
近所のスーパーから買ってきた熊本産のイチゴ紅ほっぺ。
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True fruit, false fruit, and seed of strawberry
イチゴの果実と思っていたところは実は雌しべの土台となる部分である花托(花床)が大きくなった偽果です。真果は表面に付いている種のようなもので、その中に種が入っています。私たちが食べている部分は花托(花床)といわれる部分が肥大したものです。
近所のスーパーから買ってきた熊本産のイチゴ紅ほっぺ。
くまモンが印刷されています。
きれいなイチゴです。
写真を切り取って拡大しました。
さらに切り取って拡大しました。美味しそうなイチゴです。
さらに切り取って拡大しました。このくらい拡大すると種のように見える真果がよく見えます。
もっと拡大すると、真果が2つ付いているところもありました。この種のようなやつが真果で、痩果という呼び方もあります。ちなみにこのイチゴは甘くておいしかったです。
私たちが食べているイチゴの実は偽果というものです。モモは真果で、リンゴや梨は偽果です。バナナ、パイナップル、リンゴなどは受粉しなくても子房は植物ホルモンのジベレリンで大きくすることができますが、受粉していないので種ができません。