ぶどうの実生
A grape tree raised from seed
太秋の根元に果物の皮や種を捨てていたら、ぶどうの芽が出て、育っています。2007年から2008年の春頃までの間に発芽したのではないかと考えられます。それをそのまま栽培することにしました。どんな実が生るか、楽しみです。よく食べるぶどうは巨峰が多いですので、巨峰である確率が高いかもしれません。
種を植えて育てる事を実生といいます。一般にに接ぎ木という方法で増やしますが、接木という方法は全く同じ遺伝子を持った木を増やす方法です。一方、種には親の遺伝子がそのまま遺伝する事はほとんど無く、親と同じようにはならないと言われています。私が植えている実生も違う品種の花粉で受粉することになるので、新品種ができる可能性もあるわけです。何が出来るかわかりませんが、楽しみですね。
春頃に発芽したのでしょうか、2007年にはまだなかったと思います。
(2008年8月16日現在)
まだ発芽して1年前後と考えられます。
(2008年9月14日現在)
よく見るとスイカの手前に写っています。
(2009年8月30日現在)
根元から枝が出ています。
(2012年7月16日現在)
根元からもう1本出て葉っぱがついています。
(2012年8月16日現在)
発芽して5年ぐらいです。
(2012年10月22日現在)
葉っぱも落ちて蔓だけです。
(2013年10月19日現在)
草取りのあとも無事残っています。
(2014年5月3日現在)
けっこう伸びています。
(2014年5月3日現在)
太秋の木の隣りに伸びています。
(2014年5月3日現在)
発芽して7年近くになると思われます。
(2014年5月5日現在)
今のところ、ぶどうの蔓は健在です。
(2014年11月9日現在)
1年前よりは確実に生長しています。
(2015年5月30日現在)
太秋の木に絡んで上の方まで伸びています。
(2016年9月24日現在)
2017年はさらに太く長くなってくれるでしょう。
(2017年1月2日現在)
蔓は少しずつ太くなっています。
(2017年11月3日現在)
蔓が垂れてきているので、上に上げなければなりません。
(2017年11月3日現在)
蔓を上の方の枝にからませました。しかし、これではまだ不十分なので、12月に紐で固定しようと考えています。
(2017年11月3日現在)
新芽が出て来ています。
(2018年4月28日現在)
蔓自体が下に落ちてきています。このあと、太秋柿の木の上の方の枝にひっかけました。
(2018年4月28日現在)
まとめ
太秋の木の根元には果物の種等をよく捨てていたのですが、そこからブドウの種が発芽して、どんどん育ってきました。苗が小さいうちは草取りで抜かれてしまいがちですが、幸運なことに生き残りました。ある程度生長すると、もう抜かれることはありませんので安全です。品種が何だったのかはわかりませんが、巨峰あたりではないかと思われます。実生なのでたとえ実が生ったとしてもどんな実になるかわかりませんが、せっかく育って来たのを処分するのももったいないので、このまま様子を見ていきます。
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