here am I sitting all on my own(僕はひとりぼっちでここにいる)
With A Little Help From My Friends Are you sad because you're on your own(一人になるからといって寂しいかい)
Good Morning Good Morning you're on your own(君はひとりぼっちだ)

ビートルズとレッド・ツェッペリンの歌詞の中に出てくるwhole lotta

When I Get Home I got a whole lotta things to tell her(彼女に話したいことがいっぱいある)
Whole Lotta Love
(LED ZEPPELIN)
Wanna whole Lotta Love

ビートルズの歌詞の中に出てくる「嫉妬して」の意味のgreen

When I Get Home Everybody's green(みんなが嫉妬している)

ビートルズの歌詞に出て来る自動詞+形容詞(第2文型

I Don't Wanna Spoil The Party I wonder what went wrong(どうかしたんだろうか)
I'm Looking Through You You don't look [sound] different(君は違う風に見えない[聞こえない])
Within You Without You We were talking about the love that's gone so cold(私達は冷えきった愛に付いて話していた)
Only A Northern Song You may think the chords are going wrong(コードが間違っていると言うかもしれない)
I'm So Tired I'm going insane(気が狂ってきた)
Maxwell's Silver Hammer he must go free(彼は解放されなければならない)


ビートルズの歌詞中の a little

All Together Now 1, 2, 3, 4, can I have a little more(1, 2, 3, 4, もうちょっともらえるかな?)


ビートルズの歌詞中のalone

I'm Down We're all alone and there's nobody else(僕らは二人きり、そばには誰もいない)
日本人の多くはaloneを「ひとりで」と考えがちなので、We're all aloneを「私達はみんなひとりぼっち」と訳してしまいそうです。でも「僕らは二人きり」という訳も可能です。ここでは「僕らは二人きり」となります。しかし一概に「みんなひとりぼっち」はないとは言い切れないので、やはり文脈で判断しなければなりません。→もっと詳しく

第7章 形容詞のいろいろな働き

7-1. 形容詞の種類

7-2. 形容詞の用法

7-2-1. 限定用法の形容詞の位置

7-2-1-1. 名詞+他の語句に修飾された形容詞+修飾語句

7-2-1-2. -thing+形容詞

7-2-1-3. 形容詞が名詞のあとにくる慣用的表現

big green boxesかgreen big boxesか

7-2-2. 限定用法または叙述用法だけの形容詞

7-2-2-1. 限定用法のみに用いられる主な形容詞

7-2-2-2. 叙述用法のみに用いられる主な形容詞

ビートルズの歌詞中のalone

7-2-3. 限定・叙述の用法によって意味が異なる形容詞

「私には、それをすることは不可能だ」は?

7-2-4. 「the+形容詞」

7-2-4-1. 複数普通名詞になる場合

7-2-4-2. 抽象名詞になる場合(文語)

7-2-4-3. 物事の部分を示す場合

7-2-5. 慣用表現(前置詞の目的語になる)

7-3. 数量を表す形容詞

7-3-1. many, much

as many, like [as] so many

7-3-2. a lot of (lots of)

俗語のwhole lotta は a whole lot of と同じ。

「たくさんの」を表わす語句

7-3-3. a few, few; a littele, little

ビートルズの歌詞中の a little

not a few [little], quite a few [little]

7-3-4. some, any

7-3-5. no

Any boy couldn't answer the question.といえるか

A is no B(名詞・形容詞)

7-3-6. enough

enoughの注意すべき用法

7-4. 数詞

7-4-1. 基数詞と序数詞

7-4-2. 基数詞を含む表現

7-4-2-1. 小数・数式

7-4-2-2. 年号

7-4-2-3. 時刻

7-4-2-4. 電話番号

7-4-2-5. 金額

7-4-2-6. 温度

7-4-2-7. その他

7-4-3. 序数を含む表現

7-4-3-1. 分数

7-4-3-2. 月日

7-4-4. 慣用表現

7-4-4-1. hundreds of 〜「何百もの〜」

7-4-4-2. in one's twenties「20代で」

a+序数 ー もう1つの(= another)

7-5. 固有形容詞



7-1. 形容詞の種類

形容詞の種類は次の4種類である。

形容詞の種類
(1) 性質や状態を表す pretty, kind, beautiful, serious, sick, old, etc.
(2) 数量や程度を表す many, much, some, any, no, few, little, etc.
(3) 数や順序を示す(数詞) one, two, three, first, second, third, half, etc.
(4) 固有名詞から派生したもの Japanese, American, Asiatic(=Asian), Parisian, etc.

※ ほかに、代名詞が形容詞的に用いられる場合があるが、これらは第6章参照。


7-2. 形容詞の用法

形容詞には、名詞・代名詞の前(後)に直接つけてこれを修飾する方法(限定用法)と、補語として用いる用法(叙述用法)とがある。大部分の形容詞はこの両方の用法を持つが、中にはどちらの用法で使われるかによって、意味が異なったり、いずれか一方の用法しか持たないものもある。

限定用法 He is an honest boy.
叙述用法 He is honest.
I believe him (to be) honest.

7-2-1. 限定用法の形容詞の位置

限定用法の形容詞は [形容詞→名詞] のように修飾する名詞の前に置くのが原則であるが、次のような場合には名詞のあとに置かれる。


7-2-1-1. 名詞+他の語句に修飾された形容詞+修飾語句

形容詞にさらに他の語句がついて長い修飾語句になる場合。

a problem difficult to solve(解釈が困難な問題)
a pencil about ten inches long(約10インチの鉛筆)

7-2-1-2. -thing+形容詞

-thingで終わる語を修飾する時。

There is something strange about him.(彼はどことなく変わっている)
There is nothing particular.(特別なことは何もない)

7-2-1-3. 形容詞が名詞のあとにくる慣用的表現

the sum total (総計), Asia Minor (小アジア), Japan Proper (日本本土), God Almighty (全能の神)など。


big green boxesかgreen big boxesか

名前の前に、形容詞をいくつも重ねる場合、だいたい冠詞→数量→性質の順序になる。「性質」の中では、一般に名詞に関係の深い、容易には変えられないというような性質を示す形容詞ほど名詞に近くなる。

冠詞等
(a, an, this, thatなど)
数量を表わす形容詞・数詞
性質を表わす形容詞
名詞
序数
基数
大小・形
性状・色
新旧
材料・
所属
the
first
two
weeks
the
five
big
green
new
wooden
boxes

ちなみに、ビートルズの歌詞には叙述的用法で「嫉妬して」のgreenが使われています。

When I Get Home Everybody's green


7-2-2. 限定用法または叙述用法だけの形容詞

7-2-2-1. 限定用法のみに用いられる主な形容詞

(1) 「名詞+en」の形の形容詞
a wooden box (気の箱), the golden sun (金色に輝く太陽)など
(2) 「過去分詞+en」の形の形容詞
a drunken man (酔っぱらい), a beaten road (踏み固められた道)など。
(3) 程度を表わす形容詞
a mere child (単なる子供), an only son (一人息子)など。
(4) 上・下・前・後などを表わす形容詞
the upper grades (上学年), the lower part (下部), one's former wife (先妻), the latter half (後半), one's elder brother (兄)など。
(5) 所有格と共に用いられるown
my own eyes (自分の目)
※ He is on his own.(彼は自立している)

上記7-2-2-1.の(5)のon one's ownについては、ビートルズの歌詞にも見られます。

Tell Me Why But you left me sitting on my own
Don't Bother Me I can't believe that she would leave me on my own
It Won't Be Long Here am I sitting all on my own
With A Little Help From My Friends Are you sad because you're on your own
Good Morning Good Morning And you're on your own

7-2-2-2. 叙述用法のみに用いられる主な形容詞

(1) 接頭語a-で始まる形容詞
be afraid (恐れて), be ashamed (恥じて), be asleep (眠って), be awake (目覚めて), be aware (知って), be alone (ひとりで)など
(2) その他
be content (満足して), be well (健康で)など。

上記7-2-2-2.の(1)のaloneの場合については、ビートルズの歌詞にも見られます。


ビートルズの歌詞中のalone

I'm Down We're all alone and there's nobody else(僕らは二人きり、ほかには誰もいない)
日本人の多くはaloneを自動的に「ただひとりで、孤独で、ひとりで、孤立して」と考えがちなので、「We're all alone」を「私達はみんなひとりぼっち」と訳してしまいそうです。でも「僕らは二人きり」という訳も可能です。ビートルズのI'm Downの歌詞では文脈から「僕らは二人きり」となります。Boz Scaggsの曲「We're All Alone」の邦題は「二人だけ」から「みんなひとりぼっち」になったりしました。今では「ウィ・アー・オール・アローン」になっています。しかし一概に「みんなひとりぼっち」がないとは言い切れないので、「僕らは二人きり」と「みんなひとりぼっち」のどちらなのかは、つまり、複数人数で1つの単位として孤立しているのか、何人いようが1人ずつなのかは、やはり前後の文脈で判断しなければなりません。

7-2-3. 限定・叙述の用法によって意味が異なる形容詞

I met a certain lady at the station.(駅である女性に会った)<限定用法>
He is certain to succeed this time.(彼は今度はきっと成功する)<叙述用法>
The late Dr. Makino was an authority on botany.(故牧野博士は植物学の権威だった)<限定用法>
I was late for the last train.(終電に乗り遅れた)<叙述用法>
The present king is weak in body.(現在の国王は病弱である)<限定用法>
The king was present at the ceremony.(国王はその儀式に列席した)<叙述用法>

「私には、それをすることは不可能だ」は?

I am impossibleという形では言えない。impossibleという形容詞は人を主語とする分には使えないからである。
It is impossible for me to do it.
I am unable to do it.
このように、用法上注意しなければならない形容詞には、convenient, important, pleasant, interestingなどがある。


7-2-4. 「the+形容詞」

「the+形容詞」で、名詞としての用法がある。


7-2-4-1. 複数普通名詞になる場合

The old [Old people] should be treated with respect.(老人は尊敬の念をもって扱われるべきだ)

この用法はthe+現在分詞, the+過去分詞にも適用される。the living (生きている人々), the deprived (困窮した人達)など。 また、high and low (身分の高い人も低い人も), young and old (老いも若きも)のように、対句になっている場合には、theを付けずに、普通名詞として用いる。

7-2-4-2. 抽象名詞になる場合(文語)
She has no eye for the beautiful.(= beauty)(彼女は美的感覚がない)

7-2-4-3. 物事の部分を示す場合

the white of an egg (卵の白身)
the middle of the road (道路の真ん中)

7-2-5. 慣用表現(前置詞の目的語になる)

I don't know for certain.(はっきりとはわからない)
I have nothing in particular to do.(特にやることは何もない)

その他、for long (長い間), for good (永久に), in short (要するに), in full (十分に), of late (最近), in general (一般に), from bad to worse (ますます悪化して)など。


7-3. 数量を表す形容詞

数量程度を表わす形容詞を、そのあとにそのような名詞がくるかによって分類すると、次のようになる。

数えられる名詞につくもの many, (a) few, a great many, a number of, a great [large] number of, a good many, several, not a few, quite a few
数えられない名詞につくもの much, (a) little, a great deal of, a good deal of, a great quantity of, not a little, quite a little
いずれにもつくもの a lot of, lots of, plenty of, some, any, enough

7-3-1. many, much

many 数を表わす 「数えられる名詞」の複数形の前に付ける
much 量や程度を表わす 「数えられない名詞」の前に付ける

many, muchの用法については、次のa lot ofの項を参照。
Many people gathered in the square.(たくさんの人達が広場に集まった)
Much time was wasted.(多くの時間が無駄になった)
また、many, muchは名詞としても使われる。
Many knew that he was guilty.(彼が有罪だということを知っている人はたくさんいた)
I don't eat much for breakfast.(私は朝食はあまり食べない)


as many, like [as] so many

as many, like [as] so manyは同数の意味になる。
He made ten mistakes in as many lines.(彼は10行で10の間違いをした)
The lamps shone like so many stars.= The lamps shone as so many stars.(ランプが(それと同数の)星のように輝いていた)


7-3-2. a lot of (lots of)

7-3-1.で見たmany, muchは主語を修飾する場合を除き、肯定の平叙文およびThere is構文には使われない傾向があり、そういう場合には、a lot of, lots ofなどが多く使われる。特にmuchにはこの傾向が強い。
※ a lot ofは英国、lots ofはアメリカで多く使われる。

He has a lot of money.<肯定文>
There is a lot of money.<There is構文>
He doesn't have much money.<否定文>
Does he have much money?<疑問文>
Much [A lot of] money is needed.<主語を修飾>


口語ではa whole lot ofのかわりにwhole lottaが使われることがあります。


俗語のwhole lotta は a whole lot of と同じ。

When I Get Home I got a whole lotta things to tell her
Whole Lotta Love
(LED ZEPPELIN)
Wanna whole lotta love

「たくさんの」を表わす語句

a lot of, lots of以外で「たくさんの」の意味を示す語句を整理する。

数えられる名詞に付く 数えられない名詞に付く
a number of
a great [good, large] number of
a great [good] many
a great [good] deal of
a great quantity of
quantities of
a large amount of

※ ① a number ofは「いくらかの」(= some)の意味に使われることもある。
印の語句では、goodは「かなり」, great, largeは「非常に」の気持ちで、一般にgoodの方が意味が弱い。


7-3-3. a few, few; a littele, little

a few, few 「数」を表わす 「数えられる名詞」の複数形の前に付ける
a little, little 量や程度を表わす 「数えられない名詞」の単数形の前に付く

ビートルズの歌詞中の a little

All Together Now 1, 2, 3, 4, can I have a little more

a few, a littleは「少しある」という気持ちで、a small number [amount] ofの意味である。
few, littleは「少ししかない」「ほとんどない」(= not many [much])の意味で、否定の気持ちが強い表現である。

I have a few friends in Los Angeles.(私はロサンゼルスに友人が2, 3人いる)
Few people are able to understand this poem.(この詩を理解できる人はほとんどいない)
There is a little hope of his recovery(彼が回復する見込みはいくらかある)
I have little knowledge of chemistry.(彼は化学のことはほとんど知らない)

※ なお、これらの語はいずれも(代)名詞としても用いられる。
I know a few of them.(彼らのうち、2, 3人は知っている)
Little is known about the island.(その島のことはほとんど知られていない)


not a few [little], quite a few [little]

not a few [little]は日本語の「少なからず」「少なくない」に似て、実質上manyと同じ
quite a few [littke]は、口語体で(a good) many, a good deal of 「かなりたくさんの」の意味になる。「ごくわずか」の意味ではないので注意。
Not a few people take freedom for license.(自由と放縦(ほうしょう、ほうじゅう=思うままに振る舞うこと)を取り違えている人が少なくない)
Quite a few men studied English very hard.(かなりたくさんの人が一生懸命英語を勉強した)
There is quite a little money left.(相当の金が残っている)

7-3-4. some, any

someとanyは「数えられる名詞」にも、「数えられない名詞」にも使われる。用法は代名詞に準じる。

some, anyは代名詞、形容詞として用いられる他に、次のように副詞として用いられることもある

Do you feel any better today?(今日は気分はいくらかよろしいですか)
Can you make it any cheaper?(もっと安くなりませんか)


7-3-5. no

「数えられる名詞」にも、「数えられない名詞」にも付く。
I have no brother(s).(私には兄弟がいません)
No boy could answer the question.(その質問に答えられる少年はいなかった)


Any boy couldn't answer the question.といえるか

「いかなる少年もその質問には答えられなかった」という日本語から考えると、この英文は正しいように見えるが、英語では否定語はできるだけ前に出すので、any〜notの表現はできない。この文章は、No boy could answer the question.となる。
He has no brothers.はHe doesn't have any brothers.のように表現できる。否定語が前の方にきているnot〜anyの形だからである。この場合、not〜any の方が〜no …より口語的である。No boy〜のような表現は日本語にはないので注意。


A is no B(名詞・形容詞)

① 「no+名詞」の場合は、名詞を強く否定
He is no fool.(彼は決してばかどころではない。むしろ抜け目ない)
He is not a fool.(彼はばかではない ー ふつうの否定文)
② 「no+形容詞」の場合は、形容詞を強く否定
She showed me no small kindness.(彼女は私にたいへん親切にしてくれた)


7-3-6. enough

「数えられる名詞」にも「数えられない名詞」にも付けられる。名詞の前後どちらにも置かれるが、「enough+名詞」の方が意味が強い。

enoughは上例のような〜enough A to doの形のほかに、〜enough A for B(名詞・代名詞)の形になることが多い。
There was enough beer for us all.(我々みんなが飲むだけのビールがあった)
enoughは副詞として用いられる場合がある。この時には、形容詞(副詞)+enoughの形になる。
He was kind enough to show me the way.(彼は親切にも道を教えてくれた)

enoughの注意すべき用法

There was enough beer [beer enough] to go round.(みんなにいきわたるだけのビールがあった)

7-4. 数詞

7-4-1. 基数詞と序数詞

序数詞は1, 2, 3を除き、基数詞には-thをつけてつくるが、つづりが多少変化するものがあるから注意しよう。

1
one
first [1st]
2
two
second [2nd]
3
three
third [3rd]
4
four
fourth [4th]
5
five
fifth [5th]
6
six
sixth [6th]
7
seven
seventh [7th]
8
eight
eigth [8th]
9
nine
ninth [9th]
10
ten
tenth [10th]
11
eleven
eleventh [11th]
12
twelve
twelfth [12th]
13
thirteen
thirteenth [13th]
14
fourteen
fourteenth [14th]
15
fifteen
fifteenth [15th]
20
twenty
twentieth [20th]
21
twenty-one
twenty-first [21st]
30
thirty
thirtieth [30th]
40
forty
fortieth [40th]
100
a [one] hundred
(one) hundredth [100th]
101
a [one] hundred and one
(one) hundred and first [101st]
102
a [one] hundred and two
(one) hundred and second [102nd]
1,000
a [one] thousand
(one) thousandth [1,000th]

※ ① 21から99までの語は、10位と1位の間にハイフン(-)を入れる。
② 101からはhundredの次にandを入れる。米語ではこのandは省略されることがある。
③ 2桁以上からなる序数詞は、最後の語だけ序数にすればよい。
④ 序数詞には定冠詞theをつけるのが原則である。


<1,000以上の数の読み方>

1,000以上の数は、末位から3桁ずつ区切って、その区切りの単位をつけて読む。

100 hundred
1,000 thousand
10,000 ten thousand
100,000 hundred thousand
1,000,000 million
1,000,000,000 (英) thousand million
(米) billion
1,000,000,000,000 (英) billion
(米) trillion

※ hundred, thousandには-sを付けない。millionには付けることもあるが、次に名詞が来る時には付けない。→ three million people


7-4-2. 基数詞を含む表現

7-4-2-1. 小数・数式

小数点をpointまたは[désiməl]と読み、少数点以下は日本語と同じように1つずつ読む。0はnaught [nɔːt] またはzeroと読む。35.401 = thirty-fivepoint [decimal] four naught [zero] one.
数式
2+3=5 → Two plus three equals five.または
Two and three is [are, makes] five.
5ー2=3 → Five minus two equal(s) three.
Two from five leave(s) three.
5×2=10 → Five multiplied by two equal(s) ten.
Five times two is ten.
10÷2=5 → Ten divided by two equal(s) five.
Two into ten goes five.


7-4-2-2. 年号

100位と10位の間で区切って読む。
852 = eight (hundred and) fifty-two
1978 = nineteen seventy-eight
1700 = seventeen hundred


7-4-2-3. 時刻

10時5分=five (minutes) past [after(アメリカ英語)]ten 10時5分前=five (minutes) to [before, of(アメリカ英語)] ten
the 7:15 a.m. train = the seven fifteen a.m. train. ※ 日常生活ではpastやtoを使わず、5時15分ならfive fifteen, 4時15分前(3時45分)ならthree forty-five, 1時2分(1:02)ならone O (オウと発音) twoのように言う。
番地やは、925番地なら、nine twenty-five, 部屋番号は、1915号室ならnineteen fifteenという。要するに、わかりやすく簡単に言う。


7-4-2-4. 電話番号

数字を1つずつ読めばよい。
651-4308 = six five one, four three O [ou] eight


7-4-2-5. 金額

$5.25 = five dollars (and) twenty-five (cents)
£15.30 = fifteen pounds (and) thirty (pence).
※ これらも日常の中ではfive twenty-five($5.25)のように言うことが多い。なお、yen(円)は複数形にしない。


7-4-2-6. 温度

25˚C = twenty-five degrees Centigrade
68 ˚F = sixty-eight degrees Fahrenheit


7-4-2-7. その他

vol.I= volume one(第1巻), §4= section four
pp.25-34=pages [from] twenty-five to thirty-four
World War II= Wordl War II(第二次世界大戦)


7-4-3. 序数を含む表現

7-4-3-1. 分数

分子を基数詞(ふつうの数字)、分母を序数詞として読み、分子が2以上の場合には、分母を複数形にする。ただし、2分の1はa [one] half, 4分の1はa [one] quarterと読む。
(1/3)=a [one] third, (2/3)=two thirds, (2/25)=two twenty-fifths, 2+(2/5)(+と括弧( )は本来書かないが、ここではHTMLの表示上の問題で書かざるを得ないので注意)= two and two-fifths, (131/425)=131 over 425<数の大きい分数>


7-4-3-2. 月日

4月1日=1(st) April (the first of April)(英)
April 1 (st) (April (the) first [one])(米)


7-4-4. 慣用表現

7-4-4-1. hundreds of 〜「何百もの〜」

hundred, thousandなどが一定の数を示すのではなく、漠然と多数を表わす時には、hundreds of〜のように複数形になる。

thousands of 〜「何千もの」, millions of 〜「何百万もの〜」, dozen of 〜 「何十もの」, scores of 〜 「何十もの〜」
Hundreds of birds flew over my head.(何百羽という鳥が頭上を飛んでいった)

7-4-4-2. in one's twenties「20代で」

10位の数を複数形にして(〜代で)の意味になる。

Most girls marry in their twenties.(たいていの女性は20代で結婚する)<年齢>
Shakespeare was born in the fifteen sixties.(シェイクスピアは1560年代に生まれた)<年代(西暦)>

※ ① そのほか、by twos and threes(三々五々), by hundreds(何百となく), ten to one(= in nine cases out of ten)(十中八九)などの慣用表現がある。
② 時間・距離・金額・重量などの数量をひとまとめにしていう場合は、単位を示す語が複数形でも単数扱いとなる。
Ten years is a long time, he thought.(10年は長い時間だと彼は考えた)
ただし、「時間の経過」を表わす場合は複数扱いとなる。
Ten years have passed since he stopped smoking.(彼が禁煙してから10年になる)


a+序数 ー もう1つの(= another)

序数詞にはふつう定冠詞theがつくが、aがつくと「もう一つの」という意味になる。

He had a second (= another) helping of soup.(彼はスープのお代わりをした)
Then, a third boy came forward.(そのとき、3人目の子が前へ進み出た)

7-5. 固有形容詞

国名
形容詞
国語
国民全体
個人
単数形
複数形
Japan
Japanese
the Japanese
a Japanese
Japanese★★
China
Chinese
the Chinese
a Chinese
Chinese★★
England
English
the English
an English
Englishmen
America
American
the American
an American
Americans
France
French
the French
a Frenchman
Frenchman
Germany
German
the Germans
a German
Germans
Italy
Italian
the Italians
an Italian
Italians
Russia
Russian
the Russians
a Russian
Russians
Korea
Korean
the Korean
a Korean
Koreans
Switzerland
Swiss
the Swiss
a Swiss
Swiss★★
Canada
Canadian
the Canadians
a Canadian
Canadians

① ★印の語は国語を意味しない。Americaで話されている国語はEnglishである。CanadaではEnglishとFrenchである。
② 国名以外でよく使われる固有名詞と固有形容詞に、EuropeーEuropean, AsiaーAsiatic (Asian), AfricaーAfrican, がある。
③ 英国人1人はan Englishman, 英国人全体はthe Englishまたはthe Britishで表わす。
The English are a practical people.(英国人は実際的な国民である)
④ ★★印の語は、個人を表わす場合の単数形・複数形が同形であることに注意。





次は副詞について見てみましょう。

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