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メキシコ産のアボカドの種(No.14)のは種

メキシコ産のアボカド(通算8個目)の種を土に半分埋めました。果実の形は卵型、種の形はどんぐりのような尖った感じでした。これをNo.14とします。

アボカドの水耕栽培の条件

項 目
内 容
アボカドの原産国
メキシコ
用いた土
野菜と花の培養土
コンテナ
陶器製の鉢
場 所
アパートのベランダ
植えた日時
2016年11月2日夕方
水遣り
1日1回

2016年11月2日

アボカド
アボカドNo.14

17:38撮影。メキシコ産のアボカド8個目です。税込み98円でした。

2016年11月2日

アボカド
アボカドNo.14

果肉はまだ固かったです。

2016年11月2日

アボカドの種
アボカドNo.14

種の形は尖っています。包丁で切れ目が入っていたので、ティッシュペーパーで表面の果肉を拭き取っていたら皮が捲れました。

2016年11月2日

アボカドの種
アボカドNo.14

独特の皺のような模様が入っています。他の種にもよく見られました。

2016年11月2日

アボカド
アボカドNo.14

種の底部。

2016年11月2日

アボカド
アボカドNo.14

皮を剝きました。包丁の傷が酸化されて褐色になってきました。

2016年11月2日

アボカドの種
アボカドNo.14

底部は尖っているのですが、角度に寄ってはうまく立ちました。種の割れ目が見えます。

2016年11月2日

アボカドの種
アボカドNo.14

皮と種。

2016年11月2日

鉢
アボカドNo.14

No.4の種を植えていた鉢が空いたので、オクラが入っていたネットを底部に敷きました。

2016年11月2日

鉢と培養土
アボカドNo.14

野菜と花の培養土を入れました。中央を少し掘りました。

2016年11月2日

アボカドの種
アボカドNo.14

種を半分以上埋めました。

2016年11月2日

アボカドの種
アボカドNo.14

皮も置きました。捨てるのがもったなかったので、土になってもらいます。

2016年11月2日

アボカドの種
アボカドNo.14

キッチンばさみで刻みました。

2016年11月2日

アボカドの種
アボカドNo.14

水をたっぷり遣りました。ベランダでこれから毎日水を遣ります。

2017年1月13日

アボカドの種
アボカドNo.14

少し亀裂が広がってきています。

2017年3月22日

アボカドの種
アボカドNo.14

植えてから5ヶ月近く経ちました。種の上部は大きな変化は見られません。

2017年3月22日

アボカドの種
アボカドNo.14

しかし、下の方は根が出ています。

2017年3月22日

アボカドの種
アボカドNo.14

大きな鉢に植え替えました(写真のいちばん下)。右上はNo.10。ネットを外す時、ネットを突き抜けた根の先端が切れてしまいましたが、そのまま植えました。

2017年4月4日

アボカドの種
アボカドNo.14

芽が種の内部で曲がっています。頂部が塞がって障害になっているようです。

2017年4月4日

アボカドの種
アボカドNo.14

割れ目にアイスクリームの棒をつっこんで開いて、芽を爪楊枝で表面に出してやりました。

2017年4月27日

アボカドの実生苗
アボカドNo.14

20日間で急成長しました。先端にアブラムシがついていたので、消毒したのですが、若葉が枯れてくるかもしれません。まあ、枯れてもまた新しい葉っぱが先端から出てくるので問題ありませんが。

2017年6月27日

アボカドの実生苗
アボカドNo.14

このアボカドはメキシコ産で、種も普通サイズですが、葉っぱは(私の実験範囲では)メキシコ産には珍しく、若干軟らかめです。そして、No.15同様、若干黄色っぽくなっています。大きさは普通です。私が検討したNo.24までの中では、No.8, No.22に次いで3番目にしたいと思います。ただ、別の実験で用いた種Aと比べると、このNo.14は負けます。

2017年8月13日

アボカドの実生苗
アボカドNo.14

熱で葉っぱの一部が枯れています。No.14は5本の寄せ植えのうち3番目の伸びです。1番はNo.10の実生苗、2番はNo.4の実生苗です。

2017年8月13日

アボカドの実生苗
アボカドNo.14

左側の手前がNo.14です。その右のちょっと黄色っぽい葉っぱの苗がBです。その右後方が最も生長しているNo.10です。アボカドNo.4の実生苗は左後方の大きな苗です。No.7はNo.4の左後方に隠れて見えません。

2018年3月4日

アボカドの実生
アボカドNo.10

寄せ植えしていたアボカドの苗はすべて枯れてしまいました。生き残っているのはフェイジョアの実生だけです。


まとめと今後の予定

メキシコ産のアボカド、通算8個目になります。植える時期が11月になったので、発芽するとしても越年するかもしれません。No.1は発芽まで半年かかりましたので、このNo.14も長くかかる可能性があります。しかし、これまでの通し番号が14番までになりましたが、No.3の種が空っぽだったので、発芽した苗と未発芽の種を含めて13個です。これらが全部発芽したら、それはそれでいい一方で、育てるのが大変です。全部育てるかどうかはあとで決めるとして、とりあえず発芽率がどのくらいになるかのデータにはなるので、このまま経過を見て行きます。しかし、あまり数を増やすと鉢を置く場所もなくなってくるので、だいたいこれで最後になりそうです(そう言っておいてまだ増えそうですが・・・)。

2017年3月22日現在、根が鉢の下から出ているのに気付きました。大きな鉢に植え替えました。

2017年4月4日現在、種の頂部が塞がっているために芽が当たって内部で曲がっていました。そこで、芽を表面に出す作業を行いました。多数のアボカドの種の発芽挙動をこれまで見てきましたが、種の頂部が塞がっていて芽が出て来れない例が多数見受けられました。よって、種の頂部を数ミリメートル切り落とすことは種の中央から垂直かつ真っ直ぐに発芽させることにおいては有効だといえます。

2017年4月27日現在、茎がけっこう伸びていました。

2017年8月13日、寄せ植えのまま根鉢を地面に植えました。おそらく冬には寒さのため枯れるでしょう。それを確認するのも今後のために重要です。冬越えして残したい苗は鉢植えのままにしています。

このNo.14はメキシコ産のアボカドですが、No.8, No.22に次いで3番目にランク付けしたいと思います。稀にメキシコ産でも大きめの葉が出る実生苗もあるようです。→ 観葉植物としてのアボカドの実生苗

2018年3月4日現在、アボカドの実生は全滅したことが確認されました。







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