日本の年中行事の詳細 Details of Annual events in Japan
歳神様を年に1度家に迎える行事。 年末に大掃除をして家を清め、歳神様を迎える。 「あけましておめでとうございます」は歳神様を歓迎したことに由来する新年の挨拶 1月1〜3日を「三が日」、7日までを「松の内」という。 |
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立春の前日に行われる行事。春を迎える。 各地の寺や神社で豆まきが行われる。 家庭でも豆をまいて災いや病気を追い払う。 現在では立春(2月4日頃)の前日をいう。 |
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暦の上では立春を迎えると春。 旧暦では1年の始まりの日とされていた。そのため、正月と同じような行事が行われることもあった。 二十四節気の1つ。 八十八夜、二百十日は立春から数える。 |
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2月の最初の午の日が「初午」。 全国の稲荷神社で供え物 (お神酒、赤飯、油揚げ、初物の作物や魚介類)をして豊作や商売繁盛を祈る。 |
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使い古した針や折れた針を2月8日に豆腐やコンニャクに刺して神社に納めたりして裁縫の上達を願う。この日は針に触れないようにする。 | |
2月14日は聖バレンタイン (3世紀のローマ司教)が殉教した記念日。 | |
女の子の成長と幸せを願う祭り。 立春からひな祭りの一週間前までに飾る。ひな祭りの翌日には片づける (縁遠くなるという俗説のため)。 |
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春分の日とその前後3日間が春の彼岸。お寺やお墓にお参りして先祖の霊を供養する日。お寺では「彼岸会(ひがんえ)の法要」が行われる。 お墓参りの仕方: ・墓石の掃除と墓の回りの掃除 ・花や供物を供える。 ・墓石の上から水をかける。 ・線香を上げて合掌する。 ・供物やごみは持ち帰る。 |
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春分の日は立春から立夏までの中間。この日は太陽がほぼ真東から出て真西に沈む。春分の日は毎年違う日である。太陽暦では3月21日頃。国民の祝日なのは、自然をたたえ、生物を慈しむ日であるため。 | |
5月の第2日曜日。母親に普段の感謝の意を表してカーネーションを贈るなどの習慣がある。近年ではカーネーション以外の花束や、母親が欲しがっている財布などの小物やアクセサリーなども人気。手作り料理で祝ったり、家事から解放してあげる方法もある。 | |
6月の第3日曜日。母の日があるなら父の日もということでアメリカで発祥。1972年に国民の祝日になった。父の日の花はバラ。プレゼントとしては財布やネクタイ、ハンカチなどの小物や、お酒などが一般的である。しかし、本人の趣味に合わせた贈り物がよい。 | |
端午の節句。5月5日。鯉のぼりで立身出世を願ってあげる。五月人形で子供のたくましい成長と立身出世を願って鎧兜や武者人形を飾る。鍾馗(しょうき)を飾る。桃太郎や金太郎のような勇ましい男の子の人形を飾る。粽(ちまき)や柏餅を食べる。菖蒲湯に入る。 | |
平安時代の宮中行事。明治時代になって現在の6月1日と10月1日になった。 | |
夏越の祓(なごしのはらえ)。1年の前半を締めくくる行事。6月30日。 | |
7月7日は七夕で、五節句の一つ。 | |
土用の丑(どようのうし)。立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を土用といいます。現在では立夏前を土用と呼びます。土用は1年で最も暑さが厳しい時期。丑の日なので「う」のつくものを食べると夏バテしないといわれています。うなぎ、うどん、うり類、梅干しなど。 土用の風習:土用干し、土用灸、土用掃き、土用しじみ、土用卵、丑湯(うしゆ) |
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元々は盂蘭盆会(うらぼんえ)。祖先を祀る行事。関東地方では7月15日、西日本では8月15日に行われる日本の大事な行事の一つ。 |
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ハッピーマンデー法ができるまでは毎年9月15日であったが、2003年 (平成15年)から現在に至るまで9月の第3月曜日となっている。多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日。お祝いの形は本人の希望に沿うのがよい。プレゼントは趣味に役立つ小物や外出着など、本人の趣味に合わせた贈り物がよい。 | |
大晦日(おおみそか)は1年の最後の日。新しい年を迎える準備を済ませ、年が明けるのを静かに待ちます。年越し蕎麦。除夜の鐘108回。年越しの祓(としこしのはらえ):6月30日の夏越しの祓と同様に茅の輪くぐりをして1年の後半の災いを取り除いて身を清めます。 |
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