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アボカド(No.2)の実生の栽培
2016年8月にスーパーからメキシコ産のアボカドを買ってきました。アボカドを食べたあとの種をベランダの鉢の中に播種していたら、ほぼ2ヶ月で発芽しました。このまま栽培を続けます。当面の問題は越冬です。
メキシコ | |
タネのタキイの野菜と花の培養土 | |
プラスチック鉢 | |
ベランダ | |
2016年8月11日 | |
1日1回 | |
液肥(花工場) | |
なし |
アボカドNo.2
2016年8月11日

皮を剝く前のアボカドの種。包丁で傷がついています。傷がついても特に問題はないようです。
2016年8月11日

皮を剝きました。
2016年8月11日

卵のような形をしています。
2016年8月11日

鉢に培養土を入れて、アボカドの種を平たい方を下にして(尖った方を上にして)3分の2ほど埋めました。
2016年8月21日

植えてから10日後。薄皮が残っているところは黒ずんできました。植える前にできるだけきれいに取り除いた方が良さそうです。カッターナイフの刃先を使って取るとうまくいきます。
2016年9月5日

植えてから25日後。
2016年9月26日

植えてから46日後。
2016年10月6日

植えてから56日後。割れ目の中に芽のようなものが見えます。
2016年10月8日

芽で間違いないようです。植えてから58日後。
2016年10月10日

植えてから60日後。芽が割れ目から出てきました。
2016年10月11日

植えてから61日後。芽が伸びてきました。
2016年10月13日

植えてから63日後。芽が日に日に伸びてきました。
2016年10月18日

植えてから68日後。芽が伸びてきました。見てるだけで楽しくなります。
2016年10月20日

植えてから70日後。根が下から出ているのに気付きました。もっと前から出ていたと思われます。鉢を一回り大きくしとうと思います。
2016年10月20日

6号鉢に植え替えます。みかんが入っていたネットを下に敷きました。
2016年10月20日

野菜と花の培養土を敷いてから、白い鉢から土ごと手のひらに載せるように抜き取り、横に傾けた茶色の鉢に手際よく突っ込みました。隙間に野菜と花の培養土を詰めました。
2016年10月20日

鉢増し完了。このあと水を遣りました。このサイズの鉢でしばらくはいけると思います。
2016年10月28日

茎が伸びてきました。葉っぱも出てきました。
2016年11月1日

茎が伸びてきましたが、曲がっています。向日性なのか、萎れたのかわかりません。
2016年11月2日

曲がっていた茎が伸びています。向日性で曲がっていたのではないかと考えられます。
2016年11月3日10:10

3日朝、アボカドは萎れていませんでしたが、パッションフルーツは急な冷え込みで萎れていました。アボカドはパッションフルーツより寒さに強いようです。
2016年11月5日11:41

植え替えて2週間ちょっとしか経っていないのに、根が下から出てきました。生長が速いです。
2016年11月6日7:37

葉っぱの方は割と冷え込みに強く、順調に生長しています。
2016年11月8日

根が下から出てきている状態はあまり良くないので、土を補充して深くしました。
2016年11月17日

葉っぱが大きくなりました。
2016年11月28日

葉っぱの枚数が増えました。順調です。夜は室内に入れています。
2016年12月17日

このNo.2は生長が止まっているかのようにゆっくりです。1週間ほど前には根が鉢の下から出ていたので、土を浮かせて根をひっこめて少し回しました。生長はしているようなのですが、新芽が伸びません。
2017年4月27日

一時期、ヒヨドリに茎の先端を食われて生長が止まっていましたが、また生長し始めて、概ね順調に育っているといえます。
2017年6月18日

種の大きさは普通で、葉っぱの大きさも普通です。メキシコ産のアボカドはこういうタイプが多いような気がします。→ 観葉植物としてのアボカドの実生苗
2017年8月19日

ベランダの熱のため、葉っぱが一部枯れています。田舎の庭に置いている鉢植えのアボカドはきれいに生長しているので、暑すぎる環境は良くないようです。
2017年11月3日

実家の庭に持って帰りました。写真の中央の高さが最も低い1本です。ほかのアボカド実生と比べると、このNo.2は生育状況があまり良くないようです。高さで負けています。
2017年12月3日

12月3日時点では幹の先端の若葉の部分が枯れています。
2018年1月27日

2018年1月27日現在、完全に枯れてしまっています。
これまでのまとめと今後の予定
種の表面がだんだん緑色になってきました。葉緑素が出来てきたのでしょう。光合成をしているのなら、もはや分厚い葉っぱですね。そしてちょうど2ヶ月でアボカドNo.2も発芽しました。これで、現在、No.1とNo.2の2本が発芽したことになります。ほかのアボカドが発芽しなくても最低2本あれば何とかなるかもしれません。今後は水切れと根腐れと寒さに気をつけていく必要があります。
10月20日に鉢の下から根が出てきているのに気付きました。一回り大きい鉢に移し替えました。これでしばらく様子を見ます。
11月3日朝にパッションフルーツは寒さで萎れていましたが、アボカドは元気でした。このことから、アボカドはパッションフルーツよりも耐寒性があるといえます。冷え込んだといっても冬の冷え込みに比べればまだまだですが、それでもパッションフルーツの苗は萎れました(その後間もなく復活しましたが)。急な冷え込みだったからかもしれません。
木の生長が止まってしまっている印象です。鉢の底に敷いたネットがあまり根の生長に良くないような気がしています。そこで、12月22日、鉢をひっくり返して、左手に根鉢を持ったまま、底部に敷いているネットを取り除きました。根が少し切れましたが、しかたありません。そのあと、そのままの体勢で右手で「野菜と花の培養土」を鉢の底に少し敷きました。そして、PPAPのApple Penのところの振りのように鉢に根鉢を迅速に戻しました。躊躇せずにやることがコツです。
2017年4月27日現在、幹の高さはNo.8に抜かれてしまいましたが、まあまあ順調に生長しています。
2017年8月19日現在、6月時点と比べてかなり大きくなっているかというと、そういうことはありません。むしろ生長が止まっているような気がしています。
→ 観葉植物としてのアボカドの実生苗
2017年11月3日に実家に持って帰りました。実家の方が厳しい寒さなので、この冬にどうなるか見てみたいと思います。
2018年1月27日現在、アボカドNo.2は完全に枯れてしまっています。大寒波が来ましたが、普通の冬でも枯れた可能性が高いです。よって、うちの気候では越冬は無理だとわかりました。
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