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トップページ > 果樹の栽培記録 > パッションフルーツの地植えから鉢植えへの転換

パッションフルーツの地植えでは冬に枯れてしまうことが判明:鉢植えへの転換

パッションフルーツの種から芽がたくさん出ました。いくつかのグループに分けて、いろいろ試してみます。その一環として、裏庭の木の下に地植えしてみることにしました。霜の強い地域なので難しいと思いますが、木陰であれば地面に霜は降らないので、どうなることでしょう。越冬させるには最低3℃以上といわれているようです。外気温が低いのでビニール袋をかけても無理なレベルですが、苗がたくさんあるので1つの鉢を丸ごと地植えします。

問題点はいくつかあります。まず、霜が強いこと。以前、グァバの苗木を栽培したところ、袋がけしたりして越冬を試みましたが枯れました。木の下に植えたので直接凍ることはないにしても、気温は氷点下になることが問題です。2つ目の大きな問題は裏庭の木陰だということとです。陽当たりがあまりよくありません。3つ目は土地が痩せていることです。これらの条件でどのような結果になるか試してみます。

2015年11月22日

パッションフルーツの地植え

黒土に植えたところ、水捌けが悪くて、他のパッションフルーツの実生より大きく遅れをとっています。しかし、処分してしまうのはもったいないので、裏庭の黒土の地面に植えてみることにしました。

2015年11月22日

パッションフルーツの地植え

榊の木の木陰ですが、地植えしました。近くに清見と黄金柑の実生が植えてあります。

2015年11月22日

パッションフルーツの地植え

雑草と間違われないように輪っかで囲いをしました。

2016年1月3日

パッションフルーツの地植え

冬の寒さに耐えられませんでした。

2016年2月6日

パッションフルーツの鉢植え

2016年1月24日の大雪でかなり冷え込みました。室内に入れておいて雪には直接当たっていないのですが、寒さのために枯れてきました。

2016年2月7日

パッションフルーツの鉢植え

ビルベリーの鉢植えの根元で発芽したパッションフルーツの実生も寒さのために枯れてしまいました。この鉢は外に出しっぱなしでしたので、枯れるのは予想できました。でもビルベリーは枯れません。

2016年4月9日

パッションフルーツの鉢植え

室内に入れていたパッションフルーツの苗は、根元付近は枯れていなかったようです。新芽が株2ヶ所から出てきました。

2016年4月10日

パッションフルーツの鉢植え

新芽が出て来たパッションフルーツの苗を外に出しました。この苗は5ヶ月後には生長していました。次の写真です。

2016年9月25日

パッションフルーツの鉢植え

小さい方の苗は枯れてしまいましたが、大きい方の苗が復活してきました。

2016年9月25日

パッションフルーツの鉢植え

1本のポールでは支えきれないので、あんどん仕立てにするために百均から園芸リング支柱を買って来ることにしました。

2016年9月25日

パッションフルーツの鉢植え

園芸リング支柱を立てて、すでにバネのようにくるくる巻いている巻きひげを人為的に支柱やリングに巻き付けました。

2016年9月25日

パッションフルーツの鉢植え

上から見たらかすかにらせん状になっています。茎がまだそんなに長くありません。これで様子を見ます。冬は室内に入れないと枯れます。

2017年1月3日

パッションフルーツの鉢植え

冬の寒さで枯れるので、玄関に入れています。寒さのため黄葉(こうよう)しています。

2017年1月3日

パッションフルーツの鉢植え

天気が良い小春日和だったので、玄関前に出して日光を当てました。液肥(花工場)をやりました。

2017年11月5日

2年経ったパッションフルーツの実生苗

左側が実家で育てているパッションフルーツの実生。右側がアパートのベランダで栽培していて昨日持ち帰って来たパッションフルーツの鉢植え

まとめ

2016年1月3日現在、寒さで枯れてしまいました。やはり、うちの気候では地植えは無理です。このあと、1月24日に大雪が降って氷点下10℃ぐらいまで下がった時は、室内に入れておいた鉢植えのパッションフルーツの苗も枯れてしまいました。イエローストロベリーグァバの実生苗は先端の若い芽の部分だけが枯れましたが、パッションフルーツの実生苗はほぼ全部枯れてしまいました。辛うじて根は生きていたようで、あとで根元付近から芽が出て来ました。つまり、毎年、新芽から育てることはできるかもしれませんが、冬の寒さに耐えられないので地植えなら1年草の扱いです。

パッションフルーツは発芽率はとても高いです。ただ、寒さに弱く、霜に打たれると簡単に枯れてしまいます。霜までいかなくても、氷点下に近くなるとあたかも水切れのような感じでだんだん萎れてきます。この時、水は遣っていて乾燥はしていませんので、萎れた原因は寒さに帰することができます。私の持っている印象では、パッションフルーツはかなり寒さに弱く、晩白柚よりも弱いと思います。

また、パッションフルーツは私の家の畑で地植えしても無理ですが、鉢植えで庭の小屋に置いて越冬させても雪が降って冷え込みが厳しくなると枯れてしまうことがわかりました。しかし、家の中(リビングやキッチン)では暖房を使うので、工夫次第では越冬できるかもしれません。しかし、地植えで越冬するのは寒さの厳しい山間部では無理のようです。

地植えが無理なので鉢植えであんどん仕立てにしました。何とか花を咲かせて実を収穫できるまでに持って行きたいものです。しかし、冬はリビングに取り込むなりして極度に冷え込まないようにしなければ、2016年1月24日の大雪の時のようにまた枯れることになりかねません。

2017年1月3日は小春日和だったので、玄関前に出して日光に当てました。2017年夏には発芽して丸2年ですが、枯れかけて復活してからは1年です。夏前後には実が生ることを期待しています。

結局、2017年11月5日現在、花芽は付きませんでした。2018年春に期待します。

この続きと鉢植えに関する結論はこちらへ →






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