トップページ > 熱帯果樹の最短収穫 > 観葉植物としてのアボカド
観葉植物としてのアボカドの実生苗ベスト3
初期に蒔いた24個の種から発芽して2017年6月18日までにけっこう育っている12本から、観葉植物として鑑賞に堪えるものベスト3を選びました。そして、産地および種の形状の観点から見てみました。ただし、ランキングは個人の好みです。また、下記の番号はサンプルNo.であって、順位ではありません。
まとめ
結論として、私の好きな葉っぱが大きくて日光が当たると光って見えるアボカド実生苗は、大きくて丸い種から高い確率で得られることがわかりました。
1位はNo.8, 2位はNo.22, 3位はNo.14(第4位はNo.11)です。
産地別に見ると、市販品は圧倒的にメキシコ産が多い中で、たまに見かけるペルー産やニュージーランド産のアボカドが、発芽すると大きくて軟らかめの葉っぱを有する実生苗になりました。ただし、例外もあります。No.10のように、大きくて丸い種でも、葉っぱは大きくなく、軟らかくもないものもあります。それはメキシコ産です。よって、私の好みでは、ペルー産やニュージーランド産の大きくて丸い種の実生苗が観葉植物に向いていると思います。しかし、発芽させるのは普通のサイズと形の種より難度が高いという結果も得られています。
これらの結果は私の好みによるものであり、そうでない人にとっては当然違う順序になると思います。あなたの参考になれば幸いです。また、観葉植物として好みに合わないといっても、実を生らすことはまた別問題ですので、観葉植物に適さないと判断したアボカドも枯れない限り栽培は続けていきます。
2017年7月15日現在、ベランダの高温と日差しで先端の若い葉っぱが萎れて縮んでしまうことがわかりました。こうなると観葉植物としては致命的です。アボカドは夏に強そうなイメージがありますが、若葉は暑さに極度に弱いので、管理に注意が必要です。
それでは。
ベランダの熱で萎れたアボカドの葉っぱ

萎れた原因は水切れではなく、直射日光とベランダの熱です。室内に取り入れて様子を見ました。(2017年7月15日13:09)
室内で復活したアボカドの葉っぱ

しばらくすると復活してきました。(2017年7月15日13:51)
萎れた時のダメージで枯れた葉っぱ

ベランダに出しっぱなしにするとこんな感じで不自然な枯れ方をします。これは熱によるものです。こうなるかどうかは2枚前の写真の状態で葉っぱを1枚1枚よく見た時にわかります。すなわち、葉っぱにツヤがなくなっている部分があったら(主に先端部分)、だいたい復活できずにこのように枯れます。(2017年7月17日7:53)
Tweet
