洋楽から入る英語学習

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第1章 英文の構造と構成要素

キラキラチューター

単語が集まって、あるまとまった思想、意思、感情を表す一続きのものが文です。



ビートルズなどの洋楽歌詞に特に興味がなく、文法のみをみっちり学習したい方は、下記の引用部分を飛び越えて文法のセクションへ↓



これから先、各章でビートルズの歌詞を1曲あたり1行ずつ引用していくにあたって、オリジナル曲全曲の歌詞に目を通しました。その時に、アルバム「The Beatles」、通称「ホワイトアルバム」の中に歌詞のない曲(?)が1曲、動詞の含まれる歌詞が最後に1行だけある曲が1曲ありました。前者は「Revolution 9」、後者は「Wild Honey Pie」です。「Revolution 9」は前衛音楽で、言葉にできないほどです。「Wild Honey Pie」はひたすら気の抜けたような声で「Honey Pie」と繰り返しているだけで、最後に「I love you」という文が1つだけ出て来ます(それでも好きですけどね)。そこで、この「Wild Honey Pie」の1行を、この第1章の冒頭に引用しようと思います。S+V+Oの構造の文(第3文型)です。


「Wild Honey Pie」の歌詞の唯一の文1行

Wild Honey Pie I love you

ビートルズとB'zの歌詞に出て来るyouが入った命令形

Any Time At All Don't you be sad(悲しんでないで)
Blue Jay Way Please don't you be very long(あまり長く待たさないでくれ)
裸足の女神
(B'z)
Don't you cry(泣かないで)
My 裸足の女神よ

第1章 英文の構造と構成要素

1-1. 語順と語形変化

1-1-1. 語順

1-1-2. 語形変化

1-2. 主部と述部

1-2-1. 主語と述語動詞

1-2-2. 主語の位置

1-2-3. 主語の省略

1-2-3-1. 命令文では主語のYouはふつう省略し、動詞の原形で始まる。

ビートルズとB'zの歌詞に出て来るyouが入った命令形

1-2-3-2. 会話文・日本語文のわかりきった主語(主にI)は省略することが多い。

1-2-4. 述語動詞とその種類

1-2-4-1. be動詞

1-2-4-2. have動詞

1-2-4-3. 一般動詞

1-2-4-4. 助動詞

1-2-5. 補語と目的語

1-2-6. 修飾語

1-3. 8品詞

1-3-1. 8品詞の表す意味と文中での主な役割

1-3-2. 品詞は文章中の働きによって決まる

1-4. 句と節

1-4-1. 句

1-4-1-1. 名詞句(Noun Phrase)---主語・目的語・補語になる

1-4-1-2. 形容詞句(Adjective Phrase)---名詞・代名詞を修飾、補語にもなる。

1-4-1-3. 副詞句(Adverb Phrase)---動詞・形容詞・文などを修飾する。

1-4-2. 節

A. 従属節

1-4-2-1. 名詞節

1-4-2-2. 形容詞節

1-4-2-3. 副詞節

B. 等位節



1-1. 語順と語形変化

1-1-1. 語順

「ジョージはリンゴを知っている」を英語では次のように言う。

George
ジョージは
knows
知っている
Ringo.
リンゴを

1-1-2. 語形変化

もう一つ注意すべきことは語の形である。

(a) I love her very much.(私は彼女が大好きだ)
(b) And she loves me, too.(そして、彼女も私が好きだ)

この2つの文を比べてみると、日本語では同じ「私」なのに、英語の場合はIやmeになっている。また動詞はloveやlovesになっているが、英語ではこのように主格か目的格かなど、に文中における働きなどによって語の形が変わる。


1-2. 主部と述部

1-2-1. 主語と述語動詞

文にはふつう主題になる部分「…が、…は」と、それについて「…する、…である」と述べる部分とがある。前者を主部(Subject)、後者を述部(Predicate)という。
主部の中心となる語を主語(Subject Word)という。述部の中心となる語を述語動詞(Predicate Verb)という。

主部
述部
a
I am a high school student.
b
My father works in a factory.
c
Mr. Nakaka will come up to Tokyo tomorrow.
d
The principal's office is on the second floor.
e
He and I are cousins.
f
All of us sang and danced till late at night.

(a)の文ではIが主部であり主語でもあるが、(b)ではmy fatherが主部でfatherが主語である。(c)のwill comeのように、助動詞(will)+動詞(come)になっている場合には、これらを一緒にして述語動詞とみなす。(e)では2つの主語がandで結ばれて1つの主部となり、(f)では2つの述語動詞がandで結ばれて述部を構成している。

主語になるものは名詞・代名詞とその相当語句である。また、主部全体を主語ということもある。前例(b)のMy fatherや(d)のThe principal's office全体も主語である。

1語でも文をなす場合がある。Yes.(はい), Thanks.(ありがとう), Fire!(火事だ!)などである。これを文相当語(Sentence Word)と呼ぶことがある。



1-2-2. 主語の位置

これまで挙げた例文では、「主語+述語動詞」の順序になっている。これらを平叙文というが、次のような場合には主語が文中や文尾に移る。

Is she a Japanese? <疑問文>
How old are you ? <疑問文>
How tall he is! <感嘆文>


1-2-3. 主語の省略

1-2-3-1. 命令文では主語のYouはふつう省略し、動詞の原形で始まる。

Come in, please.(どうぞお入りください)
Turn off the light.(灯りを消しなさい)

ビートルズとB'zの歌詞に出て来るyouが入った命令形

Any Time At All Don't you be sad
Blue Jay Way Please don't you be very long
裸足の女神
(B'z)
Don't you cry
My 裸足の女神よ

1-2-3-2. 会話文・日本語文のわかりきった主語(主にI)は省略することが多い。

(I) Thank you.(ありがとう)
(I'll) See you later.(またあとでね)
(I) Went to bed at eight.(8時に寝た)


1-2-4. 述語動詞とその種類

述語動詞になるものはbe動詞、have動詞、一般動詞の3つの動詞および、それらと助動詞との組み合わせである。


1-2-4-1. be動詞

I am from Kyushu.(私は九州の出身です)
You are very kind to say so. (そういってくださって親切な方ね)
She is a tall, blond(e) girl.(彼女は背の高い、金髪の女性です)
They are all good students.(彼らはみんなよい学生です)
It is an empty bottle.(それは空き瓶です)

人称
現在形 過去形 過去
分詞形
現在
分詞形
1
単数

複数
I am

We are
I was

We were
been being
2
単数

複数
You are You were been being
3
単数

複数
He(She,It) is

They are
He(She,It) was

They were
been being

上の表にあるように、主語の人称や数によって動詞は変化する。話し手(I)と話し手を含めた人達(we)を1人称、話し相手を2人称という。それ以外の話題にのぼるすべての人や物(he, she, it, theyおよびそれらが代名詞に置き換えられる前の元々の名詞)を3人称という。


1-2-4-2. have動詞

a I have a lot of money.(私はお金をたくさん持っています)
b I have three older brothers.(私には兄が3人いる)
c I have a lot of friends in London.(ロンドンに私の友達がたくさんいます)
d Our school has about four hundred students.(私達の学校には約400人の学生がいる)
e Mother has a bad cold.(母はひどい風邪をひいています)
f We have five English lessons a week.(私達は週5時間英語の授業を受ける)
g We had snow the day before yesterday.(おととい雪が降った)

have動詞も、人称、数、時制などによって次の表のように変化する。


人称
現在形 過去形 過去
分詞形
現在
分詞形
1
単数

複数
I have

We have
I had

We had
had having
2
単数

複数
You have You had had having
3
単数

複数
He(She,It) has

They have
He(She,It) had

They had
had having

このhave動詞は、1-2-4-3.で述べる一般動詞の1つとみなすことができる。したがって、一般動詞として扱ってもよい。
haveは「持っている」とは限らない。例文(d)のOur schoolのように無生物が主語になる構文は英語に多いので、訳す場合に注意が必要である。


1-2-4-3. 一般動詞

I usually watch television after supper.(私は夕食後たいていテレビを見ます)
We eat lunch in the school cafeteria.(私達は学校の食堂で昼食をとります)
The store opens at nine o'clock.(その店は9時開店です)

一般動詞も、人称、数、時制によって語形が変化するが、詳しくは第9章 動詞で学ぶ。


1-2-4-4. 助動詞

助動詞は、平叙文ではふつう動詞の前に置く。will, shall, can, may, mustなどがあり、「未来、能力、許可、義務」などを表す。
また、進行形や受け身に使われるbe, 否定や疑問に使われるdo, 完了形に使われるhaveも助動詞である。

A She will call on us one of these days.(彼女は近いうちに私達を訪ねてくるでしょう)
She can play the piano well.(彼女はピアノを弾くのがうまい)
You may go home now.(あなたはもう帰っていいよ)
B Stars are seen only at night.(星は夜だけ見える)
I did not eat anything yesterday.(昨日は何も食べなかった)
I have lived here for ten years.(私は10年間ここに住んでいる)

以上、述語動詞の種類を簡単に説明したが、詳しくは第9章 動詞第10章 助動詞で扱う。



1-2-5. 補語と目的語

今まで主部の中心部である主語と、述部の中心である述語動詞について見て来たが、述部を構成するものにはほかに補語(Complement)と目的語(Object)がある。


(a) I am a student.
(b) I have a pen.

(a)のa studentは主語(I)の意味を補っている補語である。補語になるのは普通、名詞、代名詞、形容詞とその相当語句である。
また、(b)のa penは動詞haveの対象となる語(何を)で目的語である。目的語になるのは名詞・代名詞とその相当語句である。述語動詞のあとに補語が来るか、目的語が来るかは、動詞によって決まる。


(a) I am an American.<補語>
(b) I saw an American on the street.<目的語>

(a)と(b)を比べてわかるように、同じan Americanという語でも、(a)は主語の意味を補っているので、I=an Americanという式が成り立つ。一方、(b)ではI≠an Americanである。このように、補語の場合は、主語=補語の関係が成り立つが、目的語の場合は成り立たない。
I am happiness.はどうでしょう。「ぼくは学生だ」はI am a student.といえるが、「ぼくは幸福だ」を英訳する時に、「幸福」はhappinessだからといって、I am happiness.と訳してはいけない。「私」という人間は「幸福」という抽象的なものになることはない(I≠happiness)。幸福な状態(happy)になるのである。つまり、I am happy.が正しい文である。「私は病気です」も、I am illness.ではなく、I am ill.である。


1-2-6. 修飾語

今まで見て来た主語(S), 述語動詞(V), 補語(C), 目的語(O)を文の主要素という。これらの文の主要素を修飾する語句を修飾語句(modifier)といい、これらも文中で重要な働きをする。修飾語句(M)となるものは、形容詞・副詞などと、それらの働きをする句・節である。


(My) sister
主部
plays
述部
(the) guitar
述部
(every evening)
述部
(That) (yellow) cap (on the desk)
主部
is
述部
(my) brother's.
述部

1-3. 8品詞

これまでは、文を組み立てている要素(主語、述語動詞、補語、目的語、修飾語)について学んできた。次に、それらの要素を構成している成分について詳しく見て行こう。英語の単語は、その性質や文中の働きによって8つに分類される。これを8品詞という。


1-3-1. 8品詞の表す意味と文中での主な役割

名詞 人、生物、すべての物事を表す。boy, bread, Smith, etc.
数、格の変化がある。主語・目的語・補語などになる。
代名詞 名詞の代わりに用いられる。I, you, he, it, they, etc.
数・格・性・人称の変化がある。主語・目的語・補語になる。
形容詞 名詞の性質、状態、数量などを表す。good, kind, long, etc.
比較変化がある。修飾語・補語になる。
動詞 動作や状態を表す。walk, laugh, sleep, speak, etc.
数・人称・時制・態・法による変化がある。述語動詞となる。
副詞 時、場所、程度、方法などを表す。now, very, fast, etc.
比較変化がある。動詞・形容詞・他の副詞・文全体を修飾。
前置詞 名詞の前に置かれ、場所・方向などを表す。on, in, to, etc.
名詞とともに形容詞句または副詞句をつくる。
接続詞 語、句、文を結び付ける。and, but, when, because, etc.
対等の語・句・文を結ぶものと、従属節を導くものがある。
間投詞 驚き、喜び、怒り、悲しみなど感情を表す。oh, ah, alas, etc.
文のほかの要素とは関係のない独立要素。

冠詞(a, an, the)は名詞の前に置き、名詞を修飾するところから形容詞の一種とみなしてよい。


1-3-2. 品詞は文章中の働きによって決まる


単語の品詞は、その語の文章中の働きによって決まるもので、同じ単語でも使い方によって品詞は異なる。


He runs fast.<副詞>
He is a fast runner.<形容詞>
I have seen him before.<副詞>
He arrived before me.<前置詞>
It was a long time before he came.<接続詞>

1-4. 句と節

いくつかの語が集まって、それが1個の名詞、形容詞、副詞のような働きをすることがある。これを句または節という。


1-4-1. 句

The book on the desk is mine.(机の上の本は私のです)
My uncle lives in New York.(私の叔父はニューヨークに住んでいます)

on the deskはThe bookを修飾する形容詞の働きをしている。in Londonはlivesを修飾する副詞の働きをしている。このように、語がいくつか集まって1つの品詞の働きをしているもので、その中に「主語+述語動詞」の形を含まないものを句(phrase)という。句には名詞句、形容詞句、副詞句がある。


1-4-1-1. 名詞句(Noun Phrase)---主語・目的語・補語になる

(a) To teach is to learn.(教えることは学ぶことである)<主語・補語>
ビートルズのHere, There and Everywhereの歌詞にはto love her is to need herというのがある。
(b) Collecting stamp is his hobby.(切手集めが彼の趣味だ)<主語>
(c) I don't know how to handle the machine.(私はその機械の扱い方がわからない)<目的語>

上例のように名詞句はto不定詞(a), 動名詞(b), 「疑問詞+to不定詞」(c)の形をとるものが多い。


1-4-1-2. 形容詞句(Adjective Phrase)---名詞・代名詞を修飾、補語にもなる。

(d) Please give me something to eat.(何か食べ物をください)<代名詞を修飾>
(e) The girl swimming in the pool is my sister.(切手集めが彼の趣味だ)<名詞を修飾>
(f) This machine is of no use.(この機械は役に立たない)<補語>

上の例のように、形容詞句はto不定詞(d), 分詞(e), 「前置詞+名詞」(f)の形をとるものが多い。


1-4-1-3. 副詞句(Adverb Phrase)---動詞・形容詞・文などを修飾する。

(g) He goes to school by train.(彼は電車で通学しています)<動詞を修飾>
(h) Japanese is not easy to learn.(日本語は習得しにくい)<形容詞を修飾>
(i) He went over to England to study English literature.(彼は英文学を勉強するために英国へ渡った)<動詞を修飾>
(j) Generally speaking, the Japanese are hardworking.(一般的に言って、日本人は勤勉だ)<文を修飾>

上の例のように、副詞句は「前置詞+名詞」(g), to不定詞(h,i), 分詞(構文)(j), の形をとるものが多い。句も単語と同じように、文中での働きによって名詞句か形容詞句か副詞句かが決まる。


1-4-2. 節

(1) The man who is working there is my father.(あそこで働いているのは私の父です)
(2) He was reading a novel when I entered the room.(私が部屋に入った時、彼は小説を読んでいた)

上文中のwho is working there(あそこで働いている)は、前の名詞manを修飾する形容詞の働きをしている。when I entered the room私が部屋に入った時)は、was readingという動詞を修飾する副詞の働きをしている。

このように、句と同じく語が集まって1つの品詞の働きをしているもので、その中に「主語+述語動詞」の形を含む御群を節(Clause)という。節には従属節と等位節がある。


A. 従属節


従属接続詞や関係詞によって導かれた節を従属節という。従属節は文中の働きによって名詞節・形容詞節・副詞節の3つに分けられる。


1-4-2-1. 名詞節

(k) That he killed the dog is true.(彼がその犬を殺したのは本当です)<主語>
(l) The question is who should bell the cat.(問題は誰が難局に当たるかということだ)<補語>
(m) Show me what you have in your hand.(あなたの手に持っているものを見せなさい)<目的語>

名詞節は接続詞(that, ifなど)(k), 疑問詞(what, whoなど)(l), 関係詞(what, whereなど)(m)に導かれる。


1-4-2-2. 形容詞節

(n) We keep a dog which barks fiercely.(うちでは猛烈に吠える犬を飼っています)
(o) This is the hotel where we stayed last year.(これが私達が昨年泊まったホテルです)

形容詞節は関係詞に導かれて先行詞を修飾する((n), (o))。


1-4-2-3. 副詞節

(p) Everybody likes her, because she is honest.(彼女は正直だからみんな彼女が好きです)
(q) I will go if the weather is fine tomorrow.(明日晴れならば、私は行きます)
(r) Whatever you may say, I don't believe you.(あなたが何を言おうと、私は信じない)

副詞節は従属接続詞(p), (q), -everで終わる関係詞(r)に導かれる。


節も句と同じく、文中での働きで何節かが決まる。

I don't know if it will rain tomorrow, but if it rains, the baseball game will be put off.(明日は雨が降るかどうかわからないが、もし雨なら野球の試合は延期になる)

B. 等位節

等位節は等位接続詞and, but, or, forなどによって結ばれている2つの節をいう。


(a)〜(r)の例文を句と節の形と働きで分類すると、下表のようになる。


働き
名詞
形容詞
副詞
不定詞
(a)
(d)
(h), (i)
動名詞
(b)
疑問詞+to不定詞
(c)
分詞
(e)
(j)
前置詞+名詞
(f)
(g)
節 (従属)
接続詞
(k)
(p), (q)
節 (従属)
疑問詞
(l)
節 (従属)
関係詞
(m)
(n), (o)
(r)




次は基本5文型について見てみましょう。

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