シナノゴールドの種まき
Sowing of Shinano Gold Apple Seeds.
栽培しやすさ | ★☆☆☆☆ |
おすすめ度 | ★☆☆☆☆ |
「シナノゴールド」は「ゴールデンデリシャス」に「千秋」を交配し選抜・育成されたものです。少し科学してみると、私が昨年末に蒔いたりんご11種のうち、「ふじ」を交配させたものはすべて発芽しましたが、この「シナノゴールド」には「ふじ」は関係ないので、発芽しないのではないかと予想しています。私の感覚では、青リンゴ系では「ふじ」を交配させた「トキ」だけ例外的に発芽しやすかったように思うからです。4等分して皮ごと食べてみましたが、表皮もさることながら、切った断面もその名の通り金色のように見えます。個人的感想ですが、味は、王林のような感じというよりは、赤い皮のりんごの味という感じを受けました。甘くておいしかったのは言うまでもありません。
シナノゴールドというりんご。見た目は王林によく似ています。
(2015年3月31日)
シナノゴールドの断面。
(2015年3月31日)
皮は金色に見えなくもありません。
(2015年3月31日)
シナノゴールドを4等分に切ったもの。
(2015年3月31日)
もう1個のシナノゴールドを4等分に切ったもの。少し酸化された具合が金色に見えます。
(2015年4月1日)
シナノゴールドはチューリップむらさき種の鉢で発芽しなかったので、そこに置きました。
(2015年4月2日)
結局、環境が悪かったのかこのシナノゴールドの種は発芽しませんでした。2014年冬から2015年春にかけて行った14品種の発芽実験で、発芽したのはサンふじ(ちなみに「サンふじ」は太陽光「サン」に当たっている「ふじ」という意味です。)、およびサンふじと交配してある4品種(北斗、星の金貨、あいかの香り、トキ)、そして、サンジョナゴールド、紅玉、サン陸奥、金星の合計9品種でした。
2016年11月18日にスーパーからシナノゴールドを買ってきました。食べたあとに種を蒔きました。今度は発芽するはずです。
シナノゴールドを買ってきました。日光が当たっている側。
(2016年11月18日)
日光があまり当たっていない側。
(2016年11月18日)
梗窪(こうあ)側
(2016年11月18日)
萼窪(がくあ)側
(2016年11月18日)
蜜は入っていません。
(2016年11月18日)
果実半分に入っていた種6個。プランターの隅に置きました。
(2016年11月18日)
残り半分のりんごに入っていた種3個も同じ場所に置きました。
(2016年11月18日)
まとめ
2015年4月に蒔いた種は結局発芽しませんでした。そこで、2016年冬にリベンジです。4月に蒔くと寒さを経験できなかったから発芽しなかったのではないかという気がします。今回蒔いた種は発芽するにしても2017年になると思います。