カートリッジ(レコード針)の交換
Stylus / Phonograph Needle
1983年発売のTechnicsのレコードプレイヤー(クォーツ ダイレクトドライブ ターンテーブルシステム) SL-M1 を当時大学2年生の時に買いました。それ以来、2013年2月現在で約30年も経ってしまいました。当時からレコード針はMC-21をカートリッジごとつけて使っていました。最近、LPレコードを聴きたくなってレコード針を購入しようと思いました。インターネットで調べたところ、MC-21は現在製造していないということが判明しました。他のレコード針ではMC-21用のカートリッジと合わないので、カートリッジごと交換しなければなりません。対応モデルとして MP-110Hが同等モデルということでしたので、通販で購入しました。発注先はytvs-audioという横浜にある店です。カートリッジは以前のMC型に対してMM型でしたので、問題なく使用することができました。レコード針だけもう1本追加で購入して、合計14,175円、送料900円と代引き手数料420円で、合計15,540円でした。2月5日(月)の夜7時半頃に注文して、横浜から届いたのが9日(土)の昼前でした。
これで、昔よく聴いていたビートルズや中島みゆきのLPレコードを聴くことができます。やっぱり、LPレコード、中袋やジャケットには独特の香りがあり、アートワークも楽しむことができます。A面が終わったら裏返してB面と、CDにはない雰囲気があります。CDではA面の最後とB面の1曲目という概念はありませんが、LPレコードでは曲順もA面とB面で重要な意味があります。レコードが回っているところを見るだけでも楽しいですが、レコード特有の”プチ、プチ”というノイズにも味があります。さらに、私の場合はレコードの方が神経を集中して聴くことができるのが不思議です。たぶん、演奏が終わったら自分で針を上げないといつまでも回っているレコードプレイヤーを使っているから、演奏の終わりを注意しているからかもしれません。
1983年発売のTechnicsの SL-M1
(2013年2月9日)。
ストロボイルミネータとパイロットランプ
(2013年2月9日)。
MP-110Hそのままでは重さが足りなかったので、
前のカートリッジにつけていたシェルウェイト1枚
をMP-110Hに取り付けて、それから針圧値を
1.5gに調整しました。(2013年2月9日)。
針圧値を1.5gに調整しました。
(2013年2月9日)。
アンチスケーティングを針圧値と同じ1.5gに
しました。(2013年2月9日)。
トーンアームに取り付けたMP-110Hを
上から見た場合(2013年2月9日)。
45(ドーナツ盤)アダプタ
(2013年2月9日)。
ダストカバーを取り付けたSL-M1
(2013年2月9日)。
ダストカバーを取り付けたSL-M1
(2013年2月9日)。
今回のレコード針交換で、1960年代、1970年代、1980年代のLPレコードをまた久しぶりに引っ張り出して楽しむことができます。針とびもレコードの特徴ですね。英国のロックバンド、クィーンの”The Show Must Go On”という曲のエンディングはCD世代の若い人には意味がわからないかもしれませんが、レコード世代には針とびでリピートしていることをイメージして作られていることが容易に理解できます。
時代と逆行していますが、古き良きものはいつの世代も残っていって欲しいものです。Oldies But Goodies。